いつもは乾いていると感じるのですが、
今日は大気が湿っていると感じたサンクレメンテ。
サンオノフレではスーパーセッションでした。
これはリユニオン・ウエットスーツ主宰のりょうさん。
彼の信条はソウルグライドです。
すばらしいスタイルです。
キャッチサーフで波乗りを始めたばかりの子。
こうしていきなり乗れてしまう素直なボードっていいですね。
日がほとんど沈んでからパドルアウトした。
オディシーの7フィートモデルは、
ニーパドルができることを知っていましたか?
ものすごい浮力です。
フォードアーズの醍醐味は、
こうしてピークの後ろからシュートすること。
グラブレイルして、
波乗りにアクセントを加えました。
スープの後ろで体重をかけ続けることで、
セクションメイク率が上がります。
これは、こうしてスキー乗りもメイク。
ボードに乗り移るって、
簡単そうに見えて、なかなかむずかしかった。
すばらしいハンテンを見せるサーファーがいた!
Dセンパイのファンタジーハンテン&漢詩。
センパイ、これでまた29まれますね(^-^)
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先日カイくん(6歳)の
初サーフィン日に立ち会ったことはここで書きました。
http://blog.nakisurf.com/naki/archives/45431
お父さんは、
まっすぐではなく、横に滑っていったカイくんを見て、
「カイはバックサイドが得意なんだな」
とやたらと前向きで、得意顔だったが、
俺はブログに書いたように、
彼がボードの右側を踏む癖があることを見抜いていました。
2回目には俺のオディシー・スキッパー5’6″を
「これで安全に乗れますよ」
とお貸ししたが、
どうやってもボードの右側を踏んでしまうので、
カイくんにとって、
かなり不満が残るセッションだったようだ。
上手く乗れずに泣き顔になるカイくんと、
「どうして乗れなくなったのだろうか?」
と心配顔のお父さん。
「真ん中、センターラインに立てば全く問題がないのに」
それを言いたくて、そして教えたかったが、
何も言えなかった。
俺はいつもサーフィンを教える際には、
砂浜に線を引き、
生徒に疑似テイクオフをしてもらい、
両腕の真ん中に立てるのであれば合格。
でないと、
「片側に寄っているので真ん中に立ってみましょう」
と教えて、
砂浜で真ん中に立てるようになってからパドルアウトしています。
スタンスってとても大事なんですよ。
で、夏にサーフィンを始めた人特集として、
テイクオフ後のスタンス位置の見本を図にしてみました。
上記したように両足はセンターに、
そして前足はボードの中央に置くのが基本です。
車の運転で例えますと、
まっすぐ走るのがこれです。
さまざまなボードサイズだと、
スタンスの位置はこのように違うのですね。
そこで、
これをすこしいじって、
下の図は、
足をカイくんのように右側を踏んだ図です。
右を踏むと、
ボードは右側に曲がっていきます。
左を踏むと、左に曲がります。
サーフボードは車と違ってハンドルがないので、
このように舵を切るものなのです。
サーフィンの基礎シリーズ。
簡単ではありますが、
第一回、今日は終わります。
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新聞を読んでいたら、
波の写真に釘付けとなった。
この見出しには、
「(サッカーの)コンフェデレーションズカップ開催国ブラジルで、
波と遊ぶイタリアチーム」
とあった。
明日日本チームと対戦するチームです。
それにしても波があります。
この流れで遊べる体力があるのはすごいことです。
危険に見えますが、こうして波の正面であれば、
沖に戻る流れはないので、
波の中に吸われる心配はありませんね。
もしこの波に向かって正面から攻めて、
沖に出られるのだったら波乗りは簡単なんですけど。
今日もお越しくださってありがとうございました。
梅雨空ではありますが、
どうぞすばらしい日とされてください。
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