こんにちは、
そろそろお正月気分が薄れてきましたね。
寂しいけどまた来年楽しみましょう!
こちらは予想通り西北西うねりがやってきた。
この冬は、北うねりの当たり年らしい。
ということは、
日本が猛烈な寒気が襲ったのだろう。
イナリーズ。
それは長いバレルに入り、
今までのバレル記録を更新してしまった。
朝起きたときは、
こんなにすばらしい波に乗れるとは思っていなかったので、
人生はどうなるかわからない。
ここまでチューブが続く波は、
世界のどこを探してもないだろう。
ただし、ここはビーチブレイクなので、
うねりの角度が合っていて、
そして巨大過ぎず、
ものすごい強いうねりでないとこうはならないので、
この極上コンディションは年に数回といったところだろう。
一昨年(2011〜2012)は30年ぶりのハズレ年で、
ここまでいい波は一回たりともなかったという。
夜明けには、
カメラを持って泳いで波質とピークの動き方、
そして波のめくれ上がりを体感したのが結果となったのだろう。
上の写真でバレルの中からショルダー方面を見ると、
ここのパーフェクションがよくわかる。
しかも永遠に感じられるほど波が現れて続いていく。
最初にこの波を見たときは夢かと思ったほどで、
45〜60度角のうねりが、
ラップするように斜めの海岸線に沿ってブレイクしていく。
理論的にはわかるのだが、
実際にこういう地形と、
しかも冬のノースショアのうねりが入ってくるというのは、
理想を超えて神がかっていると感じてしまう。
しかし、上にも書いたけど、
ここを当てるのはじつにむずかしい。
へんぴな場所にあって、
四駆の車がないと入れないし、
ノースショアのサーファーにとって、
わざわざここまで来るのは賭けに近い。
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波待ちしているときにアンディ・アイアンズのことを思い出していた。
波がいいといつも真っ暗のときからサーフしていた。
「ナキ、ここはバックドアとキラのミックスなんだよ」
と教えてくれたのは今から9年も前の話だから時の経つのは早い。
そしてそのアンディはもういない。
https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/17298
でも今日の波を一番喜んでいたのは間違いなく彼だろう。
波が良かった日は、
こうしてさまざまなブイ情報を記録していく。
12フィート、11秒。
そして308度角なのですね。
午後は膝波ビーチハウスでサーフして、
カメラ片手に散策してみた。
このゲッコー(ヤモリ)はカメラのシャッター音が好きで、
カシャリカシャリという音に反応してうれしそうにポーズを変えていた。
それはまるでネコのフラッフィーか、
トップモデルのようでありました。
爬虫類でもこんなことがあるのですね。
今さっきインスタグラムにポストしました。
それではまた明日!
もっと大きくなればリリコイ岬ができそうです。
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