Catch Surf Odysea® Skipper Fish x JOB Pro 6’6″ Special Fins
West Canguu (secret)
.
チャングーのメインからさらにタナロット側に歩いていくと、
こんなパーフェクトブレイクがあった。
日本でもどこでもそうだが、
やはりメインを外れると人はいなくなる。
広々のんびり。
マンライづくしの予感だった。
ただ、ショアブレイク系なので、
ハワイのロッキーレフトそっくりの波質で、
これならノースショアと対等であります。
フルスピードで斜面を走る。
水滸伝内では、
「馬が駆けた」という北方謙三さん流の文体があるが、
まさにそれであった。
地形が岩棚なので、
パーフェクト波しかやって来ず、
最近流行のウエイブプールを連想する。
自然の波の不思議。
10時を過ぎると、
例によってサーマル風がやってくるが、
そんなことはお構いなしに波に乗る。
「無人はすてきだ!」
そんな特集号がサーフ雑誌にあってもいいのに。
2ラウンド目の私が上がって来る頃には、
陽は上にあり、
お腹と背中がくっつくという古風な表現になるほど、
メンバーは空腹となっていた。
バビグリンを食べに行きましょうということになり、
*バビグリン=豚を丸焼きにし、その各部位を使ったバリの伝統料理
そうやって、
点滅する信号の角のお店にやってくると、
こうして各部位がそれぞれの味付けになっていて、
女の子たちがさっさっという手つきで、
その各部位をご飯の上に乗せていく。
仕上がったのがこれで、
これに滋味深きスープが付き、
飲みものを入れて250円ぽっきり。
ローカルフードもやはりまたすてきでありました。
うれしくて河合さんとラカ法王にSMSを送ると、
それぞれ「らからか〜」とだとか、
「たんていです。」
といつものなつかしいフレーズが日本の各地から戻ってくるのでありました。
河合さんには、
私謹製の、
しかも世界一の品質として知られるEVOLVE製の、
ウナクネSX7会長機(累計3号)がお渡しされ、
この満面の笑顔がドリームレイバンの絵柄に映えていた。
それではSelamat Jalan!スラマッジャラン!
良い日に、そしてハッピーサーフで!!
◎