新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

虹を見ながら深夜フライトのち、コールとキャッチサーフ_「サンクレメンテが見渡せる夕陽が丘」近くのNAKISURFオフィスです_(なぜかゾロ目の2222文字_短編です)

深夜4時のロスアンジェルス上空。

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おはようございます。

深夜飛ぶ『レッドアイ・フライト』でカリフォルニア州にやってきました。

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出発前はこんな大きな虹が架かり、

さらにはガラガラの機内でゆったりフライト。

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誰もいないから通路でキャッチボールができそうだけど、

その相手もいませんでした。(冗談ですよ)

着陸の際の高度の変化でぺっしゃんこになった水のボトル。

体にもこのように負荷がかかっているわけですよね。

フライトは大変なんだなあ。

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到着後、すぐに弊社柳瀬とサンクレメンテの大好きな朝食カフェにやってきて、

ブレックファースト・ブリトーに

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俺は「ベジタブル・クレープ」を注文しました。

炒り卵、ピーマン、タマネギ、オリーブ、モッツレラチーズが入って、

フルーツカップが付いてきます。

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ダークローストのコーヒーをいただきながら

色々なことをミーティングしていた。

その後、コールに行き、こちらも色んなことを話しました。

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スリングショットの秘密、

ファイヤーブレード誕生まで、

現在世界選手権選考会コンテストで、

コロヘ・アンディーノがグラスホッパーに乗って勝ち進んでいること。

他にシェイプの色々、納期について、

仕上げの工場の問題について等々を話しました。

詳しくは後日各トピックを立ち上げて書き出しますね。

約束の時間が来たので、次はキャッチサーフに。

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キャッチサーフは先週フロリダで行われた

『サーフエキスポ2010』に初出展を果たしました。

そうしたらものすごい数の注文が入り、

工場員総出で製作が行われていた。

(キャッチサーフはMade in U.S.A.です)

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これはその大人気を率いるトップのビーター(Beater)のラックで、

こんなに大賑わい、このラックが3つもあったんですよ。

ここには仕上げ、プレスという作業場があったが、

そこで頑強なアメリカ人が真剣にスポンジボードを作っているというのは。

いささかアンバランスで、それがこのキャッチサーフの良さを物語っているのだろう。

などと、大音量でクイーンとナヴァーナの楽曲がかかった場所で思っていた。

写真も撮ったのですが、「この製作現場は内密にクダサイ」

とキャッチサーフ主宰のジョージに言われ、

ここでの掲載を控えますが、

なるほど2台あった大きなプレス機は特別製であることをにおわせていた。

キャッチサーフはあのモーリーブギーの祖、

トム・モーリーが製作監督ということもお伝えしておきますね。

そうだ、スタッフブログにもありましたが、

NAKISURFから「フィンボックスをFCSで」

という要望を出していたのですが、

「それが完成しました」

と大喜びのジョージ。

「それでサーフエキスポ2010に間に合ったのデス」

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と見せてくれたのは、

「普通に乗れるソフトボード」として人気のYクアッド。

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かなり精度の高いフィンボックスで、

『FCSフィン』ならどんなものもバッチリ装着できます。

写真でもおわかりですが、ボックスがボードより少々出っ張っていて、

それを指摘すると、

彼らは全くフラットバージョン(フラッシュ)と、

この出っ張ったバージョンの2つを製作して、

ライダーたちに目隠し、というかどっちがどっちかを知らせずに、

膝波、そして頭波でテストライドし、

どちらも同等、同速という結果を得て、

この強度、耐久性のより高い、

出っ張った方が採用されたという経緯だそうです。

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次にセールスマネジャーのジョエルが出してきたのが、

10’6″のSUP(タチアガリ)。

大人4人が一緒にサーフできるほどの幅と厚みの浮力モンスターであった。

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これもアメリカのSUP流行を受けて、大人気なのだそうです。

この柔らかなボードでSUPというのはある意味、王道なような気もします。

潤ちゃんいかがですか?

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純城が「マカプー用にフィンレス・ビーターを乗りたい」というので、

俺がピックアップしました。

『フィンレスビーター』はキャッチサーフの主役で、

ボディボードの手軽さと、サーフィンの醍醐味がミックスされた乗り味なんです。

それにサーフィン禁止の遊泳エリアでも波乗りができるというのだから、

家族で海水浴に行くときに持って行くと、

お父さんとお子さんが退屈しないで一日過ごせるのですね。

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「そんなこともアメリカで大人気となっている理由だろうな」

と思いながら、さまざまなブラッシュアップアイディアを出し合い、

予定の一時間を大きく過ぎてしまうミーティングでした。

R0017106キャッチサーフをお楽しみに。

ゆるさ、いや柔らかさが魅力のサーフボードなんですよ。

このNAKISURFのオフィスがアーバインからサンクレメンテに引っ越したので、

そこに行き、スタッフの色々の作業や仕組みを見て、

外に出ると、すごいサンセットとなりました。

社の前でカシャリ。

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みなさんもサンクレメンテにお越しの際はお寄りください。

コールまで8分、

キャッチサーフまで3分、

ロストまで10秒、

サーフプレスクリプションズ(DOC)まで45分、

AVISOサンクレメンテまで3分、

トレッスルズまで8分、

王子邸前まで7分、

という利便さです。

お越しの際はコーヒーでも飲んでいってください。

(コーヒーメーカーはあったかな?)

たくさんのサーフボードを在庫してもおります。

お越しの際はshop@nakisurf.comまでお知らせ下さい。

グーグルマップでご案内しますね。

そうだ、この「サンクレメンテが見渡せる夕陽が丘」までは5分なんです。

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さて、サンクレメンテの初日はこのように過ぎました。

これからドッキー夫妻とディナーです。

新型ボードや、レイル、フィンの考え方を聞いて勉強してこようと思っています。

どうぞみなさんもすばらしい土曜日をお過ごしくださいね。

今日もありがとうございます。

夕陽にもありがとう。

Mucho Aloha!