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【サーフィン研究所】黒潮町の逸波と四万十の仲間たち_(1331文字)

金剛福寺の手前に美しいビーチがあり、

その美しい波を初日に見た。

左手が岩場で、

きっと初級者の金山さんには危険かと思い、

別なビーチに行ったのだが、

今日は南東うねりでサイズも増している。

上から見ると、

太いうねりが波となって跳ねていた。

湾の中央付近で盛大に炸裂する波。

血が巡る。

体が熱くなった。

何度も書いてきているのだが、

48年も前のサーフボード・デザインで波に乗れるのは、

タイム・スリップしたような気がする。

朋輩うどんのマナブくんは、

この辺りでサーフしていることが多く、

地形や流れにとても詳しい。

タイラー・ウォーレンのドリーム・フィッシュで、

それは美しいラインを黒潮町の波に描いていた。

波質もピカイチで、

ピカピカのうれしい日。

Bonzer 1971

.

レフトに優れ、

ライトに長く、

日本ではあまり見ない波だった。

地元のサーファーも優しく、

他のブレイクのように

「あれはしてはいけません」

「これもだめです」

そんなことは一切言わずに、

焚き火をしながらサーファーたちの滑りを見ていたのが印象的だった。

おいしいもの研究家であるクルミちゃん。

「これがそのボンザーですね。かっこいい!」

そんなうれしいことを言ってくれた。

女性って、

こういうサーフボードのフォルムに興味がないのかと思っていました。

土佐清水の鹿島神社に行くと、

遊具がプラスされていた。

「金剛福寺は、
足摺岬の『補陀楽山』に嵯峨天皇の勅願として建立された」
「歴代天皇の祈願所である」

歴史ではそう伝えているけど、

元々の由来は、

「ここが観音菩薩が降り立つ山」

そのように空海が確かに感得したからに他ならない。

その夜明け側の浜が大岐の浜。

1600mもの長さの美しい白砂があり、

護岸など一切なく、

これこそが大自然からのお姿だという特S級ビーチです。

この金剛福寺の東にあるのがハイビスカス食堂。

あいにく営業していませんでしたが、

森ヤンとエミちゃんを探すのはいつものこと。

ちなみに森ヤンはベンチュラ・セイジの実兄です。

とても興味深いマナブくんの棚を通過しつつ、

今回の仲間でグループショット。

左から写真家山ちゃん、

前出のマナブくんとクルミちゃん、

淳子さんとナッキー。

美しい清水サバ手に感動しきり。

大好きな「あるね屋」に行くも、

遅い時間だったので、

目当ての魚がなかったが、

「かがみ魚」と書いてあるけど、

どう見てもカスミアジかGTである。

こんなのを釣りたい。

ちなみに魚名の下にある赤線は、

(今日獲れたて)という暗号です。

干し柿用の一皿。

500円。

大好きな中村温泉に行き、

水風呂5分を達成する。

「冬は水風呂フレンドリー」

そんな標語を得た。

「スサキのマルナカはさ、

22時閉店なので、

21時半に行くと、総菜が90%引きだよ」

そんなタヌ氏情報を信じて行ってみると、

9割引という激割引総菜は完売していたものの、

それでも800円の刺身盛りが160円なので、

これは8割引とわかった。

夜型にはお得な場所ですここは。

マルナカの駐車場には、

こんな狸系のステッカーを貼った車が駐まっていて、

こういうことも含めてタヌキに化かされているのではないか、

そんなことを思いながらキョロキョロしてしまった。

Happy Surfing!!