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【サーフィン研究所】啓示その後_カレンダーとベンチュラセイジの里帰りにデビルズ・ダンジョン再録_(1476文字)

昨日、

ここで啓示を受けたと書いたら、

鎌倉のしげるGARRさんから、

「まるでthe doorsだね」

そうメッセージが届き、

続いて、きんちゃんから

「魅惑的な作品で読む者を誘いながら、

“波に乗ることで得られる魂”という啓示を受けたよ。

なんだかひさしぶりに想像力が極限まで高まっちゃって、

やたらと元気が出た日でした。ありがとう」

こちらこそありがとうございます。

書いて良かった。

そらには下弦の月が浮かび、

じきに新しい月となる。

蠍座の月よさようなら。

そんな啓示作品を50点以上も集めて、

カレンダー3作を自主製作しました。

3作の詳しくはこちらをどうぞ!

コート紙135kg、

A3サイズの壁掛け版の波乗魂号二部(2種)、

そしてデスクトップ版です。

いろいろお得なご購入は、

こちらのページをご利用ください。

https://www.nakisurfshop.com/SHOP/30262/60543/list.html

私たちが作り込み、

胸を張ってみなさまにお届けするカレンダーです!

【2020 NAKISURF ORIGINAL CALENDAR】遂に到着しました★★★

【少し不思議な里帰り編】

なんと、

ベンチュラセイジが故郷の土佐に戻ってきた。

「ブルードラゴンで待ち合わせて再会する」

という高揚感たるや大きなものがあった。

ベンチュラセイジとは、

7年前にカリフォルニアで知り合った。

しかもこのブログの初期からの読者で、

私がデビルズ・ダンジョンでこの波に乗ったとき、

奥さんのチホちゃんがショップメールに連絡をくれた。

9年も前のことであります。

「サンタバーバラのリンコン岬の近くでワインの葡萄農園をするんです」

「へえ!」

「カレラ・ワインの意志を継ぎたいのです」

少しすると、

ベンチュラ郡の広大な土地でマスカット品種を作り始めた。

それで、ベンチュラ・セイジとあいなった。

本名は森本誠二。

彼たちとは、

リンタロウさんの

『インスピレーション』会場で初めてお会いして、

それからずっと交流を続けている。

コスタリカでは彼にサーフィン指導もした。

私はケイター・シェフということを時折しているのだが、

セイジ家族はその顧客でもあり、

彼の子どもたちキナちゃんとコータくんのシッターもしつつ、

叱咤激励もした。(笑)

「ぼくは土佐の出身なんですよ」

ずいぶん昔にそう聞いたが、

ここに来てみると、

偉人たまちゃんも、

しんじょうヤスくんもハイカラ・マコトくんも、

竜一くんもみんなセイジの友人だった。

タヌーマンでさえも須崎の人だと知っている。

私はアメリカに引っ越してきて26年間住み、

彼もアメリカにやって来て7年となる。

向こうで知り合って、

私が好きになった場所が、

彼の故郷だったという不思議。

なので、

海外生活のことを含めて、

少し不思議な里帰りと書いてみた。

こうしてふたりでここでサーフするのは感慨深いものがある。

デビルズ・ダンジョンから9年。

もう2か月で10年。

雪解け水が入るブルードラゴンは、

インサイドにいたくないほど冷たかった。

「冷やいき」

セイジは、

土佐弁の使い方を教えてくれ、

夢枕獏さんからは、

高知新聞の連載『白鯨』で、

土佐弁を教えてくれるのであった。

私はその冷やいショアブレイクで、

なるべく濡れないように、

もしかすると絶対に濡れないような、

しかもスリリングなラインを探していた。

セイジ家と、

ミラーに向けてジマンのカレンダーを託しました。

タイラー・ウォーレンの大ファンのチホちゃんは、

早速タイラーは何枚入っているか、

それがどの月なのかと確認していました。(笑)

【巻末リンク:その9年前のデビルズ・ダンジョン】

摩訶不思議のデビルズ・ダンジョンとBD3-bから得た空海的な澄感覚_(5132文字、中編です)

Happy Surfing!!