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【サーフィン研究所】体のタメ_東洋町の白浜と30年前の風景_スーダラ節_(1485文字)

サーフィンの研究をしている。

さきほどの研究は、

インサイド・レイルと右手の関係であり、

その角度に左肩を開くということがわかった。

プロ野球選手のスイングを見物すると、

どうやら打撃は、

タメという

「待ち」が重要だと分かった。

それは開きたい上体を制することであり、

それがターンに、

トリムに、

ひいてはサーフィンにつながることまで突きとめた。

良く晴れたので、

室戸岬から海岸線を北上してみた。

尾崎、

野根、

そして国道沿いが賑やかになったと思ったら生見だった。

以前、

生見にはプロ試験で訪れたことがある。

あれは30年も前なので、

景色はほとんど変わってしまっていた。

この防波堤もなかった。

碑もなかったが、

川と、

左に張り出した岬にかすかに面影があった。

あいにく、

波は小さかったが、

「白浜はハッピーサーフ場です」

サラちゃん(レキきんの妹)がそう言ったことを思いだした。

よし白浜もすぐそこだと、

向かうと、

なんと以前、

千葉公平さんと恵美さんたちで食事をした

感動的なこのお店が白浜にあった。

「ここだったのか!」

そう驚きつつ、ご連絡をさせていただいた。

生見や白浜って、

室戸からこんなにも近いのですね。

生見があれほど小さければ、

白浜はどこまでもフラットだった。

地形的には、

江の島東浜のようにメジャーうねり角度から影になっている。

けれど、

美しく、豊かな浜だ。

テトラなど入りませんように。

白浜には道の駅があり、

以前も何度もここに寄った記憶もある。

お刺身にしてくれて、

調理代が160円であり、

すると、

ご飯と味噌汁で合わせて380円だった。

そうか、380円がブームのようだ。

調査してみると、

スマカツオの切り身が380円で、

けれど、

鍋用のウマヅラハギは280円と、

その流行の380円ではなく、

マトウダイ大が2尾500円。

鯛が大小2尾でこちらも500円。

ハコエビもその値段で、

この道の駅は500円が流行していた。

アンコウはさすがに600円だったが、

こんな顔の魚を海底で見たらどう感じるのだろうか?

以前、

バリでウツボを見たときは、

怖ろしさで体が固まってしまったが、

きっとこのアンコウも同様なことになるのであろう。

帰り路には、

猿の群れに遭遇した。

河合さんによると、

近所でイノシシが罠にかかったという。

その捕えられた猪は、

ものすごい力で檻に突進してきて、

檻が壊れないかというほど驚いたと言っていた。

途中、

皆無だったコンビニエンス・ストア

『モンマート』でチョコレートを求めつつ、

オーナーであろう年配の女性に

「この辺りは変わりましたか?」

そう聞いてみると、

「ものすごく変わったわよ」

こちらの目をしっかり見て、

きっぱりそう言うのであった。

「どのように変わりましたか?」

「そうね、あなたたちのようなサーファーが来なくなったわよ」

「へー」

「前はサーファーでいっぱいだったのよここは」

前というのは、

私が初めて来た頃であろうと見当を付けたが、

あの当時は道の駅や他の商店がなかったから、

サーファーたちはここまでお弁当を買いに来ていたのだろう。

このモンマートが何か、

例えば『ストレッチ教室』や

『パワーアップ・テイクオフ教室』

などを随時開催し、

『旬の無農薬料理』などに特化していたら、

どうなっていたのかをしばし考えていた。

夜はたっぷりのポンカンを絞って、

クリームと和えて、

西山大地ポンカン・クリームを作った。

浦ノ内の冨永さんからいただいた

オーガニック・レモンのジャムを乗せていただくと、

ピカリとするほどうれしくなった。

ラジオでクレージーキャッツがかかっている。

Happy Surfing!!