室戸岬は暖かいので、
もう桜が満開になっている。
何の種かはわからないが、
たっぷりと咲き誇っている。
春のはじまり。
今日は、
海に光の路が出来て、
水平線の彼方で上に吸い込まれるような感覚となった。
右に見えるのがミニ・エボシ岩。
スカイアンドシー・ムロトと同じ稜線にあり、
小さな岬を形成している。
室戸岬の東海岸から西海岸に出て、
キラメッセ室戸に行った。
ここは、
室戸のみならず、
高知の食の殿堂であり、
隣にあるキッチンから名作の数々が生まれている。
室戸にいるときは、
しっちゅうやってくるスポットでもあります。
今日は、
西山大地産の金時を使ったスイートポテトをいただいたが、
ここまでおいしいものがあるのかと思い知らされた素朴なる逸品。
流行価格の380円。
私が小学生くらいにバレンタインはチョコだとされていたけど、
アメリカに住んで気がついたのは、
「チョコではない」
「女性から男性というより、男性から女性へというものである」
「もちろん、ホワイトデーも一切ない」
という事実。
もっと言うと、
クリスマスにフライドチキンを食べることは皆無で、
午後に誰もドーナッツを食べない(朝のみ)ということで、
日本と相違があるものだった。
日本はバレンタイン・デーというのは、
お菓子業界のものだが、
マーケティングというのは、
こうして世代をまたいで伝わっていくものだと、
毎年このチョコを見て実感するのであります。
室戸生まれのスーパースターといえば、
青空洋平くんだろうか。
先日は室戸体育館で、
NBAばりのバスケット・ボール能力をまざまざと見せてくれた。
その彼から
「室戸は揚げ物がうまいっす」と聞こえてきた。
なるほど、
こうして宝箱のようにおでん種が並んでいる。
私は千葉県銚子育ちなので、
嘉平屋のサツマ揚げを思い出しつつ、
ノザキと二階屋という駄菓子屋さんを思いだした。
十字屋も。
キラメッセの戦利品は、
この『ぽんかんロールケーキ』であり、
生乳だけでつくったクリームと、
キッチン謹製のシフォンケーキの内部で、
室戸のうまいものがまざりあい、
考えることすら失うほどおいしかった。
Dream Fish TW / 6’7″
.
Blue誌の巻頭コラム連載が始まって、
すでに10年くらい経つ。
来週に次号の締め切りがやってくるので、
何を書こうかと思案中である。
テトラや堤防の環境もの、
またはローカル問題ならいくらでも書けるのだが、
読者のエンターテイメントを考えると、
告発よりも愉楽を選ぶだろうし、
Blue誌の読者はオルタナティブなので、
そんなカービングのことも書こうか、
歴史ものとしようか、
そんなことを考えているだけで楽しい。
【ドラグラ・プロダクションズ】
ラカ法王の御料車はホンダ・サバット。
その新型が発売されるそうで、
DGP誌には表4で広告が入った。
法王のドライビング・テクニックは、
瀧朗の38倍(サーフィン研究所調べ)もあり、
湘南の狭い路をスイスイ走るサバット。
片瀬のタタミ屋の前も。
爽やかでかっこいい。
Happy Surfing!!
◎