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【サーフィン研究所】土佐春の啓示=宮澤賢治_土佐の友人たち_3月なりて_(1403文字)

青龍寺の海は、

何を伝えてこようとしているのだろうか。

または何を伝えてきたのだろうか?

宮澤賢治さんの

『春と修羅』の第二集を読んでいた。

1924年4月20日の詞が忘れられない。

東の雲ははやくも蜜のいろに燃え

丘はかれ草もまだらの雪も

あえかにうかびはじめまして

おぼろにつめたいあなたのよるは

もうこの山地のどの谷からも去らうとします

文章好きなものにとっては、

ここには魔力というか、

妖力がある言葉だらけで、

なんだかしみじみと感動してしまった。

94年前の奇跡。

4月20日、

彼のいた岩手は、

春がようやく始まったのだろう。

(賢治はこのとき、花巻農学校の教師をしていた)

それを土佐で考えると、

陽光は2月下旬にその重さを増した。

そしてこの口語詩を読み、

ちょうど今が、

岩手での4月20日だと感じた。

ということで、

冒頭が長くなりましたが、

令和2年3月となりました。

2020年の3月は、

世界中が新型コロナウイルスで大変なことになっていますが、

みなさんのご無事を祈りつつ、

自身も健康でありますように。

出発日の朝、

青龍寺の海は春となっていた。

このクラゲが泳ぎ、

何の幼魚かわからないが、

億単位で卵から還っていた。

このたくさんの新しい命を見ていたら、

また宮澤賢治の

『背中きらきら燦いて』

そんな言葉が浮かんでは降りかかってきた。

ご近所というか、

滞在させていただいていたガシラハウスより

250mお隣に森田さんご一家が住む。

彼一家はとても幸せに見える。

もし、

[ハッピー家族]という種目がオリンピックにあれば、

日本代表候補になれると信じている。

彼は漁師をされていて、

いつも「余計に獲れたき」と、

ありとあらゆるおいしいものを持ってきてくれる。

冬は鱸(すずき)が多く、

その身は刺身としゃぶしゃぶとなり、

骨や鰭や頭は、

煮付けと、

さらには味噌汁の出汁となる。

余すところがない美味なる食材だ。

出発前。

偉人タマちゃんが、

コーヒーを焙煎してくれ、

800g手に入れた。

これで当分大丈夫。

こちらは土佐市ハレタのスーパースター

『キタノノウエンのパパイヤtea』

大袋でゲットし、

春野で育ったスーパーフードを余すところなくいただきます。

こちらはその亜種というか、

銘品も得た。

奇跡の食べものを食べて、

サーフして、

考えて、文章を書いていく。

土佐でお世話になったみなさん、

ありがとう。

名前を全員出せませんが、記憶の限りここに。

ハイカラMのバレル

.

河合和尚(スカイアンドシー・ムロト)

青空洋平くん

徳増和也さん

レキくん一家

公平さん

恵美さん

ハイカラM

偉人タマちゃん

北野しんじょうヤスくん一家

宇賀くん

テッペイさん

川村さん

仁尾くん

のぞむくん(故人)

よっちゃん

消防士の人

しゅうくん

ベンチュラ・セイジ一家

公文潔くん

タヌーマン

イズミくん(ウナクネ)

竜一くん夫婦

朋輩うどん学くん一家

ポイくん

ジェイくん夫妻

瓢箪ヒトシくん

山本さん

Pラッピさん

アンジェロ

ターボーくん(マルヤ)

チエちゃん(ノスタル)

スーちゃん(タヌ・ビーチ)

伊東くん(タヌ・ビーチ)

森ヤン

ブッチさん(B&M)

ノブくん(ジェダイ)

中土佐の社長

ケンくん

とっしゃん

くるみちゃん

山ちゃん

大瀧さん

弘田三枝子さん

冨永さん

森田さん

金山さん

まだまだ数人いそうですが、

今日はここまでとします。

みなさん、

ありがとうございました!

またすぐにお会いしましょう〜。

Happy Surfing!!