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【サーフィン研究所】さよなら土佐高知_神代のタヌくんと大都会_1973年のサイダー_(1395文字)

土佐青龍寺のガシラハウスを後にすることになり、

今回のサーフボード群の記念撮影をした。

どれも全くの無傷で、

あれだけサーフしたのに自身も無傷なのは喜ばしい。

左から

キャッチサーフ・スキッパーフィッシュ6’0″ Quad

ボンザー1971 / 6’3″

タイラー・ウォーレン Dream Fish 6’5″

キャッチサーフ・スキッパーフィッシュ6’6″ Quad

キャッチサーフx DFW 7’6″ Single fin

キャッチサーフ オディシー・プランク 8’0″ Single fin

出発に際して、

ご近所の

——とはいっても600mも離れている——

冨永さんからハチミツを分けていただいた。

農薬などが1ミクロンもない地での花の蜜。

聞いただけでおいしそうである。

さらには、

「お弁当やで〜」

そう言って、

浦ノ内は下中山の冨永さん特製弁当をいただいた。

「なんだかナニ、

自分の子どもが帰るみたいやね〜。

さびしいからまたすぐ来てぇ〜」

ここで摘んだキャラブキをていねいにアク取りして、

それを豚肉で炊いたものや、

塩梅の良い玉子焼き、

浦ノ内のグレの煮魚、

そして炊き込みご飯の俵型おにぎり。

宇佐ショッピングセンターのチラシにも相まって、

視界が潤んでしまった。

大切な豚肉も使ってくれている。

お世辞抜きでおいしかったです。

お元気で〜!

帰りは、

高知市内でいくつかのお買いものを。

コロナ・ショックだろうが、

街は元気だった。

遠くにタヌキのポン太が見える。

誰を思いだしていたかは、

想像におまかせします。

どこで見ても『タヌくんの油』が人気である。

その効能は果てしないのに、

何一つも科学的に解明かつ、

証明できてないというのもタヌくんマーチャンダイズらしい。

「でも効くんだよね」

家庭の常備薬らしいです。

街に出たらもちろんカルディに寄ります。

蔦屋書店内も活気があったのは、

高知県はまだ感染者ゼロだからと言っていた。

少し前にこの紅茶の物語を手がけました。

題して、

『ジャンナッツ紅茶物語』

13編プラス別編の合計12500文字は、

薄い本が一冊出せる量です。

出版近し!?

こういう造型が大好きで、

とっても欲しくなった瞬間。

さて高知道に入り、

気持ち良く北上する。

寄り道もするので、

1000km弱の距離であります。

ここで「タヌくん注意」

の看板を見るのはいつものことだが、

案内看板もタヌ系で、

とすると、

じつに使い勝手が良い獣なのですねと、

タヌくんを讃えた。

鳴門大橋を越えると、

淡路島となる。

ちょうど昨夜、

腰越のしげるGerrさんが、

『近畿の五芒星』情報を送ってきてくれた。

ここにそのひとつ伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)があり、

神仏に詳しい京都酒蔵館の旦那に教えを乞うと、

「創建は、神代だと日本書紀にあるそうです」

そんなに古いとは!

淡路島はすごい。

龍のようでいて、

または、

初代ウルトラマンの

『亡霊怪獣 シーボーズ』のような雲が出た。

明石海峡大橋。

これを渡ると、大都会が見えた。

神戸に本州の本気を感じた瞬間でもありました。

四国と淡路島にあった樹木の森が、

コンクリートの森となっていった。

もっと走るぞ。

【おまけ】

1973年のサイダーのコマーシャルを見つけた。

ここには20歳ごろの風吹ジュンがいて、

楽曲から

「ジュワ—」とサイダーが弾ける音が聞こえてきた。

良い時代だった。

Happy Surfing!!