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【特大号:サーフィン研究所】冬旅修了報告_みんなでサーフィンを変えていく_フーディガイド#12!_(2899文字)

タキビパレスは、

玉前神社丘の上にあり、

そこで美しい桜を見た。

高速道の愉しみを経て、

ドラグラ会館に到着した。

法王に旅の無事を報告し、

鎌倉カルディで欲しかったものを得た。

高知店と鎌倉店では、

品揃えが違う。

そんな商品情報を知りながら見るのは楽しい。

鎌倉に行くと、

レンバイ*内に入るのはいつものこと。

(*鎌倉市農協連即売所)

逸品野菜を育てる加藤農園さんを探したが、

加藤さん日ではなかった。

詳しくは、

@katoyasai

をご覧いただきたい。

ここの干物は絶品であるが、

高知と鎌倉には確かな価格差があり、

さらには魚種も違った。

高知新聞は、

そんなことをレポートしてはいかがだろうか?

ハレタの土産品エリアには、

絶品土佐ジロー(鶏卵)を使ったお菓子が満開だった。

土佐では、

忘れられない波にも乗った。

気づいたことがあり、

長くなるが書いてみる。

人が波に乗ればサーファーとなる。

「波が来て、それに乗る」

サーファーは、

そんなシンプルなことに集中している。

けれど多くのブレイクでは、

サーファーたちは見回りをして、

全体主義でないサーファーを発見して、

即時または長期的に排除している。

まずは人への差別がある。

ブレイクから住んでいる距離が近ければ、

波乗り界では上流階級というあれだ。

さらにボードも差別し、

または嫉妬をする。

またはそれらが入り交じる。

あるサーファーからこう聞いた。

「僕は人より多くサーフできる環境です」

「そうだね」

「サーフィンのためにこの仕事を選びました」

「俺もそうだよ」

「なのに、陰で僕のことを悪く言われます」

「波乗りを多くしているから?」

「そうです。でもぼくはその分、みんなより貧乏しています。

「そうだよね。俺もそう(笑)」

「みんなは良い車に乗って、良い家に住んでいますが、僕はそれを羨んだことはありません」

「波乗りか生活、どちらに重きを置くのか、そういうことだ」

「そうです。けれど、波乗りを多くしているだけで悪く言われます」

「サーフィンのエンゲル係数だね」

「サーフィンを一生懸命やればやるほど、みんなと温度差が出ます」

「いいんじゃないの?気にしなければ」

「それが田舎なんです。陰口の人たちの拡散力というのがありますから」

「拡散すると?」

「嫌な思いをすることが多いです」

「——」

そんな人間関係なので、

お互いに疲れてしまっているようにも見える。

サーフィンは危険なものなので、

もし何かあったとき、

人と人の「連係」とか、

「統率力」というものが大切なのはわかる。

誰かに何かあれば、

全力で助けに行くのはビジターもローカルも変わらないのに、

それが信用ならないのか、

こちらにいろいろなことを言ってきて、

統制しようとしているように見える。

私は人生をかけて、

さまざまなところでサーフしてきた。

例えば、

波の大きなある日には、

「ノースショアのサンセットのウエストピーク日と、

同じような流れとピークの連なり」

その法則で行動する→正しい

その法則で行動する→波にやられる

ということがわかる。

波にやられると、

「なぜだ?」

そう学習し、

次の機会へつなげている。

「やられる」

というのは、

自分の力ではどうにもならないほど、

押しつけられ、

流され、

沈められることだ。

私だけではなく、

サーフィンはそんな繰り返しだと思う。

経験を活かし、

それを織り交ぜていく。

それがサーフ歴となる。

けれど各地では、

知らない顔=ダメなサーファー

そんなレッテルを貼られ、

さまざまなことに文句を言われる。

先日は黒潮町でマルヤとノスタルをはしごし、

最高の夜を過ごした。

翌日は、

20cm程度の波高で、寒い雨の朝となった。

黒潮町はいいなぁ、

すてきだと、

楽しくサーフしていた。

(サーフというよりはスキムボードの感覚だった)

すると、

私のところにある人(名を伏せる)がわざわざやってきて、

「お前は、きちんとローカルをリスペクトしなさい」

そう諭してきた。

初対面の人に向かって、

「私を尊敬しなさい」

そんなこと、

天皇でも言わないと思う。

ドラえもんのジャイアン並である。

「あなたは何ものですか?」

そう言い返そうと思ったけど、

話しても無駄だと思い、

次に来た波にさっと乗って上がってしまった。

車もきちんと、

地元の人に聞いて、

しかも離れたところに駐車したのに何が問題だったのだろうか?

車に戻ると、

他のローカルが待ち構えていて、

そっと教えてくれたのは、

「あの人は大物キラーです」

そんなこと。

彼は、

数年前にカリフォルニアのグレイト・サーファーに難癖付けて、

私のように嫌な気持ちにさせて海から上げさせたという。

それを彼は「戦果」だと吹聴(ふいちょう)して、

それが偉いと思って、

楽しいのか、

何度もそうしてサーファーを海から上げさせたり、

言いなりにさせているという。

彼の息子も親の威光を使って、

他者に同じことをしているとも聞いた。

その流れで私に言い寄ってきたのだと推察されたのだが、

普通に生きていて、

なかなかこんなことはない。

サーフィンしていると、

なぜかこんなことが常について回る。

もっと言うと、日本だけだ。

ただ例外もあって、

各地のハッピー・サーフ・ビーチでは、

「みんなニコニコ、いつもニコニコ」

ということもある。

似ているのが、

あなたが温泉に入っているとしよう。

しかも公の温泉だ。

そんなとき、

地元の人が入るから場所を空けろとか、

入るなとか言われたことがあるか?

ない。

決してない。

けれど、サーフィンはある。

変だと思う。

自分の時間を使って、

大好きな海に来て、

きちんと波に乗ることができるマナーもあって、

神仏を尊び、

朝陽に拝んでも、

何をしても文句を言われる。

「知らない顔が嫌い」

そんなことはわかるが、

そういうことは言わないのが人間社会なのに…。

「自由な日を待つ少数派の令和2年」

そうここに記しておく。

ペンは強い。

[こんな目に遭う人、遭った人へ]

もしこんなことで、

嫌な気持ちになるのなら訴訟した方がいいです。

これはアメリカ式ですが、

まずは良い弁護士を探しましょう。

あとは、

時間がかかってしまいますが、

何が問題なのかを法廷で話せたらいいですね。

そうすれば、

どんなに無頼でもわかると思う。

みんなニコニコ、

安全で楽しく、

極まったサーフィンができますように。

#みんなでサーフィンを変えていく

【お知らせ:8ホテル】

旅の行き帰りに8ホテル(藤沢)に行く。

ここでは、

『ホテル周辺レストランについて』

を河合曾良、

または宝井其角のように記述しているのであります。

食べて書きました。

本日より8ホテルのフロント横のラックに並んでおりますので、

もしご興味がある方、

連載をお待ちだった方は、

お手に取っていただけたらと思います。

ラックに見えなければ、

フロントの方に『フーディガイド』はありますか?

そう聞いてみてください。

今号は

『多国籍アペタイザーとアントレの、ジグザグ打線の至福』

そんな題名です。

遠方の方は8ホテル公式HPでごらんになってください。

https://ameblo.jp/8hotel-foodie/entry-12577678967.html

Happy Surfing!!