数日前の関東・東海の海水温状況を見ると、
なぜここ(千葉北)が冷水なのかがよくわかる。
湘南以南は暖かく、
伊豆の石廊崎は温水プール並だ。
全国で見ると、
こうなっているが、
どうも正確だと思えない。
なぜならこのグラフだと、
千葉沿岸が23度近くある。
(実際には19〜20度)
表面水温だけではなく、
海洋の温度も混同しているのだろうか。
目安としてご覧になってください。
先週くらいから、
ジェフリーズから北に向けて砂の堆積がすごく、
今まで護岸にぶち当たっていたショアブレイクは、
正当なる砂浜となった。
安全かつ、
元々あった自然なる海岸が戻ってきたのは、
人口的な理由がある。
それは、
勝浦港沖に集まった推砂というのがあり、
それらはこの冬で、
一宮海水浴場に海の家広場というのがあるが、
その敷地内に4つ、
ピラミッドのように積まれていた。
で、
数週間前からユンボ(油圧ショベル)で、
その砂山を海に戻したからだ。
この砂浜は、
きっとテンポラリーなものだろうけど、
10年前の砂浜に戻っている。
護岸がなければ、
広く美しい海岸だったが、
護岸という嘘言で、
コンクリートがみっしりと砂浜に入れられた。
必要のない人工物をどうしても、
どんなことをしても入れたがるのは、
誰かが大きな利益を得るからに他ならない。
津波対策だと言うが、
津波は波ではなく、
海面の盛り上がりなので、
こんな突起物などは軽々と超えていくのを知っているのに、
さぞかしこの消波ブロックが、
その名の通り、
波を吸収するかのような印象を与えている。
こうやって、
国民は行政より「護岸=安全」、
または「護岸=防備」というプロパガンダに似た、
間違った刷り込みに操られている。
このブロックはいくらするのか、
この長い九十九里の砂浜にくまなく護岸する愚業。
費用はもちろん税金、
しかも驚くほどの大金なので、
国民はもう一度このことについて考えるといいのだが、
例によって、
あまり意味のないことになる恐れがこの国にはある。
沖縄辺野古もそうだし、
こんな例は枚挙にいとまがない。
さて、
砂が戻ったスネーク付近。
ここは一宮の秘境でもある。
この新砂によって波質がかなり良く、
サーフボードが7フィート以上あれば、
50〜100m程度のロング・ライドができる。
この日の水温は15度。
まあいわゆるフルスーツ日なのだが、
あえてトランクスでやって自身を鍛えた。
この一週間での海水温は、
14度〜22度とめまぐるしい。
Catch Surf ®ODYSEA Plank 8’0″
.
これは別日。
キャッチサーフの8フィート。
サーフィンの骨格は滑走であり、
スリル、
フリクションでもあり、
そして海で遊ぶということだ。
どれが欠けてもサーフィンと言うのが不思議だが、
そんなことを考えさせてくれるのもサーフィンなのだろう。
二郎くんと太郎くんが一緒に波に乗った。
テイクオフがおぼつかないジローの笑顔が良いし、
タローの優しく、
落ち着き払った所作もすてきな瞬間であり、
さらに書くと、
パドルアウトしているマグヤンがそれを見届けるという、
「遊びの一体感」
というサーフィンの愉しさがこの画像には詰まっている。
昨日すばらしい物語を書いてくれた二郎くんが、
父ちゃんとお兄ちゃんをNAKISURFに連れてきてくれました。
なぜそういう視点になるのかというと、
二郎くんは自身の物語の原稿料で、
父ちゃんがサーフボードを買うのを補助したからです。
二郎くんの原稿料はマンガ一冊なので、
NAKISURFは500円の割引をしました。
父ちゃんは「二郎、すごいぞ」と大喜びです。
「うわ!ワックスを塗ると、
キャッチサーフのロゴが浮かび上がってきました!」
「すごい〜。フシギ〜」
二郎くんも大喜び。
そして太郎くんも自分が乗れるボードが増えるのは、
とてもうれしいようです。
「ぼくは父ちゃんを幸せにするんだ」
二郎くんはそう言います。
彼の優しさは、
周りを優しい気持ちにさせます。
コロナ禍で、
父ちゃんの仕事がなくなってしまったときも、
そんな大人の不安がわかるのか、
こんなカードを作って父ちゃんをなぐさめました。
小学二年生(当時)の、
あまりの優しさに心を打たれた父ちゃんは、
木工のプロになろうと、
限りなき前進の誓いをラカ法王に向け、
星飛雄馬のような眼幅の涙を流しました。
(詳しくは巻末リンクへ)
父ちゃんは、
木工のプロですが、
音楽に精通していて、
イベント大好きな個性派な人です。
波乗りも大好きで、
子どもたちのことも大好き。
今日も学校帰りに待ち伏せして、
二郎と太郎を連れてジェフリーズにやってくる。
そんな毎日は悪くはない。
室戸スカシーカフェでは、
シイラ祭と共にあって、
シイラを使ったメニューが登場しています。
ハワイではマヒマヒという魚で、
高級魚であるシイラ。
日本では、
印象が良くないようで、
驚くほどおいしいのが安価で売られている。
その魚界の誤解を解くべく、
室戸岬に登場したシイラは、
料理長のタケちゃんと、
陰陽道一筋ゾラやんが工夫して、
『シイラのフォー』を完成させました。
詳しくは、
インスタグラムでどうぞ!
@sky_and_sea_muroto
□
【巻末リンク:二郎くんが父ちゃんに手紙を書いた日】
Happy Surfing and Happy Life Style!!
◎