新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

【サーフィン研究所特大号】水温の激的な温度差&千葉北護岸悲哀_タローくんとジロ—くんの優しさ_(2169文字)

 

数日前の関東・東海の海水温状況を見ると、

なぜここ(千葉北)が冷水なのかがよくわかる。

湘南以南は暖かく、

伊豆の石廊崎は温水プール並だ。

全国で見ると、

こうなっているが、

どうも正確だと思えない。

なぜならこのグラフだと、

千葉沿岸が23度近くある。

(実際には19〜20度)

表面水温だけではなく、

海洋の温度も混同しているのだろうか。

目安としてご覧になってください。

先週くらいから、

ジェフリーズから北に向けて砂の堆積がすごく、

今まで護岸にぶち当たっていたショアブレイクは、

正当なる砂浜となった。

安全かつ、

元々あった自然なる海岸が戻ってきたのは、

人口的な理由がある。

それは、

勝浦港沖に集まった推砂というのがあり、

それらはこの冬で、

一宮海水浴場に海の家広場というのがあるが、

その敷地内に4つ、

ピラミッドのように積まれていた。

で、

数週間前からユンボ(油圧ショベル)で、

その砂山を海に戻したからだ。

この砂浜は、

きっとテンポラリーなものだろうけど、

10年前の砂浜に戻っている。

護岸がなければ、

広く美しい海岸だったが、

護岸という嘘言で、

コンクリートがみっしりと砂浜に入れられた。

必要のない人工物をどうしても、

どんなことをしても入れたがるのは、

誰かが大きな利益を得るからに他ならない。

津波対策だと言うが、

津波は波ではなく、

海面の盛り上がりなので、

こんな突起物などは軽々と超えていくのを知っているのに、

さぞかしこの消波ブロックが、

その名の通り、

波を吸収するかのような印象を与えている。

こうやって、

国民は行政より「護岸=安全」、

または「護岸=防備」というプロパガンダに似た、

間違った刷り込みに操られている。

このブロックはいくらするのか、

この長い九十九里の砂浜にくまなく護岸する愚業。

費用はもちろん税金、

しかも驚くほどの大金なので、

国民はもう一度このことについて考えるといいのだが、

例によって、

あまり意味のないことになる恐れがこの国にはある。

沖縄辺野古もそうだし、

こんな例は枚挙にいとまがない。

さて、

砂が戻ったスネーク付近。

ここは一宮の秘境でもある。

この新砂によって波質がかなり良く、

サーフボードが7フィート以上あれば、

50〜100m程度のロング・ライドができる。

この日の水温は15度。

まあいわゆるフルスーツ日なのだが、

あえてトランクスでやって自身を鍛えた。

この一週間での海水温は、

14度〜22度とめまぐるしい。

Catch Surf ®ODYSEA Plank 8’0″

.

これは別日。

キャッチサーフの8フィート。

サーフィンの骨格は滑走であり、

スリル、

フリクションでもあり、

そして海で遊ぶということだ。

どれが欠けてもサーフィンと言うのが不思議だが、

そんなことを考えさせてくれるのもサーフィンなのだろう。

二郎くんと太郎くんが一緒に波に乗った。

テイクオフがおぼつかないジローの笑顔が良いし、

タローの優しく、

落ち着き払った所作もすてきな瞬間であり、

さらに書くと、

パドルアウトしているマグヤンがそれを見届けるという、

「遊びの一体感」

というサーフィンの愉しさがこの画像には詰まっている。

昨日すばらしい物語を書いてくれた二郎くんが、

父ちゃんとお兄ちゃんをNAKISURFに連れてきてくれました。

なぜそういう視点になるのかというと、

二郎くんは自身の物語の原稿料で、

父ちゃんがサーフボードを買うのを補助したからです。

二郎くんの原稿料はマンガ一冊なので、

NAKISURFは500円の割引をしました。

父ちゃんは「二郎、すごいぞ」と大喜びです。

「うわ!ワックスを塗ると、

キャッチサーフのロゴが浮かび上がってきました!」

「すごい〜。フシギ〜」

二郎くんも大喜び。

そして太郎くんも自分が乗れるボードが増えるのは、

とてもうれしいようです。

「ぼくは父ちゃんを幸せにするんだ」

二郎くんはそう言います。

彼の優しさは、

周りを優しい気持ちにさせます。

コロナ禍で、

父ちゃんの仕事がなくなってしまったときも、

そんな大人の不安がわかるのか、

こんなカードを作って父ちゃんをなぐさめました。

小学二年生(当時)の、

あまりの優しさに心を打たれた父ちゃんは、

木工のプロになろうと、

限りなき前進の誓いをラカ法王に向け、

星飛雄馬のような眼幅の涙を流しました。

(詳しくは巻末リンクへ)

父ちゃんは、

木工のプロですが、

音楽に精通していて、

イベント大好きな個性派な人です。

波乗りも大好きで、

子どもたちのことも大好き。

今日も学校帰りに待ち伏せして、

二郎と太郎を連れてジェフリーズにやってくる。

そんな毎日は悪くはない。

室戸スカシーカフェでは、

シイラ祭と共にあって、

シイラを使ったメニューが登場しています。

ハワイではマヒマヒという魚で、

高級魚であるシイラ。

日本では、

印象が良くないようで、

驚くほどおいしいのが安価で売られている。

その魚界の誤解を解くべく、

室戸岬に登場したシイラは、

料理長のタケちゃんと、

陰陽道一筋ゾラやんが工夫して、

『シイラのフォー』を完成させました。

詳しくは、

インスタグラムでどうぞ!

@sky_and_sea_muroto

【巻末リンク:二郎くんが父ちゃんに手紙を書いた日】

【サーフィン研究所】お待たせしました!ジロー特集〜_タイラー・ウォーレン『ワン・オフ』の不思議_(1809文字)

Happy Surfing and Happy Life Style!!