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naki's blog

【サーフィン研究所】土佐は鬼の国!?_蔵ラウンジ_(1161文字)

Catch Surf® Skipper Fish Ⅵ 6’0″

Nakisurf Original Twin + Vektor VMK

at Misakimachi, Tosa

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「土佐は鬼国に候」

これは、

1000年ほど前から続く言い伝えである。

その当時は、

道路などはない時代だ。

もし徳島から南の土佐(高知)へ向かおうとするのなら、

海岸線は断崖絶壁が続くため、

なんびとたりとも行けなかったという。

他のルートは山だろうか。

不思議なことに谷は南北にはひとつも走ってはおらず、

土佐に近づくためには尾根伝いに行かねばならない。

けれど、

山は(今も)密林であり、

陸路で室戸に行くというのは、

獣の襲来、

落石、

斧術、

体術、

耐久力等々、

それら全てを持ち合わせていないと、

考えられないものだっただろう。

人ならば、である。

阿波(徳島)の人は、

土佐を見て、

「きっと鬼が住んでいるのだろう」

畏怖するような気持ちが、

今も言い伝えとして残っているのだろう。

そういえば、

徳島から戻って来る際に、

夫婦岩が何かの結界(違う世界の門)だと感じたが、

道路は続いているので、

そのままその結界を越えて海沿いを走っていくと、

龍に見える雲が海の上に浮いていた。

土佐の鬼は歓迎してくれていたのか、

もしかすると、

自分の守護が龍なのではないかと自惚れた。(笑)

その室戸岬の先端より、

およそ5km北に杉尾神社があり、

その神社横にスカイアンドシー・ムロトがある。

浜までは、

徒歩3分くらいだろうか。

放射冷却で寒い朝は、

浜まで行けば水平線が広々と見渡せ、

たいていはこんなダルマ朝陽が見られる。

やはり大気の透明度がダルマ形成には大切で、

前回も見た(巻末リンク*2を参照ください)ので、

これでダルマの両目に目が入った。

そのスカイアンドシー・ムロトでは、

来たる2021版というか、

明治から現存している蔵を改装して、

蔵ラウンジをオープンします。

元々の仮称は、

蔵シャンパン・バーであり、

短くなって蔵バーとしたが、

このコロナ禍ということもあり、

サービスを省略することで、

最終的には「蔵ラウンジ」という名前となりました。

どうぞよろしくお願いします。

きっとたいていは、

仲間や大好きな人たちと、

酒を片手にぼそぼそやったり、

音楽を聞いたり、

こころを開く場所になるのだろう。

河合館長、

おめでとうございます!

そんな祝いごとがあり、

さきほどの蔵ラウンジ画像を良く見ると、

龍の目が映っていた。

これは冒頭に書いた

「結界を越えて見た龍の雲」

と同じような顔つきに再度驚き、

やはり室戸はとても不思議だと再確認してしまった。

【巻末リンク:渾身カレンダー5種、発送準備完了】

【巻末リンク*2:ダルマ朝陽とは?】

【サーフィン研究所】華厳宗_最強スマイリー_またたび酒にオリジナル・カセットレーベル_(1477文字)

【巻末リンク*3:世界ジオパーク会場スカシー】

【サーフィン研究所】落として張りつけ_室戸ジオパークさんとトークセッション_海岸保全の未来について_(1728文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyle!!