Tyler Warren “The One Off 2+1” 6’5″
Greenough Center 8″+Vektor VMK
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最近というか、
サーフィンを始めてから、
このハイラインの位置を求め続けてきた。
波トップのエッジにテイルを合わせて、
そこから足首を落とす。
それだけだが、
どんなパンプより速度が出る。
これは瞬時に高速になる便利なターンで、
タイちゃん(タイラー・ウォーレン)と話していたときもこの話題になった。
「波壁が切り立つまでストールして待つ」
彼はそんなことを言っていた。
合わせて降りる。
「波を滑る」
そんなサーフィンの原風景。
速度が出ると、
次はボトムターンが迫ってくる。
この魅力を話すと長くなるので、
蔵ラウンジあたりで話したいことのひとつだ。
河合館長なら聞いてくれるだろう。
この蔵ラウンジでの時間が、
サーフィンが説話となり、
あらゆる観念が充満して壮大なものとなる。
サーフィンそのものが宇宙であり、
視点であり、
その魅力を想えば想うほど、
無限に膨張していく。
良く晴れて、
暖かい日が続いているが、
来週は冬型の気圧配置だという。
気温一桁のシングル突入だろう。
西高東低。
さて、
どんな波がやってくるのだろう。
タイトルに「随筆」と書いたが、
ただそう表記したかっただけだ。
エッセーでもいいのだけど、
昭和クラシックという文体に出会ったので、
その余韻からそう書いてしまったのかもしれない。
Sunrise at Misakimachi, Muroto
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【巻末リンク:ハイラインについて。5年前】
【巻末リンク*2:今見ると…】
【巻末リンク*3:不人気だったオオサバ先生】
Happy Surfing and Happy Lifestyle!!
◎