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【サーフィン研究所】随筆:ハイラインと膨張する意識_(747文字)

Tyler Warren “The One Off 2+1” 6’5″

Greenough Center 8″+Vektor VMK

.

最近というか、

サーフィンを始めてから、

このハイラインの位置を求め続けてきた。

波トップのエッジにテイルを合わせて、

そこから足首を落とす。

それだけだが、

どんなパンプより速度が出る。

これは瞬時に高速になる便利なターンで、

タイちゃん(タイラー・ウォーレン)と話していたときもこの話題になった。

「波壁が切り立つまでストールして待つ」

彼はそんなことを言っていた。

合わせて降りる。

「波を滑る」

そんなサーフィンの原風景。

速度が出ると、

次はボトムターンが迫ってくる。

この魅力を話すと長くなるので、

蔵ラウンジあたりで話したいことのひとつだ。

河合館長なら聞いてくれるだろう。

この蔵ラウンジでの時間が、

サーフィンが説話となり、

あらゆる観念が充満して壮大なものとなる。

サーフィンそのものが宇宙であり、

視点であり、

その魅力を想えば想うほど、

無限に膨張していく。

良く晴れて、

暖かい日が続いているが、

来週は冬型の気圧配置だという。

気温一桁のシングル突入だろう。

西高東低。

さて、

どんな波がやってくるのだろう。

タイトルに「随筆」と書いたが、

ただそう表記したかっただけだ。

エッセーでもいいのだけど、

昭和クラシックという文体に出会ったので、

その余韻からそう書いてしまったのかもしれない。

Sunrise at Misakimachi, Muroto

【巻末リンク:ハイラインについて。5年前】

50年_そして人生で1番のハイライン・グライド_(784文字)

【巻末リンク*2:今見ると…】

【サーフィン研究所:SR三部作最終編】この次はモアベターよ_(2259文字)

【巻末リンク*3:不人気だったオオサバ先生】

蘇る金鯖 野望篇_(1134文字)【ドラグラ・プロダクションズ製作】

Happy Surfing and Happy Lifestyle!!