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naki's blog

【サーフィン研究所新作】1970年代のアイパ・スティング・アップデート再現_(1387文字)

くもり、時々晴れ。

昨日は夏日だったのかな、

日焼けが痛い。

奄美のハンドメイド・マーケットというのが本日開催されていて、

赤尾木でたかしくんが主宰する「Cafe わくわく」で、

黒ビールケーキなどを出店しているというので、

行こうかと思ったけど、

完全予約制で、

全ての時間が満席となっていた。

さてさて、

千葉の前田博士より、

ニューボードのニュースが届いている。

ベン・アイパが亡くなってしまった。

アイパで思いだしたのが、

1980年代にベンの息子アキラが、

部原に持ってきた5’10″のスティンガーのこと。

Takibi God at Hebara (Buba-raca)

.

アキラのスティンガーは、

名作『スティング』の最新モデルで、

父ベンが削ったという。

どれどれと、

乗らせてもらうと、

マジックボードそのものだった。

結局アキラがハワイに戻るときに、

このボードは私のものになった。

心に焼き付くようなベン・アイパのシェイプだった。

で、

今回はベンがいなくなって、

私たちサーフィン研究所のサーフボード博士である前田くんが、

シェイパーとして、

サーフボード・デザイナーとして、

相当の喪失感を抱いていた。

相当なものだったようで、

上に書いたことを一言も伝えていないのに、

私に向けてスティングを製作するという。

もはやこれは必然なのだろうとすら思った。

6’2″ x 21” x 2-1/2”

以下、

前田博士の言葉である。

「アウトラインに合わせたロッカーとし、

外観は1970年代風としました」

「ベンのオリジナルはステップボトムですが、

現代風に効果的にアップデートして、

薄いシングル・コンケイブからのVeeにしました」

「これはウィング付近で、

Veeに切り替わるので、

シングルフィンを主軸にレイルと合致し、

高速でドライブするデザイン・メソッドとなります」

「テーパー・レイルは、

ターンでの波へのフィット感が抜群です。

ウィングからテイルまでのストレイトなアウトラインは、

高速直進性があります」

「また、

レイル、

アウトライン、

エッジ、

コンケイブ、

フィン全てを使って、

いわゆるボード全体でターンした際の感覚は、

かつてなかったというか、

レトロボードの真骨頂とモダンデザインの融合ですらあると思います」

「ボードカラーは、

オリジナルを参考にさせていただき、

レジンカラー(ティント、ピグメント)ではなく、

あえてエア・ブラシで仕上げました」

”後半から細くなるフリーハンドのピンライン”

そんなレトロ感も加えて表現しました。

経年変化で焼けたようなフォーム色と、

レジン・カラーをムラっけたっぷりに再現してみました」

「デッキは少し濃い色とし、

ボトムはさらに焼けたように薄くし、

さらにぼんやりと仕上げました」

「ラミネートは、

クラシックな6ozクロスで、

ボトム1層、

デッキは6ozパッチ、

さらにオーバーラップも6ozとし、

結果6x6x6の18オンスで重量感も達成しました。

リーシュCupは、

カリフォルニアのファクトリーで見つけたレトロ品を埋め込みました」

ああ!

完成が待ち遠しいボードとなって、

こうなったらタキビ神にタイムマシン効果がある

「タキビ詞(詩)」を教えていただきたいとさえ感じた天皇誕生日です。

【タキビ詞について】

【naki’sコラム】vol.65 落語『夢の中の酒』_(3838文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyle!!