沖縄での新生活が始まった。
出発前のメインビーチ(奄美)は、
サーファーたちがすばらしい波に集まっていた。
中でも勇生くんが、
娘を連れて浜でのんびりしていたのが印象的だった。
彼もまたすばらしいオーシャンマンで、
そして家族を大切にする熱い男であるのだった。
文体が少年漫画のネームのようになった。(笑)
空港までは路線バスで向かったが、
最初から最後まで乗客はおらず、
これで経営が成り立つのか心配になった。
用安から空港まで360円。
プロペラ機。
北風強風日だったので、
離陸時は墜落したかと思うほど揺れた。
かなり昔のことになるが、
マット・アーチボルドと種子島に行ったときもこのくらい揺れたことを思いだした。
(巻末リンクを参照ください)
昨日のブレイクだが、
ダニーの修行項目は
『ロングボード』だった。
マスター・ダニーのフィン・ファースト・テイクオフ。
グレイトサーファーのかたまりである。
Photo by happysurfingokinawa.com
@happysurfingokinawa
.
マスターが力説するのは、
「こういう波の日は、
大きなボードでしっかりとターンをする。
そんなことに留意すると、サーフィンがとても上手になるよ」
ショートボードで乗れる波を待っていても、
速度が出ないので、
ターンの練習ができないという。
これは今まで私が提唱してきたことと同じなので、
そんなことにもうれしくなった。
Catch Surf® Skipper Fish Ⅵ 6’0″
Nakisurf Original Twin + Vektor VMK
.
出発前の奄美の水温が22度だった。
沖縄の水温も同じくらいなので、
トランクスにタッパ、
またはスプリング・スーツがあればサーフできる。
気温も同じくらいなので、
内地で言うところの初夏の候であろうか。
奄美の名瀬北側に、
「カツオノボリが出てるとおいしいカツオがあるよ〜」
そんなことを緑くんから昔に聞いたことがある。
「まだあるの?」
そう聞いてみると、
「まだありますよ〜」
そんなことになって行ってみると、
ありました!
しかもカツオはカツオでも今まで食べたことがないほど、
味が濃いことに驚かさせられる。
詳しい人に聞くと、
「宝勢丸だけが狙っているタナ(水深)があるらしいです」
そんなことだという。
刺身一切れでお茶碗だったら1杯食べられるほどで、
初日は高校生のようにワシワシと食べ、
胃の中をみっちりとさせて、
少しのあいだ動けなくなった。
カツオが上がると、
地元の人もひっきりなしにやってくる。
私のお薦めは「切り落とし」で、
日によって違うが、
200円か300円で食べきれないほどおいしいカツオの刺身が食べられる。
これは別日で、
この日はふんぱつして、
横にある同経営の食堂でホウセイ丼というのをいただいた。
コロナ禍であまりオープンしていなかったので、
営業しているのはめずらしいという。
カツオとシビ(マグロ)、
海藻と山芋とオクラがのって620円。
すばらしいパワーランチだったことを沖縄の空の下から思い出し、
ダニー師範に自慢するのでありました。
ごちそうさまでした。
□
【巻末リンク:17年前の種子島】
【特別リンク:ウイスキー】
Happy Surfing and Happy Lifestyle!!
◎