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naki's blog

【サーフィン研究所沖縄道場】アオゲバ・ダニー先生_ストール参究_政府愚策のエース_それでもフィッシュ・タコス_(1593文字)

沖縄。

高知の激波で知り合ったダニー・メルハドを師範として、

仰げば尊し サーフ・ジェダイの恩

そんな歌い出しのような日々が始まった。

【奄美回想編】

奄美では、

バレルへのセットアップを学び、

とことん参究していた。

(参究については、巻末リンクを参照ください)

Catch Surf® Skipper Fish Ⅵ 6’0″

Nakisurf Original Twin + Vektor VMK

Urban Island Society Wetsuits

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速度の落とし方、
後ろ足の角度、
見るべき視点の位置(数箇所)
手や腕での減速

研究していて気づいたのが、

前の手が出すぎではないかということだ。

これだと原理的に加速してしまう。

減速させて、

波壁、

ラインを上るというのがストールという行為だ。

前の手がここにあると、

進行方向への加重という意志というか、

加重なのでここではなく、

体(たい)に沿ってあるべきではないかと気づいた。

もしかすると、

まだ心が迷っている象徴ではないのか?

そんなことまでがわかってきた。

さて、

ここからは回想ではなく現在のことだ。

冒頭に書いたが沖縄にいる。

しかもサーフ・ジェダイとされるダニー・メルハド師の内弟子として、

短期留学のようなものをしていると考えていただきたい。

このダニー師の教えが凄すぎる。

例えば、

昨日は浅瀬で波に乗る際の原則を教えてくれた。

ミドルサイズの波が良いと言い、

小波は簡単だ、

そして大きいのはこうなるだろうという断定であり、

妄想と考察であった。

あまりしたくない話だが、

沖縄本島の西部のあるエリアに行くと突然天気は曇る。

曇っているのではなく、

それは大量の塵と埃で、

陽光が遮られているのだった。

さらには字画まで多くなった。

ダニー師範によると、

ずっと何年も今も昨日もきっと明日もガリガリと山を削り取り続けているらしい。

それがコンクリートの材料になるという。

「いくつかの山はすでにほとんどなくなりましたね〜…」

あまりにもおぞましいのと、

醜いので写真すら撮らなかったのだが、

規模としては、

毎日、

週6日の朝7時操業、7時終業の二部制度でシャベルカー1000台以上。

上の画像のようなダンプ・トラック500台程度であろうか。

もしかすると、シャベルカーの台数を考えると、

同じくらい走っているのだろうか?

この地区を走るというのは、

ダンプの隊列に囲まれることだ。

それほどまでの状況で大切な山がいまも削り取られ、

それが巨大な工場でセメントとなっていく。

辺野古基地を作るという名目で、

セメント工場はメガ操業している。

この政府の悪事を陳情するべく多くの市民が訴えているが、

そこにはその市民数の数倍ほどのガードマンがいて、

この埃まみれのインダストリア(©未来少年コナン)世界を形成しているのだった。

どうしたら良いのかを調べているが、

その間にみなさまの目に付くようにこんなことを告発してみた。

基地のためということだが、

とどのつまりお金になれば、

なんでもいいのではないかと感得した。

山を削ってそれらを運び、

利便のための土地を増やしていいのだろうか?

国家愚行のトップ案件であろう。

そんなことを話しながら、

ハッピーサーフィン邸に到着すると、

うれしくて、

シシマルがこんなポーズをしていた。

プライドがとても強い犬なので、

こんなポーズは珍しいと思い、

ダニーに見せると、

たいそうおどろいてくれたのがうれしかった。(笑)

ダニーも他のグッドサーファーの例に漏れず、

天才的な料理人である。

フィッシュ・タコ・ナイトは、

ハッチたちも招かれて、

サルサソースとトルティーヤ、

そしてビア・バターのキーワードが偉大なるメキシコを思い起こし、

私たちはセルベッサで乾杯した。

【巻末リンク:参究について】

【サーフィン研究所】カンフル・ガーデン修行にて参究したファースト・ウェーブ_(1729文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyle!!