新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

【サーフィン研究所】具体と抽象の波乗りとコーヒー、そして食べもの_(1233文字)

Sting 1973 Ben Aipa / Hiroyuki Maeda

6’2″ x 21″ x 2-1/2″

.

具象 specific/definite/concrete

抽象 abstract/conceptual

コンクリートとアブストラクト。

具体と抽象が、

極度の密度のなかで同等に混ざり合う。

もしかすると、

サーフィンとはそういうものではないか、

そんなことを考えていた。

アイスコーヒーは、

氷が溶け出す層というか、

その薄まったところがおいしいのだとわかった。

その薄まったところは、

薄明味というか、

遠くに伸びていくコーヒーの風味を裸足で追いかけているようだ。

そして濃い部分が口に入ってくると、

そのささやかだった香りの輪郭が飛び込んできて像を結ぶ。

それがクラフト・コーヒー、

フレーバー・アイスコーヒーのおいしさだと気づいた。

これはマンダラ・コーヒーを宣伝するわけではないが、

生豆、

しかもシングルオリジンの逸品を惜しみなく、

マリブ、

キャプテン・モルガン、

コニャックやブランデー、

テキーラ(試作中)を漬け込んでから焙煎する。

これは、

誰に会っても世界初だと言われるけど、

それよりも重要なのはフレーバーにポエジー(詩情)を感じることだ。

コーヒーと酒という両極の結合は、

冒頭に書いたサーフィンからの感慨と同様なのだと、

このアイスコーヒーを飲んで気づいたと、

自分のためにもここにしたためておく。

食べもの話を続けると、

このクリスプ・ブレッド(カルディで売っています)が秀逸で、

毎日一枚ずつ食べている。

「種と仁」

そんな健康食はサーフ前、

またはサーフ後に体に染み渡らせている。

〈目玉焼きサンド〉

ベーグルをトーストし、

ジャムとマスタードを塗り、

サニーレタス、

ルッコラ、

アボカド、

水菜と目玉焼きをはさみ、

塩と胡椒、

ケチャップを軽くかけて完成。

室戸スカシーに「おいしいもの研究所」があり、

その教授のひとりであるナッキーは、

サンドイッチ博士として知られていて、

彼女の渾身がこれだ。

土佐高知の春野町には、

トウモロコシの古代種を植えている人がいて、

ちょうどこの盛夏の季節に収穫される。

毎年これをいただくのを楽しみにしていて、

今年もその機会が巡ってきた。

甘味は遠くに感じる程度だが、

特筆すべきは歯ごたえだ。

キャラメルに近く、

歯にくっつくほどで、

食べながら空海の時代までタイムスリップするのはいつものことだ。

これもスカシー謹製

〈グリーン冷やし中華〉

タレは練り胡麻と千鳥酢、

西山台地の蜂蜜、

小豆島の醤油で調え、

サンシャイン室戸の細麺を茹でて流水でよく流し、

最後に氷水でしめ、

キラメッセ室戸のオクラと、

アボカドをのせていただきました。

夏のごちそう♥️

秋の入り口なのか、

そらに浮く雲が龍に見えたり、

鳳凰に見えたりするようになった。

ホーオーホーオー!

【巻末リンク:マンダラ・コーヒーについて】

【サーフィン研究所】金剛頂寺からのメッセージ_フレーバーコーヒー_(1151文字)

Happy Surfing and Happy Summer!!