新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

【サーフィン研究所】縄跳びと人種差別のはざまの豚丼_ロジャースで想う総料理長の系譜_(1665文字)

ピカピカしていて見づらいだろうが、

こんな着想を得たことを記録したいのだ。

またもや波は小さくなった。

北風が躍進しているので、

島の北側に行けばサーフできる。

だが、

あちらは猛烈なオンショアなので、

ブレイクが500m先だったりすると、

無理やりサーフするのは危険だ。

で、

そんなときはトレーニングをするようにしている。

トレーニングといえば縄跳びだろうか。

これは昨日の4kmパドルセッション前のヒトコマだが、

ツヨシくんが縄跳びをしていた。

ツヨシくんといえば、

沖縄カラテの前身である 「手(ティー)」の有段者である。

「体にやたらといいらしいですよ」

その言葉がこころにせまってきた。

そういえば、

私も縄跳びをしていると体の調子が良かった。

でもなんで止めてしまったのだろうか?

サーフ後は、

例によって松本にある格安焼肉屋に行くことになった。

(前回編は巻末リンクを参照ください)

じつはここ、

とてもお店の人の感じが悪いと感じていて、

だけどなぜかダニー師範が好きなお店である。

これはあの楽観的な性格に由来しているから

「感じが悪くても通っていたのだろうか?」

などと思いを巡らせていたのだが、

やはり今回も、

今回は最大にひどいことになった。

ここに必要はないので詳しくは書かないけど、

「外国人は(お店に)来て欲しくない」らしい。

ダニーはここに何年も通っているのに、

コロナを気にしているのか人種差別なのか。。

激安店なので、

外国人はダニー以外は皆無なのが目立ったのかなぁ。

Tom Curren on 1980’s Tri-Fin

.

なんだかとっても憤慨すべきことなのだが、

気にしていても仕方がないので、

Googleの薦める近所の店を、

「肉」というキーワードを入れて検索すると、

この帯広豚丼という店が表示された。

検索したのは私でもツヨシくんでもなく、

ダニーがそうしたのだ。

さすが切り替えが早い。

私などは落ち込んでしまう事項なのだが。

備長炭に産地特定豚肉、

肩ロースかバラかを選び、

肉の量を決め、

さらには丼か皿盛と伝えると、

ボワボワっと火が上がり、

武道館でKISSのライブを見ているかのような気持ちになった。

豚丼はKISSの演奏並にやたらとおいしく、

一同は絶妙に焦げた肉端の食感にうっとりとし、

卓越したプロの技に感じいった。

ちなみにここのランチは、

松竹梅で300g〜100gと、

肉の量を決められる設定なのだが、

それぞれが

「いや〜梅(100)で良かった」

「松もいいね」

などと食後にその余韻話をしていた。

食後は師範たちとお別れし、

「すごいお店があります」

そうやってツヨシくん夫妻が表現する

〈ロジャース〉へ連れていっていただいた。

こういう食材を見ると、

総料理長を思い出すのはいつものこと。

総料理長を手繰っていくと、

アラン・デュカスという天才シェフが総料理長の父だ。

↑Alan Chapel

.

そのアラン・デュカスが、

アラン・シャペルの内弟子として修行し、

そしてアラン・シャペルが師として仰げば尊しという方が、

フェルナン・ポワンという。

↑Fernand Point

フェルナン・ポワン(中央)

総料理長所蔵画像より

.

その料理の歴史は、

たとえば大谷翔平くんが王長嶋となり、

木村政彦とコンデコマに武蔵という系譜のようで恐れ入った。

ワインを愛する国の美味礼賛。

料理の世界もまたやたらと深いのだと思い知らされた。

ロジャースの値段にも思い知らされて、

私たちの誰もが「うーん」と言いながら魅入るばかりだった。(笑)

軽トラを借りられたのでこんな光景となった。

60と66がこのように収まる。

これは数年前の夏の風景だが、

ホンダ・サバットもいいが、

ダイハツKピックアップもいいなぁ。

ボスが歩いていた。

ちなみに写真のここは、

きっと数時間は誰もやってこない秘境でもある。

【巻末リンク:焼肉前回編】

【サーフィン研究所沖縄道場】ロングボードでの加重やその他の修練_(1232文字)

【巻末リンク*2:巻末リンクより総料理長編へも行けます】

【サーフィン研究所謹製】沖縄南部奥武島サシミとブルー_バリマギとスラッシュの関係とは_(1098文字)

【巻末リンク*3:ボス猫はここに】

【サーフィン研究所&ドラグラ・プロダクションズ謹製】野性ネコ〈ボス〉が沖縄に!!_50年前のサーフコミックス_(1486文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!