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naki's blog

いいかげんなハワイ波情報にはご注意を!_コスタバリ茨城奄美メンタワイに行っている友人たち_NAKISURFは並行屋じゃありませんよ…_(3126文字、短中編です)

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こんにちは、

ゴールデンウイーク前の月曜日ですね。

ハワイはゴールデンウイークがないのですが、

日本と仕事をしている関係で、

全ての予定が前倒しになっていて、

忙しい週がはじまりました。

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ホワイトハウスを擁する南側ブレイクは、

昨日よりもサイズを大きく上げている。

「いいかげんな波情報」

をポストするという評判で知られる○ーフラインコムには、

やはり

「膝から胸くらいのソリッドのうねりが届いている」

と書いてあったが、

「実際には頭からダブル程度の強い波。

干潮時は波間隔が長い」

というのが、

現場にいた俺からの正しいレポートで、

○ーフラインコムは、

波は昨日とあまり変わっていないというか、

むしろ小さい

”3.2ft@14.8sec.”

というブイ情報からの自動情報なのではないか、

と疑ってみたりもした。

その点、日本の波情報はすごいです。

現場主義ーー

よく波情報のみなさんと海岸線で行き会いますし、

すばらしく正確です。

日本人って、世界に誇れる人種だということが、

こんなことからもよくわかります。

2010_NH_V3073

今日もピークでものすごいエアドロップを決め、

この笑顔で上がってきた長老フレちゃん。

66才、しかも5’0″BD3を駆って、

サイズのあるホワイトハウスを滑降しているのは尋常ではありません。

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今日はノアも行ったのだが、

ホワイトハウスは大きすぎて入れずに、

俺が終了したらワイオハイで一緒にサーフした。

ちょうど波チェックに来ていたマーク・ホワイトに

「自分のリミットを知っていることはすばらしい」

と誉められて喜んでいた。

波とは恐いものですから、

自分の好きなサイズで入りましょうね。

移動中はこうしてウクレレを弾いている彼だが、

最近曲も作ったそうで、

俺には音楽的才能がないので、

こういうことにとっても感動してしまう。

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南島のがんちゃんから、

「絶煙しました!もう6ヶ月となります」

と決意メールがあり、

「すばらCです」

と返信すると、

「禁煙ではなく絶煙なので、

間違いなく成功です」

なんでも意気込みが重要なんだな、

とよーくわかったので、

ここに掲載してみました。

メールはさらに

「サクラの画像をたくさん載せてクダサイ」

ともあって、

これは多くの人からも

「子猫サクラが見たいです」

とメールがあったのでここに。

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なぜ子猫がかわいいのかを自分なりに考えてみると、

「手足のバランスが違うから」

と、「何にでも興味を示す」

ということだろうか。

成猫になると、色んなことに慣れてしまい、

興味を示さなくなるのは人間も一緒なので、

猫から学ぶことは多い。

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「コスタリカに向かいマス」

と、ドッキーからメールがあった。

彼の中米代理店主催による

「ドッキー・コスタシェイプ」

が実現したようだ。

そして、

そのメールに返信していたらキリモミ早川さんから

「リーバー(バリ)に行ってきます」

とあり、

さらにはD先輩から

「茨城が掘れている」

という意味不明の題名メールがあって、

これは添付画像を開いたら意味がわかった。

RIMG0409

D先輩は「タケノコ掘った」のですね。

で、ちょうどこの千葉のQドラ写真を掲載しようとして、

本日フォルダーに入れてあったのがこれ。

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何が言いたいかと言いますと、

このテーブルの50%の人が今は海外ということになります。

勇人さんはメンタワイで、

ドッキーは元々ハンティントンビーチだけどコスタリカへ。

そして早川さんがバリ。

さらにシモーンさんが奄美。

それにしてもアクティブな友人ばかりです。

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ここで閑話休題。

みなさんも多くの先輩をお持ちだと思います。

俺もDセンパイをはじめとして、

先輩だらけですが、ある先輩から

「お前はけしからん!」

とご指摘を受けました。

「すいません。何がいけないのですか?」

と、その理由を聞くと、

「オンザボードという雑誌を読んだら、

”ネット並行屋は間違っている”

という投書が載っていた。

俺はお前のことだと思って、

親心の意見をしているのだ!」

とおっしゃる。

反論すべきではない状況だが、

じつはこんなことを言われているのはしょっちゅうなので、

こう切り返してみた。

「そうでしたか、ありがとうございます。

まず、先輩はなぜ”間違っている”

という意見が正しいと思われたのですか?」

「それはな、そこにもあったけど、

”並行屋は売るだけで、

ちゃんとルールとマナーを教えられないから”

とあったんだぞ」

.

「あのですね、大きな誤解があります。

並行屋さんの意味をご存じですか?」

「海外のモノを売る店だろ?」

「違うんです。”並行”は並行輸入といいまして、

商品会社の正規の代理店契約を結ばずに、

他の業者が輸入することなんです。

輸入ルートが2つ並行していることから付けられたそうですよ」

「確かお前はブランドと契約しているから並行屋とは違うなぁ」

「そうなんです。コールはもちろんのこと、

サーフ・プリスクリプションズ、

AVISO、キャンバス、フレックスライト等々の

独占販売契約を持っているんです。

それにぼくもいますし、

勇人さん、ドノヴァン、

クリスちゃんというプロサーファーを抱えるプロショップなんですよ」

「なんでそれを大きく打ち出さないんだ?」

「それがうちのスタイルなんです。

あまり契約とか独占といっても、

お客さまには関係ありませんからね」

「ふーん、そうだよな。

ブログをたまに読むと、

マナーとかもちゃんと伝えているもんなぁ。

俺ものんびりとか逆真とか好んでいるし、使っているぞ」

「ありがとうございます」

「でもなんでそんなことを雑誌は載せるんだろ?」

「なぜそれを載せたのかはわかりませんが、

色々な意見があることを読者に知らせたかったのでしょうか。

でも誌面に掲載されているからといって、

それが正しいわけではないですからね。

編集長にも聞いてみますね」

「わかったよ、これで安心した。

次はいつ日本に来るんだ?

飯でも行こうぜ?!」

と誤解は解けたようだ。

その後、

オンザボードの編集長に連絡を取ると、

今日からカリフォルニア取材だそうで、

質問は次回に見送った。

で。池田の潤ちゃんと話す機会があって、

「こんなことを今度はさ、あの先輩に言われたんだ」

と伝えると、

「船木のやっていることはさ、

”新しいビジネススタイル”だからさー、

わからない人もいるんだよ。

気にしないほうがいいよ」

「気にはしていないんだけど、

お客さまで気にされる人がいるから…」

「ブログに書いちゃえばいいんだよ」

「そっか、それがいいね」

と、このポストとあいなったのです。

でもよく考えてみると、

これを読まれている方はそんなことはご存じだから、

あまり意味はなかったかもしれません。

新しいことをはじめると、

こんなことも多々あります。

でも、一対一で教えるのも王道ですが、

こうして、

「インターネットや携帯端末経由で多くの人に読んでもらう」

というのも新時代の象徴ですもんね。

そういえば友人に

「携帯持たない、いらない」

「コンピュータなんて知らん、嫌い」

という人がいますが、

なかなか連絡が取れなくて困るときがあります。

携帯電話の普及率は、

2007年に世界中で50%に達したそうで、

でも20年前は携帯もインターネットも使っていなかったんだよなあ。

「郷に入れば郷に従え」

ではないけど、

こういったテクノロジーは有効活用していく時代に入ったようです。

忙しい月曜日なのに、

長いブログとなってしまって申し訳ありません。

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/12263

昨日の桜満開タチアガリAVISOも人気があって、

先着順で決定しました。

Iさま、ありがとうございました。

今日もNAKISURFにお越しくださってありがとうございます。

小春日和、いや初夏ですから、

何か夏っぽいことしたいですね。

PURA VIDA!

(純粋人生)