J-Wave, Okinawa 2022 February

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『おくのほそ道』という本があり、

３２０年前（１７０２年、元禄１５年）に刊行したとあった。

松尾芭蕉の紀行文と俳諧の本であるが、

その冒頭に

日々旅にして旅を栖（すみか）とす

そう記してある。

私が目指すところがそれであるが、

なかなかむずかしい。

私は、

ノラ猫のように海か山に朽ちるつもりで毎日を生きるが、

じつのところ芭蕉のように漂流できているのかというと、

全くもってそうではなく、

どこかのプチ定住地を見つけてはそこにとどまっているので、

何も体現できていないように思える。

そんなことをチラリと感じたので、

ここに記してみた。

月日は百代の過客にして　

行きかふ年も又旅人也

ファーマーズマーケットで見つけた秀逸なパン。

秀逸なパンの条件は、

まずは国産小麦、

植物油脂やマーガリン不使用とあるけど、

何よりは安全な材料だけで作られているもの。

悲しいけど大手メーカーのは、

まったくそれに当てはまらず、

マーガリンがだめならショートニングを使い、

じつは添加物だらけなのに、

表示義務のルールを逆手に取って、

消費者を欺（あざむ）いているものばかりだ。

高級食パンの多くもひどいものがあるので、

こちらも注意しているとなかなか買うことができなくなる。

沖縄特有の食材のひとつにゴーヤがある。

ピーマンと同じで苦手な人が多い。

気がついたのが、

こういうものって「波」と似ていて、

個性が強いほど敬遠されるけど、

じつは印象深いものになるということだ。

私は大のお餅好き。

けれど大福のように「餡」が入っているものは好きではなく、

「素」というか、

味なしのものを好んでいる。

具体的には、

餅は焼いたら何もつけずに食べる。

ということで、

沖縄の「むーちー（餅）」は、

私の好物である。

肉まんあんまんの中味なしの発売が待たれるが、

台湾では普通にあるということに気づいた。

四万十のハッピーサーファーは、

マンダラコーヒーも愛してくれている画像が送られてきた。

ありがたいことです。

冒頭に旅を住み処にしていると書いておきながら、

こういうビーチライフもあこがれてしまう。

私がこの場所を使えるのなら何をするのだろうか？

しばし夢想してしまった。

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明日はミヤサバ先生の、

『幸せのタローマン』「完結編」をお送りします。

どうぞお楽しみに！

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