この数週間をかけて、
千葉北の水温は真冬並みに下がった。
例年よりも冷たいと思えるし、
実際には気合いが入るような水温だ。
ワイプアウトはしたくないし、
もっと言うと、
なるべくダックダイブしないようにパドルアウトしている。
法王と瀧朗が千葉は玉前浜に来られている。
法王は、
ラカ法王という立場(巻末リンク*3)だが、
サーフ的にはドラグラ派の高僧、
世俗的にはラカ元首にすぎない。
ここでは彼のことを法王と記述しているが、
英語は単にPope、
またはhis holinessとなっている。
松本隆さんにはパワフル・ワードというのがあるが、
法王は朗らかで、
うららか、
そして明らかな方である。
これを「らか三段法」と言うのだが、
私たちが古来から磨いてきた韻(いん)でもある。
Takiro on
C. Fletcher / Ellis&Basham’s 7’10”
.
水温が下がり、
潮位が高いと、
バックウォッシュが入り、
ジェフリーズの難易度が上がる。
だが私たちは、
「さらなる波乗道を精進する」
という観点で背筋をビシリと伸ばし、
今日もパドルアウトしている。
The Mid-length 2+1/ 6’8″x 19-5/8″ x 2-1/2″
Shape, Design and glass by @hiroyuki_maeda
Nakisurf Original Twin-Fins
.
マンダラ・コーヒー。
コーヒー研究所による研究が続けられているが、
所員たち全員が健康で、
明るく朗らかなのは、
良質なコーヒーによる効能によってだと、
再認識させてくれる。
昨日は、
ケニア産のシングルOをいただき、
今日はパナマのシティ・ローストと、
NAKISURFオリジナルのチルベンダー体験をした。
おいしいコーヒーというのは、
ほんのり甘く、
さわやかな風味が豊かで、
一口ごとに感覚が研ぎ澄まされていくのがわかった。
【お知らせ】
毎年恒例の両界曼荼羅歌合戦ですが、
今年は公開を休止します。
理由は、
アンチ(全体主義者)が、
少数派の仲間たちをいまだに迫害しているからです。
具体例としては、
「(この歌合戦に出たいが中継されてしまうと、)
周りの人たちに自分がドラグラ派だとわかってしまう。
それをいま表明するのはまずいので、
どうしたら良いでしょうか?」
そんな相談を華厳さんが受けたのがはじまりだ。
「なぜドラグラ派だとわかったらいけないのですか?」(華厳)
「ここは田舎なもので、
全体主義者に追従するか、
崇拝しないと仲間はずれにされるのです。
ドラグラは個性派で大好きなんですが、
自分ではまだその域に達していないのと、
移住者だからわきまえるべきだと悟ったのも少しあります」
(相談者)
「要するに思想で目立ちたくない、そういうことなのかな」
「はい、その通りです」
「そんなの仲間じゃないと思えばいいだけだよ。
それに移住者でも、
もっとしっかりと胸を張って生きていくべきだと思うけどな」
「けれど、
ぼくは全体主義者たちの中で息を潜めて楽しんでいます」
「スパイみたいだね」
「はい、じつはそう思うときもあります」
「どちらにしても今年は出場されないということでいいですか?」
「はい、
まだカミングアウトできないだけで、
自分は出たいのです。
ハッピー・サーフィン音頭を作り、
法王が気に入ってくれたと聞きましたし、
何よりもぼくの気持ちをみなさんの前で歌い上げたいのです」
「覆面で出たら?」
「だめです。それも考えたのですが、声質でバレます」
「そうなの?」
「はい、すぐは大丈夫だと思いますが、きっと数ヶ月で解明されちゃいます」
「………」
華厳さんは、
チャーリー・ブラウンがルーシーにぎゃふんと言わされたときの顔をされていた。
法王が仮面ライダーに変身して、
各地の怪人を成敗しても、
次から次へと脅威がやってくる。
ならば、
非公開の台本なしの状態で、
ドラグラ・プロダクションズでは、
上総国玉前(かずさのくに・たまさき。千葉県東部、一宮町いすみ市)にて、
今夜7時15分より恒例の両界曼荼羅歌合戦を開催します。
法王は、
年明け直後に新年へのお祝いソングとして、
初公開の新曲『ラカラカ節』を歌われると瀧朗から聞いた。
タキビ神は、
トロピカル・アンビエントと、
エレクトリック・チャンキー・ウナクネのメドレー。
じろう君と太郎くん+父、
華厳さん、
総料理長とゲンゲンも来てくださるとのこと。
シギーGとマグやん、
バリの山崎さんとマーちゃん、
前田博士とポパイ・ケイスケが来場予定です。
多く登場人物がいる土佐は、
エンゲッツ・シャッチョさん(画像)、
スマイリー・グリズリーたちを西側諸国とし、
DJ VCA氏とベンチュラ・セイジを中心とするセントラル。
そして、
河合和尚を中心とする東エリアと3つに分けました。
沖縄のダニー師範は、
メンタワイのキャンドーイ・キャンプから(つながれば)、
バリのサヌールからは高間教授、
そして全国のドラグラ人たちと、
奄美に伊豆、
そして湘南のあの人この人も。
そしてサンクレメンテからクリスチャン・ワックが、
「アサメシマエ!」を夫婦でデュエットします。
本年もお世話になりました。
みなさまもどうぞ、
すばらしいお年をお迎えください〜!
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【巻末リンク:大ヒットソング】
【サーフィン研究所&ドラグラ・プロダクションズ】両界歌合戦の大トリ『サバ手の折れたホーオー -BALLADE-』歌詞_Feliz anõ nuevo!!_よいお年をお迎えください〜!_(1675文字)
【巻末リンク*2:有名すぎるラカリマス・イブ】
【サーフィン研究所&ドラグラ・プロダクションズ】両界歌合戦の『ラカリマス・イブ』作詞家本人が語る想い_よいお年をお迎えください!_(3574文字)
【巻末リンク*3:確固とした法王】
【サーフィン研究所千葉特大号】ドラグラ最高指導者ラカ法王&タキビ神と、総料理長コジマさん@ジェフリーズ!!_( 2618文字)
Happy Surfing and Happy New Year!!
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