聖式カルちゃんが、
SMSでラッコ愛を表明したテキストを送ってくれたが、
これは本当の海獣ラッコではなく、
ラカ法王のご加護について代弁した絵文字だ。
ラカ法王は現在、
「ハッピーサーフィンの最高指導者」
だとされている。
わかりやすく説明できるかわからなかったので、
『ハッピーサーフィン』を最前列に掲げるドラグラ広報部と、
スーパータキビ神とのやり取りも載せてみた。
ドラグラ――私たちの世界では、
細野晴臣さんですら「あめりか」ではなく、
「あめらか」になるという。
それほどまでにラカ法王は、
私たちの生活に密接な関係を築いている。
そんな影響力を持つラカ法王ことホーオーは、
ドラグラでは政教両面の指導者である。
これは昨日、
ホーオーがジェフリーズに来られた記録でもある。
ラカ法王38世〈昨日撮影:エックス於〉
.
長いのだが、
サンエーハイツ・ラカン・タタミヤ・チョーゴ・カタセ・サバッツォが、
ダライ・ラカとされるホーオーのフルネーム。
(聖主、穏やかな栄光、憐れみ深い、信仰の護持者、智慧とサバの大海)
ただ、呼ぶときは、
親しみをこめて『ホーオー』と発音されるのが良いだろう。
ホーオーは形式ぶらないのがお好きで、
さらに書くと、
人の行動や嗜好を嫌うことなどはほとんどない。
法王の高貴なお姿は、
高名な写真家トリスさんの”AAA”一級作品となった。
ちなみにトリスさんは、
私たちドラグラ派に最高峰の品格作法や、
花の美しさを教えてくれる優しき女性である。
彼女が撮る作品の詳しくは、
鳥巣佑有子さんで検索いただくとして、
彼女もまたドラグラ派で、
ボードボトムにステッカーも貼るし、
どんなサーフボードでも乗れる柔軟さを持ち合わせている。
とにかくラカ法王が、
ドラグラ総料理長の小島さんと、
エックス&ジェフリーズにやってきた。
小島さんのお料理については、
巻末リンクに詳しくするとして、
私はといえば、
「法王と小島さんが来られる」
「タキビ神も来られて惑星直列となる」
「トリスさんがライカの90-280を構えられる」
「今年の法王誕生日は新月であり、
年の折返し地点でもある双子座の日食となる」
「波はどうだろうか?」
そんな緊張でほとんど眠れなかった上に、
千葉一宮が夜半豪雨となり、
東面の壁を雨が叩きつけはじめた。
雷鳴を伴い、
さらには近距離で落雷したらしく、
ピガ!ズド!!
光と音が同時は怖い。
もし、
たぶんきっとサーフィンが無理だったら、
温泉に行けばいいのかもしれない。
または茂原の卓球か、
大原ガーデンのビリヤードだろうか。
でも朝から開いていない。
このように波に乗ることに消極的になるほど、
やってきた嵐は猛烈で、
代替えエンターテイメントの可能性を考えていた。
夜明け前に雨は上がった。
海に行ってみると、
そらは厚い雲に覆われて、
オンショア(東風)が吹き荒れて、
浜はもちろん駐車場ですら無人になっていた。
法王と小島さんを待ち構えていると、
トリスさんが大量の機材を積んでやってきた。
法王たちは、
睦沢あたりまで来られたと言う。
法王が到着した。
法王に触れるだけで「健康」というご利益を得られるので、
波乗りしすぎで体中が痛い私は、
天中からそのパワーを注入していただいた。
私がすっかりと元気になったところを、
トリスさんが焼きつけていた。
宣伝ではないのだが、
とっても効果があるのは本当だ。
弊社謹製マンダラ・コーヒーの宝石味を
法王と総料理長に飲んでいただきたく、
トリスさんと支度をするナッキー。
ボードもお二人のお好きなものを乗れるように、
さまざまを取り揃えた。
これはコジマさんがお持ちになったボンザー55で、
これも石田さんのもので、
追悼の意味もこめられているという。
コジマさんも私たちと同じように法王の魅力に満たされはじめた。
ただ法王だけは、
コジマさんの料理をまだいただいていないので、
その日が来られたらさぞかし驚かれることだろう。
私よりサーフィン歴が長く、
修行&結実先であるフランスはもちろんのこと、
ヨーロッパ各地の波を滑り続けてきたコジマさんは、
千葉ジェフリーズの波質の良さに驚かれていた。
Catch Surf ®ODYSEA X Nakisurf 7’6″
Original Twin Fin
.
「七里のさ、昔のロアそっくりだね(ここは)」
そんな感心があり、
少年の眼そのままのコジマさんは、
ずっとずっと波を追いかけていた。
私たちの派では、
陸に到着することを『成仏(上陸)』と呼んでいるが、
その際にタキビポーズをすると、
意識は飛躍して、
輪廻的宇宙の解脱へ直結されるという。
ドラグラ総料理長のコジマさんは、
標高56万キロメートルの高霊峰で、
38人の天神を確かに見たという。
こういうことに詳しいタキビ神によると、
「それは須弥山のようですが、
あちらは33人の天神ですので多少違うかとハイ」
そんなことだった。
The Pope Raca XXXVlll on
Catch Surf® ODYSEA Plank 8′
at the Jefferey’s Chiba
.
大谷翔平さんを見た人は私も含めて口々に、
「ピカピカ光っていた」
そう形容するのだが、
私たちの法王もピカピカ光っている。
とにかく、
ホーオーはどんな乗り方をしてもピカチューであった。
後光がまぶしいが、
一緒に御波を乗ると、
人生のすべてが最高に輝き始めた。
ルクスで言うと、
およそ38%増しだろうか。
それくらい視界が明るくなった。
副正法王というか、
神格化したタキビ神も法王と同等であるのは、
宇宙の太元であるブラフマンから、
天啓で讃歌、歌詞、祭詞、呪文、
智慧からの言葉を代弁できるからだ。
また彼の言葉は、
不滅の真理として知られている。
「真理を追求すると、
即身にいたりますですハイ」
(即身については巻末リンク*3を)
そんな大切なことを解きつつ、
炎のように揺れるタキビポーズで成仏&昇華するタキビ神。
彼はまた、
ハッピーサーフィンの『三千八百大世界』の化身でもある。
長くなってしまったので、
この項は明日に続くが、
とにかく私たちは楽しく、
豊かにサーフィンができた。
しかも私たちだけだったというのは、
どのような示唆だったのだろうか。
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【巻末リンク:ラカ法王の成り立ち】
【巻末リンク*2:コジマさんのお料理】
【サーフィン研究所特大号】 小島さんの天界味覚とハッピーサーフィンの絆_『ベージュ アラン・デュカス東京』_(4743文字)
【巻末リンク*3:即身について】
Happy Surfing and Happy Lifestyle!!
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