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naki's blog

【サーフィン研究所】レイル加圧_蹴り出されたミッドレングス_(1099文字)

「レイルを加圧する」

サーフィンでは、

必須レベルの用法であるが、

あまりこのことを語られないのはなぜだろうか?

Cosmos Surfboards

TheOne 6’4″

Nakisurf Original Twin-Fins

.

加圧することで、

(波を滑る)ラインを上げることができる。

私はこのとき、

さらにレイルを加圧し、

ハイラインにしようとしていたことをおぼえている。

ジローくんは、

それは高い跳び箱を跳んで、

記録を更新したが、

結果としてかかとを痛めたという。

なので、

スケートボードにのんびりと乗っていた。

ひたすら楽しそうに見えた。

ただクルーズしているだけだが、

スケートボードの基本というか、

創始を思い出させてくれた。

サーフィンもこんな風に流してできたらいいなと、

ジローくんからテーマをいただいてパドルアウトした。

無人方面で波を待ち始めると、

ヘッドキャップにマスクまでして、

目だけしか見えないミッドレングスの人がやってきた。

良い波が来る日なのだが、

そのマスクマンは、

なぜかダンパー波を重点的にテイクオフしていく。

のみならず、

ボトムに降りると、

セイ!

そんな感じで勢いよくボードを蹴り出していた。

その姿は、

まるで幼児が思い通りにならないときに、

身を放り投げるのと酷似していた。

このセッションは、

タキビ神が、

「ハヤアガリです。

先ほど華厳さんをお見かけしました、

白子中里の驚の交差点でした」

とやってきて、

市原マーちゃんが後から続いた。

タキビ神は、

モニースで完全なる加圧バレルをメイクしていた。

マーちゃんは、

バーガーキングがある場所を教えてくれた。

スネーク付近ではバリの山崎さんがいて、

もっと書くと、

朝が苦手なマグやんは、

「今日はサーフィンしません」

と言って、

シーバスを釣りにやって来た。

で、

マグやんはしないはずのサーフィンをしていた、

それほど良い波だった。

日記として機能させるとこうなった。

今日の風予報を見ると、

勝浦市あたりを境に、

風が向かい合わせていた。

(東北東 / 西南西風)

じっさいには同等の風同士がぶつかるので、

広い範囲で無風地帯が出現していた。

これはきっと前線の仕業だと直感し、

天気図を見てみると、

やはり低気圧付きの寒冷前線だった。

この前線の先もまた図表にはならぬ前線であり、

気象というか、

大気の動くさまをしばし想像して楽しんでいた。

新聞の熱烈なる購読者であるが、

産経新聞でこの記事に目を落とした。

ウネウネが、

ウナクネに読めたからである。

【巻末リンク:上の記事全文】

COLORS MAGAZINEに捧げるウナクネ曼荼羅_(3303文字)

Happy Surfing and  Happy Lifestyles!!