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【サーフィン研究所】宇宙人空海と前田博士のエンスー濃度_ジュクオンと新版画の協奏について_(1044文字)

昨日に引き続き、

弘法大師こと空海のことを読んでいた。

どうやら空海は、

奇蹟続きの、

まるで宇宙人のようだ。

またはフィクションのような響きがあり、

しかもそれは1200年前頃に日本と唐に実在した人物のようで、

室戸岬で修行したという記録もたくさんあり、

なんとも気がおけないのである。

千葉北というか、

玉前神社エリアに前田博士がいて、

ディテイルとサーフボード造形にこだわり抜く彼は、

今日もたった一人でサーフボードを制作している。

博士は、

一宮綱田にある神洗神社の近所に、

立派な工房というか工場を所有されている。

私はここを

『エンスー工房』と名付けた。

シェイプルーム、

アート、

サンディング、

グラッシング、

ホットコートや硬化棚までもがあるサーフボード研究所だ。

前田博士は、

コスモス・サーフボードの父だ。

彼はこだわりのシェイプ技術を披露しつつ、

バイアクセルクロスと、

Eクロスの角度を精確に合わせ、

完全硬化させ、

みっしりとしたボードを制作してくれる。

この日は、

6’0”のツインピンが完成しようとしていた。

冒頭のバナーにある64の弟分にも見えた。

楽しみだ。

私がノース・ジュクオンが好きな理由は、

九十九里浜より数度暖かい海水温とか、

ログ達人が見られるとか、

そういうことが上げられる。

なかでもいちばん大きな理由は、

うねりがウェッジして、

ピークを形成するからだろう。

ノースジュクオンはエックスと同じで、

サーフ眼力がないと、

良い波に乗ることができない。

逆に言うと、

ここでサーフするだけで修練となるのだ。

このジュクオンは、

ピロタンが生まれ育って詳しいので聞いてみると、

じつはビーチブレイクではなく、

リーフブレイクなんですよと教えてくれた。

ウエッジする波質は、

パイプランやバックドアも同じで、

うねりと、

うねりが重なってピークを形成する。

なので、

どんなに混雑していても、

たいていはピンポイントでチャンスがやってきて、

そのエクセレントをつかむことができるのだ。

【お知らせ】

高知県立美術館

(高知中央IC付近)

100年以上前の新版画が、

展示されていると高知新聞の記事にあった。

デューク・カハナモクを描いたものがあるという。

サーフィンは競争でなく、

協奏とした方がピッタリきますねとは、

一昨日ここに登場したベンチュラ・セイジの言葉だ。

【巻末リンク:エンスーラボ詳細】

【サーフィン研究所】イリエの光る波_パイプラインのエンスーラボ_(1116文字)

【巻末リンク*2:コスモスのフィッシュ】

【サーフィン研究所:立春特大号】コスモス・サーフボード『サンディエゴ・フィッシュ』本当の歴史_(3088文字)

Happy Surfing and  Happy Lifestyles!!