こんにちは、
いよいよ三連休も明けてしまいましたね。
こちらノースハワイは、
昨日に引き続き雨が多い日となっています。
雨が降ると虹が出るのだが、
ここノースハワイは虹工場みたいで、
あっちにサラリ、こちらにキラリとやたら出ている。
「虹のおみやげ」
というのがあったらいいのに、
とチラリ思いついた。
さて、昨日お伝えした
『三世代セッション』を画像を交えて報告しますね。
フレちゃんが66歳で、
俺が44歳、ノアが12歳。
これはまさしく、
おじいちゃんから孫というサーフセッションとなりました。
ボードはブッシュ・ワッキング・シリーズにボンザーフィンを採用したBWT。
俺のインプレッションは、
「粘る」
「柔らかい」
そして
「速いサーフボード」なんです。
https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/6288
なぜそうなのかはわからぬが、
推測するにシングルフィンの押し出し(絞り出し)で速く、
ボンザーフィンの効果で粘って、柔らかいのだろう。
上の写真を見ると、
俺はやたらと焼けて真っ黒に見えるが、
これはカメラの露出のせいで、
実際にはそこまで焼けていませんよ。
こんなに焼けたら椎名誠さんみたくなりますね。
ノアはあいかわらずルースキャノン。
というか彼はこれしか乗るボードを持っていないということだ。
いつもの岩場からエントリーするのだが、
こうして満潮時だとかなり危ないのだ。
ジャンプすべき岩に乗ったらすぐに入水しないと、
波にさらわれてしまう。
この位置で水深50cm位だろうか。
俺とノアのフォームが似ていて、
写真を見たら笑ってしまった。
彼にとっての悦楽、
それは楽しい滑走時間が始まった。
泡からの再生波なので、
「こうして斜面が突然現れる」
という波の出るプール的な波質なんです。
フレちゃんはこうして沖から乗り、
インサイドの再生地区までつないでくるのだが、
どこかに目印があるのか?
というほど的確にコネクトしてくる。
やはり年の功なのでしょうね。
ノアがダブルスナップをメイクし、
距離が近づいてくるので、
ノアがだんだん大きくなってくる。
それにしても膝と足首が柔らかいのだなあ。。
□
ボンザーフィンならではのラウンドハウスのシークエンスを得た。
4枚目の切り返しの際にバックウオッシュだか、波面にバンプが入り、
(または俺が過度にテイルを踏んだ扱いかも)
突然向きが変わっているが、
トライやクアッドでこんなことをすると体が伸びてしまい、
フィンが抜けてしまったり、ワイプアウトにつながるのだが、
長いフィンの効果というか、
長所はこんなことにもあったのか、
とこの連続写真からわかった。
じつは、背中側にリエントリーヒットさせる際に、
ボードを後に引き上げる前足が滑って外れてしまったのだが、
これもボンザーならではの安定性でボードがぶれなかったので、
何事もなかったかのようにメイクしてしまった。
このとき、「あれ?なんでメイクできたんだろう?」
と思っていたが、こうして画像で確認すると、
前足が外れてもボードの挙動が変わらなかったことに感謝している。
ワイプアウトとセクションメイクは雲泥の差がありますからね。
波を吟味し、
推敲を重ねたフレちゃんのセッション終了です。
彼もまたこの岩場から上がろうとしていたが、
途中で波が来てしまった一幕。
焦っても仕方がないので、
悠々と泡波を喰らっていた。
そしてこの笑顔が全てを語っていますね。
↑これはボンザーならではの推進力がわかるので掲載してみた。
このセクションは水深が深くなっているので、
パンピングという技で、
ボードをトランポリンのように
スキップさせながら進まなくてはならないのだが、
BWTだとこうしてトリムさせるだけで滑走していくので、
それはおもしろい。
俺はあまりパンピングをしたくなく、
そんな時にはこうしてレイルとボトムだけで進んでいく。
俺の走ってきたトラック(溝)を確認すると、
「グイ・グイー!」
と推進しているのが写っている。
下の写真もボンザーならではの押し上げで、
ロケットみたく泡の上に乗り上げていますね。
他のフィンセッティングと違い、
クイックに突然曲がらないので、
「膝や足首に安全で、大人向けであるのだ」
と再確認できたセッションなのでした。
俺は子どもの頃から磯歩きが得意なので、
こういう場所が大好きで、
磯カニの気持ちになってガサガサッと上がった。
苔とウニに要注意ですよ。
日本語だと「海から上がる」
英語だと「Come in.」
となるので、
英語世界だと海から内に、手前にとなって、
外人はサーフィンを陸側から見ていることがわかる。
経験値取得中のノアのCome in.
でも彼が転んだのを見たことがない。
きっとこんな岩場にはもう慣れているのだろうな。
普通の人がここに来たら拷問だと思えるほど、
絶えず押し寄せる波と、滑りまくる岩、
とがった貝とウニがやたらと291(にくい)ことになるのだろう。
□
雨と花。
花が虹色に輝いているようです。
お忙しい今日、
三連休明けにもNAKISURFにお越しくださってありがとうございます。
週末のをまとめて読まれている方も多いと思います。
すてきな日にしてくださいね!
ALOHA ALOHA!
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