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naki's blog

【サーフィン研究所渾身特大号】龍神と新春タマサキ波_(2024文字)

災害に謹んでお見舞い申し上げます。

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新年おめでとうございます。

本年も変わらぬご愛顧のほどよろしくお願いします。

私たちが普段サーフしているエリアは、

タマサキと言い、

これは玉前(たまさき)神社由来で付いた名前だ。

玉前神社を崇め、

由来等を調べてみると、

さまざまが腑に落ちた。

この神社で開運と守護をお祈りし、

龍神へ、

穏やかな世の中となりますようにとお願いした。

私にとって玉前神社は、

日常に訪れる神社だ。

これまで幾度もこの龍神を撮ったが、

今回はファインダーを通じても、

神通力的なパワーが映りこんでいる気配があった。

龍は水を治める神さまだ。

これは龍を背景にした新春バナー。

元日は夜半からうねりが入り始めた。

ここから70kmほど北東にブイが浮いていて、

こんな数値となっていた。

荒れたのだろう。

3mの10秒後半となると、

東北東うねりを受けるサーフブレイクでは、

きっとそのまま3mのサイズがあるはずだ。

で、

冒頭に書いた初詣後、

冬至前からずっとバレル地形だったモニースはどうだろう?

そう思って向かってみると、

やはり、

バキバキ〜と波先から珍しい音を出しながらブレイクしていた。

もちろん無人だ。

約束時間の前にパラフィン不使用の、

天然成分オルタナ・ワックスを開発した柳さんがやってきた。

タキビ神もやってきた。

ナッキーが3本だけ写真を撮ってくれるというので、

三人で着替えていると、

誰かがひとりパドルアウトしてきた。

「強者だね」

そう讃えながらその人を見ていると、

彼はさっとテイクオフし、

ギリリとストールしバレルインした。

そしてスピットと一緒にバレルアウトしたので、

うれしくて腕を上げると、

それは恵介さんだった。

恵介さんは玉前ローカル(善側)で、

龍神さまからのご縁と奇遇に驚いてしまった。

いざいざとパドルアウトした。

ちなみに私がザワン6’4”で、

柳さんはエッグ6’8”、

タキビ神が9’2”というボードラインナップだった。

波が速いので、

浮力を使って高速滑走しようという考えだった。

この時期の千葉北はどこも冷水だ。

で、

水温によって、

波の視覚的オソロシサが正比例する。

これはダックダイブする瞬間だ。

波というより破裂とか、

水爆発と表現できるようなダイナマイト系だった。

「成仏は、瞑想の時間でありますハイ」

そんな提唱に至ったタキビ神は、

迷いなくバレルに包まれていた。

ちなみに私たちは、

チューブライドのことを成仏(じょうぶつ)と呼ぶ。

Cosmos Surfboards TheOne6’4”

Cosmos Original Twin + Twinzer

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成仏は仏教用語だ。

「境地に達した覚(さと)りを得る」

という意味だ。

また成仏というのは、

普遍的な宇宙の真理でもある。

宇宙的な波世界での成仏が、

チューブライディングだという信念が、

この言葉を導いたとされている。

私は炎のボディアクションを用いて、

成仏されたタキビ神を崇めた。

この後、

茨城からロレックス松本さんもやってきて、

4時間あまりもサーフした私たちは、

車に戻ってもなお続く波をしばらく眺めていた。

さらに遅れて、

タマサキへ新春訪問だと、

法王とタキローが鎌倉からやってきた。

だが、

双方ともに年末から膝を痛められているようなので、

穏便な波と喧伝(けんでん)されるノースジュクオン方面へ向かわれていった。

先週、

カリフォルニアには記録的な波が届いたそうで、

サーフラインによると24.6フィート@20秒!

天変地異的なうねりだったそうだ。

秒数はうねりとうねりの間隔で、

7.5mの波が移動する平均が、

20秒もあるうねりの裾野を想像していただけたら、

この波がどこまですさまじいかおわかりになるだろう。

大自然の驚異だ。

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【巻末リンク:龍神関係】

【サーフィン研究所】千葉を出発_E1Aの忍者をIC下車し、伴さんと立命館大学ランチ〜高知到着_(1873文字)

【巻末リンク*2:前回のタマサキ】

【サーフィン研究所:中編】昨日のタマサキ・モニース波での六連星_(1967文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!