速い、
いや早いが正しいのか。

波のことである。
昨日はおよそ一気に崩れるものばかりだった。

いや、
強い波はみんなそんな一体感があった。
けれど、
波にも私のように変わったのもあるようで、
ごくまれに好みの稜線となってこちらに押し寄せてきた。

その卦を予感し、
想像し、
私とタキビ神はその波だけを待っていた。

釣りで言うのなら、
大きな針を付けて、
強い竿で魚を待つといった具合だ。

確率は絶望的に低いが、
信念を持って意思を固め、
長い時間かけて波を待つ。
もし乗ることができると、
えもいわれぬ達成感を得ることになる。

釣り話の傑作は、
ヘミングウェイの老人と海が挙げられるだろうか。
不思議な書で、
読み返すたびに違う印象となる。
そんなことをBlue.誌のコラムに書いて入稿した。
(来月10日発売)

小川能弘さんに会えた。
彼は笑顔の友人と一緒にタマサキまでやってきて、
モニースですばらしいサーフをしていた。

彼のことで思い出すのは、
サーフィンのプロ活動中に、
「自分は長男です。
稼業を継ぐために板前修行に入ります」
と言ってシーンから姿を消した。

今はその言葉通り、
サーフと一緒で鍛錬に次ぐ鍛錬、
料理の腕を磨きに磨き、
鴨川天津の名店「地魚磯料理うおまさ」を率いている。

鴨川も南房総にも行きたいので、
来週あたりに訪問しようと、
集合写真左の、
ミニグライダーを持った首長ネコくんと話していた。

なんとなんと、
石井悟くんも板場に入っているというので、
こちらも再会が待ち遠しい。

悟くんは、
彼が高校生のときから知っているので、
40年も前に波乗りで知り合った。

彼の家の寿司をいただいたりしたこともあり、
息子さんがカリフォルニア留学したときは、
バイトしてくれていたのだ。

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【巻末リンク:我々が夢中になっているミニグライダーについて】
【巻末リンク*2:ヘミングウェイ関係】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!
◎
