新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

回り込むうねり_”耐えるヨロコビ”_ローステリーコーヒー発送しました_マイル買いません_70歳のハイドロフレックスでグルリンで広い世界に浮かんだハートと蒼夕陽_(2202文字、短編です)

おはようございます。

そちらは嵐波がまだ残っているみたいですね。

冬の前の乗り貯めをたっぷりとしておいてくださいね。

北東うねりはついに真東に廻った。

この角度からの波は珍しい。

しかし強い風が南東からなので、

うねりと風は同じ方向。

グッドニュースとしては、

ブイがまだテンテン(10ft@10sec)を計測し続けていること。

ソフトサンドリーフには、

うねりが回り込んでいることだろう。

こうして回り込むうねりのことをラップ(wrap)と言い、

島の北を包みこむように波がやってくる。

この島の形は丸いので、このラップ波が使え、

闘牛岬も東うねりから、

ビーチハウスも些少だが回り込んで届いているはずだ。

クリスちゃんの自身初シェイプとなるミニノーズライダー。

「完成品はミニグライダーモドキなのデス」

といつものように謙虚に教えてくれた。

なんでも8時間をシェイプに費やしたという代物で、

乗り味はと言うと、

“有名シェイパーは偉大だ”

と回りくどい表現をここに置いておく。

コンピュータシェイプが跋扈(ばっこ)している世の中だが、

サーフボードのデザインをするというのは並大抵のことではなく、

一期一会のような波乗りセッションには、

無駄はもったいないということか。

ただ、無駄もソウルの仲間であるらしいので、

いつか『乗りづらいボードに乗った映像選手権』

を開催してみたい。

そういえば、

鎌倉の友人がなぜか乗りづらいボードをコレクションしているから、

その際には彼にも参加いただこう。

サンディエゴにも同様に(乗りづらい)

レトロフィッシュにこだわる人がいて、

彼が言うのも、

乗りづらければ乗りづらいほど価値があるのだそうです。

”耐えるヨロコビ”

というキャッチコピーがふわりと浮かんだ。

クリスちゃんとのムービーセッションを終えて戻ってきたらクタクタ。

クリスちゃんが撮って、

ハンナが撮ってと繰り返しています。

週末なので、

昼寝をしたい気分ではあるが、

そんな暇はないのであります。

「終わりました!今からウカガイマス」

と笑顔でやってきたリチャード。

彼がカウアイ・ローステリー・コーヒー主宰で、

それはおいしいコーヒーを焙煎してくれるのです。

今回は感謝祭の四連休を使って、

どっさりと生産してくれた。

きっとこれだけあれば、

かなりのお客さんが喜んでくださるだろう。

いくつもの大箱を抱えて郵便局に持って行くと、

慢性赤字であるUSPS(USポスタルサービス)のマネジャーは、

揉み手をするように計量し、

驚くほどの郵便料金をニッコリと請求してきた。

日本での税金もあるから、

こうやって発送している限りはコーヒー商売は儲からないと思う。

直販だからこの値段で抑えられているけど、

流通を通してしまうと宝石価格となりそう。

まだ円高だからいいけど、

円安となったらなかなか飲めないカウアイコーヒーなんですね。

米国国内線で利用しているユナイテッド航空から

「マイルを買いませんか?今なら20%お得です」

というオファーがあったので、

ホームページを開いてみると、

6万マイル+12000=72000マイル購入で、

1970ドルという値段だった。

1マイルが約0.03セントと、

安いのか高いのかわからないので、

「マイルで航空券を購入」

というページに入り、

よく飛ぶ路線の

『ノースハワイ空港(LIH)ーロスアンジェルス国際空港(LAX)』

と調べてみると、必要マイルが40000マイルだった。

とすると、4万マイルは現在1325ドルという値であるので、

現金で航空券を購入するよりも150%高いということに気づいた。

なぜこのキャンペーン企画があるのか?

また、誰がこんな割高のマイルを買うのだろうか?

などと不思議になったが、

年末のため経費を使いたい会社もあるだろう。

こうしてマイルを売るのは、

そのためなのかもしれないと仮定したらなんとなく落ち着いた。

デジタル写真は月ごとにフォルダーを作って管理しているが、

気づくと12月になっていたので新しいフォルダーを作った。

すると、先月の未使用写真がドサリと出てきた。

日曜日ということもあるので、

ここからの投稿は、

「フォルダー内一層大ざらえ日」としてみます。

これは70歳(推定)のおじいちゃんのライディング。

ブログに彼写真を初掲載すると、

オンザボード誌のラツワン編集長のMさんが、

「あれは、オビ=ワン・ケノービではありませんか?」

とめざとくスバラシメールが来たので、

うれしくなってしまい、

「いえ、レレレのおじさんです」

と返したら、それから連絡が取れていない。

俺はまだまだなんだ、と反省している。

これは奄美で初乗りしたハイドロフレックスで、

弾き出されるようなターンに驚いた。

ソフトサンドリーフの美しい日で、

波乗りって冒険なんだなぁ、

とインスピレーションが沸いてくる。

グルリン写真も出てきたが、

この秘密練習を続けているグータン(旧名Wangちゃん)が、

これを見て299(ニクク)思っているだろう。

闘牛岬でのクリスちゃんで、

ここの長い斜面を見て少なからず驚いていた。

世界は広いのです。

ハート雲が浮かんだ日もありました。

鳥の雲をいつも探しているんですよ。

ブルーサンセットもあったなぁ。

今日のみなさんの夕陽はどうなるのでしょうね?

それではすばらしい日曜日をお過ごしください。

今日も来ていただいて、

本当にありがとうございました。