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24時間バターゾーン_” I Shall Be Released.”(俺は解放されて自由になる)_超ミニで自己啓発セッション_ナナハン5’4″!?_シェイブアイスとモンクシールの相対理論_シェーン・ガラース音楽が届きました!_(2183文字、短編です)

こんにちは、

12月にしては暖かい週が明けたようですね。

波に乗った人、

仕事をされていた方といらっしゃるのでしょうが、

今年も残りあとわずかです。

元旦までを計算すると、

たった611時間しかないと知って、

またびっくりしてしまった。

まさに”光陰矢のごとし”だ。

さて、クリスちゃんがバターゾーンと一緒にやってきて、

全員で取り憑かれたように乗り込んでいる。

寝ても覚めてもバターゾーン一色で、

誰にも頼まれてもいないのだが、

広告作品を作ってしまった。

” I Shall Be Released.”

というバターゾーンの正式なキャッチコピーが決まった。

これを翻訳すると、

「俺は解放されて自由になる」

日常生活ではなかなかできないのだが、

波に乗るときは、

常に自分が解放されることを願っているので、

それをさらに言い聞かせるような意味合いを含めて書きました。

「アイ、シャルビーリリースト!」

と思いながら生きていきましょうね。

バターゾーンというサーフボードデザインについては

この日が詳しいです。

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/17215

日本が暖かいと、ハワイの波が小さい。

ということは周知の事実。

小さいが楽しい波だろうと、

ソフトサンドリーフに行って輝く斜面と泡を滑ってきた。

到着してすぐにインスピレーションがあって、

ノアの4’1″でパドルアウトしてみた。

これも解放運動の一環で、

こんな最小ボードを使って、

自己をさらに高めようとした次第である。

これは下手な自己啓発セミナーに行くよりも手っ取り早く、

そして即効性があると俺は信じている。

さて、沖に漕ぎ出してみると、

あまりの小ささ、浮力のなさに沈んでしまい、

普通にはパドルできなかった。

そこで、可能な限り後方に乗って、

ノーズを浮かせてパドリングしてみると、

リフティングパワー(lifting power=揚力)が発生するので、

しっかりと速く漕げば、

ウエイクボードのようにボードが海面に現れる。

低浮力の利点はこのような

「何もしない」

ダックダイブにもあって、

波が来たらアゴをボードに付けるだけで沈むので、

俺は泳いでいるかのように沈んでいった。

テイクオフも同じように発進し、

速度がついて浮いてきたら少しずつ前方、

つまりノーズ寄りに移動していく。

これをしないと後に乗り過ぎていて、

立ち上がっても後足を乗せるところがないのだ。

無事にテイクオフができて、

「おお、やればできる!」

と思った瞬間が上の写真。

今書きながら自己啓発の書を開くと、

(Oさん、ありがとうございました)

まずは、”はじめに”として、

「生きがい」と書かれてあった。

俺は波乗りが生きがいなので、

これはおいておいて、

次に進むと、

「成功哲学」

ということがさまざまな事例を使って紹介されていた。

この超ミニボード波乗りで学んだ成功哲学は、

トライエラーしながら沖に体を進めたことではないかと思う。

つまり「あきらめないこと」がここでの成功哲学なんですね。

さらに次の章には、

「セルフコントロール」

とあり、さらに

「積極的態度 」

「決断力」

「行動力」

「集中力」

「情報収集」

とあって、最後には、

「より高い能力」

「より大きい成功」

「より充実した生き方」

として熱い文章を結んでいた。

一本の波の中には、

一冊かけて学ぶことが詰まっていることを確信した次第だ。

CANVASロゴをクリスちゃんに示すと、

頷きながらシャッターを押していたので、

つい手ブレが心配になってしまった。

これも一種の職業病であろう。

「自己をより高い段階へ」

という獲得を目指すことが、

この超ミニボードでできたようです。

車に戻ってくると、

長老フレちゃんがやってきて、

「ん、乗れたのは慶(よろこ)ばしきこと哉(かな)」

とレトロな言い回しを英語で言って、

ボード細部のチェックをしていた。

そしてクリスちゃんの5’4″を見ると、

まるでナナハン(750cc)みたいに見えた。

とすると、ノアのは原付か。

ミニノーズライダーとなるとハーレークラスですね。

ビーチではモンクシールが解放されていて、

それを見た俺はゆったりとした気持ちになり、

美しい波を後にしたのです。

たまに行くシェイブアイス屋に行き、

いつものハウピア(ココナッツ)味をふたりでランチ代わりにいただきました。

オフィスに戻ってくると、

シェーン・ガラースからのパッケージが届いていて、

「やったー!」と開けると、

彼のDVDとCDが入っていた。

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/17679

ミュージシャンはこうして自身の音を送ることができるんだなぁ、

と感動してしまった。

早速聴いていますが、

かっこよくて、ビートにたっぷりとやられています。

すばらしい!

もっと聴いてインプレッションをここで書きますね。

シェーンのソロを聴いてみたい方も多いのではないでしょうか。

音楽でも自己を解放できますね。

飛行機の時はヘッドフォンを離せません。

さてさて、

こちらのことばかり書いてしまったけど、

今日もすばらしい日に、

そしてすばらしい週にしましょう!

なんていっても後611時間ですから。

ALOHA ALOHA ALOHA \( ‘ ▽ ‘ )/