昨日良い思いをしたので今日もファントムに行く。
セットで頭くらいとサイズダウンしてしまったが、風も良く、快晴で虹まで出ていた。
波乗りというか海のエッセンスをしっかりと受け、それから写真を整理してクライアントに「宅ファイル便」で送信。
「ちょっとしたおまけ」というデザインも完成し、デジタル送信。
全部ここからできちゃうとは!
慣れちゃったけど、よく考えると信じられない。
10年前にここまで情報通信が進化するとは、まさか考えられなかったですよね。
しかし便利な世の中です。
マイク・ベッシェンは車の中でiPodをラジオで飛ばし、カーステレオで聴いているハイテクおじさんだ。
彼は今年58歳だが、彼が20代の頃にはiPodという概念はおろか想像すら一切なかったのだという。
のみならず、CDで音楽が聴けるということも今となっては信じられないそうで、当時は大きな「なんとかエイト」というカセットが携帯音楽の主流だったそうです。
家では電蓄ですね。
俺が4才の頃だから技術はそんなものでしょう。
ディック・トレーシーというアメリカンコミックの主人公がいて、彼は時計型の携帯電話を持ち、青年になりたてのマイクは未来はこんな風に人と話ができるのだなあ、と目を輝かせたんだそうである。
時計型携帯も明日にでも実現しそうな気配です。
コミュニケーションが便利になった反面で、その受けるストレスははかりしれないのでしょうね。
以前ヤマネコ島海岸で野宿しているとき、携帯電話の電波が届かないのに電話が鳴っている音が聞こえる、という錯覚を起こして「ああ俺も現代病なのだなあ」と大きくため息をついて沖を眺めたことを思い出す。
そんなことを考えながら母屋に上ってくると、ポキ(ニャア)がいつものポーズで寝ていて、このまま横で一緒に睡りたくなった。
昼寝はうらやましいが、任務遂行のため水中カメラをセットし、イナリーズに向かう。
夕陽が美しいイナリーズでひとりだけの砂浜と波を満喫。
でもあまり人がいないのは、すこし怖いですね。
そして『トイ・ストーリー』のアートブックを眺めてこれから夜の部の仕事を開始します。
今9時30分です。