早朝の満潮を狙って夜明け90分前から行動を開始した。
途中「ヤマネコ注意」の標識区間があって、そこを走っていた。
街灯などないので無論「闇」である。
この道はいつ走っても行き交う車などないので、たまにヘッドライトを消すと、宇宙空間に吸い込まれたかのような一瞬となる。
カーブを曲がって、道路中央に小さく、そしてしっかりとした2つの光りがぎらり。
動物だ!
急ブレーキを踏むと、ガーッという低い音を立て停車した。
路肩に逃げていったその動物詳細を目に焼き付けた。
耳は厚く丸く、目が大きく、独特の模様でしっかりとした足。
ヤマネコだ!!
あわててカメラを取り出したが、時すでに遅く、目の反射すら写らない。
到着後、徳ちゃんに報告すると、「珍しい!あそこにネコはいないから、絶対ヤマネコです。俺なんか17年住んで3回しか見たことないからすごいなあ!」
と感想をいただき、目撃した実感が高まってきた。
世界にこの島にしかいなくて、たった100頭前後とされているヤマネコ(特別天然記念物、絶滅危惧種)を見られるとは思わなかったので、びっくりしました。
さて、その後隣島から遊びに来ているがんちゃん、八重山のルアー釣りの魚紳さんと呼ばれている洋ちゃんと合流し、「ミナゴロシ」と名付けた恐ろしいブレイクに行くと、みんなは
「潮がないなあ」
「あんなに浅い」
「俺たちには手に負えない」
と、やはり恐ろしいことを言っている。
とにかく「他が小さいからここでやろうよ」
と沖に出ると、今年一番の朝焼けがお出迎え。
てぃだひきゃり手を合わせて夢の波 (太陽光手をあわせてゆめのなみ)
と句を受け、カメラはないがしっかりとこの美しさを受け取りました。
こういうときにカメラがないのが残念で、でもそれはなんというか逆真会流で、自身の目でしっかりとその朝焼けバレル波を写し撮りました。
ここの波はやはり信じられないほど掘れ、それは海底を露わにするほど波面をエグレさせる。
ヒロシ君も現れ、「あっさいですねー!」
と言いながらテイクオフして吸い込まれている。
みんなは波に乗るたびに傷を得て、俺も同様に膝をクラッシュ。
こういうのはあまり載せたくないのですが、参考までに。
原因はリーフ直撃です。
関節を直撃したようで、とても痛いです。
今回お世話になっている島のグッドサーファー3人組。
左から洋ちゃん、徳ちゃん、ヒロシくん。
彼らは毎日この付近でにっこにこでサーフしています。
「波を、ハッピーをありがとう!」とにっこにこ返しをしてきました。
いいなあ。
横にいた隣島のがんちゃんも混ざってにっこにこ?!
と住み処である女神洞窟に戻りました。
今回は潮の満ち引きが少ないので、浜側にセッティングしました。
寝床からの景色です。
風と雨が多く、夜中、顔に雨が当たって起きると、緑色の小さい光がこちらに飛んできました。
!人魂!?
と驚くとなんとそれはホタルで、「そのはかない光が闇の中だとこんなに明るいのだ」とびっくりしました。
旅はまだまだ続いています。
出て痛そうです….
ロータイドでかなり危険でしたね。
しかし、やまねこは、普通のねこよりおおきそうですね~。
寝床のマットレスは、形状記憶で柔らかそうです。
良い宿ですね。
ホテルガイドに掲載すべきです!
ヤマネコもホタルもフナキさんを歓迎しているのですね。
それにしても、ミナゴロシは怖過ぎです。。。
あ~あ旅は長いんだから無茶しちゃあダメだよ。
なんてプロに言っても無駄かも?
山猫は用心深いので排泄行為など無防備になる時は広い場所を選ぶらしいよ。
深夜の周遊道路は気をつけてね。
markee.さん、
痛かったです。
形状記憶で最高でした。
ヤマネコはしっかりとした骨格でしたよ。
しげさん、
ホテルガイドなら星ゼロです。
なぜならば雨もり多しです。
ミナゴロシはモノスゴシ。
Roaさん、
ヤマネコの子猫を一頭欲しいです。