南側、雨時々晴れ。
西側、快晴。
波→ サテライトリーフで腰ちょい。
風も弱く、きれいで標準的な島の天気の日です。
海に行って戻ってきてからBLUE誌の巻頭コラム用の原稿書きをしています。
(編集長、もうすぐ終了ですからね)
その途中、ある言葉が気になり、
昔の『歌人』
の作品を調べると、こんな一節があった。
the sea of heaven
the waves of clouds
the moon ship
the forest of stars
これは柿本人麻呂「万葉集」に収録されている「
天の海に雲の波立ち月の船星の林に漕ぎ隠る見ゆ
」の英語訳だが、これを見て英語表現の乏しさ、そして日本語表現のすばらしさに目を瞠(みは)った、
英語版も美しいが、日本語のそれは美しい景色を見ている興奮をそのまま閉じこめているようだ。
このは柿本人麻呂の歌は710年頃とされているが、とすると今から1297年前にこんな文藝(ぶんげい)があったのだなあ、としばし放心してしまった。
その後、明治時代には坪内逍遙によって「小説」なるものが登場し、大正、昭和、平成と経て、今の私たちは日本語を新改訂するどころか、スタバ、コピペに代表される省略語の氾濫(はんらん)や、言葉の前後につける「なんか」という連語を連発する「内容が不定な言葉」に蝕(むしば)まれ、正しい表現を失ったようにも感じられる。
と、こんな雨の日の俺は、事項を深ーく考えてしまう傾向にあるようだ。
突発的な文章なので、こんなのつまらないと感じる人も多いだろうが、それはあしからずご了承いただきたい。
↑(おまけというか心配事)
天国のような海岸の横から飛び立つ海軍軍事輸送機。
アメリカはまた戦争をするのであろうか?
識者は「当然イランと戦うんだよ」というのだが、
深いぬかるみ泥をさらに掘るようなことは止めた方がいいと思うのだが。。
みんなが、にっこにこでありますように。
今日のブログかなり楽しめました。
文章についての話大好きです。
日本語の表現は確かに英語に比べて情緒豊かですね!
それって、やはり国民性の違いなんでしょうね。。
どっちがいいとかじゃなくって、奥ゆかしい日本人の心、誇りに思います。
Fgさん、
本当ですね。
「すてき」な世の中にしてほしいです。
eriさん、
ありがとうございます。
語るにはお恥ずかしい文章力ですいません。
のりさん、
すばらしい日本語の進化にご協力下さい!(笑)