
画像フォルダーを整理していると、
12年前のNAKISURFバナーが出てきた。

8周年記念とあるので、
とすると、
もうすぐ20周年となる。

あれからずいぶんと時が経った気もするし、
一瞬で20年が過ぎたような感覚もある。

タロジローは、
それぞれ高校生と中学生になって、

次世代のハナはまだ4歳だけど、
あっという間に成人するのだといまはわかる。

子どもたちが成人していくと、
こちらはもっと成人しているはずだが、
まだそこまで老いた感覚はない。

ドノバンは、
長男のヘンドリックスとツアーに出て、
ライブを重ねていて、
カイラは時折サーフィンを楽しんでいる。

名店シンブン第5号が届いた。
季刊なので、
こちらも連載開始から1年と1/4が経ったとわかった。

前号からB面が登場して、
連載陣の肖像が泰ちゃんこと、
横山泰介さんによって撮られることになった。

本日よりNAKISURFでも配布します。
オンライン注文の方にも同封しますので、
ぜひご覧になってください。

名店シンブン表紙の「福だるま」に描かれていた
「七転び八起き」
そんな言葉に感じ入った。

波乗りこそが七転び八起きであり、
やられてもパドルアウトして、
もう一本乗ろうとする意識に重ねた。

さて、
話はそら(宇宙)に向ける。

昨日、
インターステラー・オブジェクト(恒星間天体)が地球に最接近したという。

中心部の直径は少なくとも5km
時速20万km超で移動している。

なんと、
このインターステラー・オブジェクト『3I/ATLAS』は、
70億年以上も銀河系を飛び続けているとあった。

太陽系の誕生が46億年前だ。
この天体ははるか昔から存在して、
飛び続けていることに驚きをおぼえた。
人の一生はせいぜい100年だけど、
70億年とくらべると、
一瞬にすらならないのだとわかった。

わかってしまうと、
ならばこの人生を楽しまなくてはという気になった。

これはドラグラ・オリジナルのグラフィックだ。
「ハッピーサーフになるように(祈りましょう)」
というメッセージだけど、

楽しくサーフするだけなのに
「祈らなくてはならない」
というアイロニー(皮肉)がこめられているのだ。

先日は、
サーファーズ・ジャーナル・ジャパン発行人の井澤さんともお話したが、
「日本は競技主義者ばかりで良くないことになっている」
氏はそう見抜いていて、
お前の力でなんとかしてくださいとなった。

私もなんとかしたいのだが、
全体主義者は盲目であり、
業界が仕掛けた適正浮力というウソすら見抜けず、
調和だけを考えて、
出る杭にならないように無表情で波を待つ。

楽しくサーフしていると嫌われ、
さらにはねたまれて、
悪事をしているとまで噂されて悪人に仕立て上げられる。

そんな図式が怖く、
おとなしく他者と合わせて浮力を揃え、
(コンテストの)ルールを厳格に守って、
修練だとばかりにサーフしている。

昨日ショッピングモールに行くと、
いつのまにかプリキュアだらけになっていた。

そういえばハナは、
アンパンマン、

パウ・パトロールを経てプリキュアが好きとなり、
4歳では少し早熟なのではないかと思うが、

私も少年時代にボブ・ディランや、
ツェッペリンなどを聴いていたので重なるところがある。

ならばプリキュアの絵を描いてあげたいのだけど、
線が多すぎるのと、
要デッサンとなるので難易度が上がった。

話がさまざまとなったけど、
70億年と4歳、
そして自分の歳をくらべてみると、
七転び八起きだとまとめてみた。

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【巻末リンク:この夏のハナ】
【巻末リンク*2:最年長の宇宙船!?】
【サーフィン研究所特別号】季節のなかで_時速21万kmで飛行するインターステラー_ギンサバミチの夜考察番外編3I /ATLASについてby法王_(1639文字)
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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