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naki's blog

超干潮のウニ畑岬_イスラエルはムイビエン!_ハートブレーカー2のメキシコあけぼの_アラスカ・ビル(1209文字、短編です)

おはようございます。

ロバ岬、またの名をウニ畑岬から船木です。

もうすぐ新月干潮なので、

俺たちのアジト洞窟前もこのように露出している。

メキシカンとは思えないほどの安全運転のイスラエル。

彼の案内があったからこそ、

今日のセッション、

この干潮ガリガリのウニ畑岬を導き出したのです。

普通の人はミドルタイド、

つまり干潮と満潮の間を推奨するので、

目からウニ、

じゃかったウロコがハラリ。

そのウニの合間を縫って歩いて沖に出ていくのだが、

この瞬間は無になれるというか、

集中力を極限まで高めたウオーキング。

もし転んだらどうなるのだろうか?

やたらと滑るんですよ。

ちなみにイスラエルでさえウニ被害に遭ってました。

干潮波はすばらしく、深い時間が過ぎていった。

ターンを、いや「サーフィンを越えた何か」

を感じながら海のパワーを受け取ったようだ。

ミニノーズライダーのイスラエル。

ムイビエン!

Muy bien!(最高!)

そんなグライド(滑走)時間と、

ペリカンのグライド(滑空)がシンクロしたようで、

俺は羽根のスタイルを見ながら、

その優雅な動きを波乗りに、

というインスピレーションを受けた。

上がってくると、

ローカルのみんながハートブレーカー2に興味津々だった。

テイルデザインを見て。

「これが機能しているのだ!!」

と驚き、次にNAKISURFの連絡先を聞いてきたので、

明日にはオーダーメールが届くような気がしている。

帰ろうとしたら、

イスラエルが乗っていたミニノーズライダーにも

「こんなノーズライダーがあるんだ。

アイカランバ!(びっくり)」

とコンケイブをじっくりと研究していた。

クリスちゃんの気持ちとなって、

「エヘン!」

と胸を張りながら彼らの驚きを見ていた。

それにしても俺の服装が派手になっている。

つまりどんどん現地人化していて、

ドンエスコンディード大地ほどではないが、

スペイン語で話しかけられて困るほどです。(笑)

メキシコ(バハ・カリフォルニア)

で誕生したメキシコボードケース。

メキシコ純正品を国内で使う喜びはプライスレス。

ローカルもみんな欲しがっていたのがウレシイ。

潮が入ってくるまで十二刻(6時間)もサーフしたら、

こんな美しく、

淡い夕陽がそらを包んだ。

日焼けで目が痛い。

アラスカからのサーファーにも出会いました。

このアラスカ・ビルは、サーモン、ヒラメ、

ブラックコッド(銀鱈)の仲介人をしているそうで、

今度アラスカに来たら

「漁の手伝いと、オーロラを見せるぜ?」

と言って胸を張っていた。

昨夜の夕食は、

いつものフィッシュタコスと、

ほうれん草のソパ(スープ)でした。

トド・ビエン!

(全て最高!)

ご飯も最高、波も良く、

ウニにも刺されず、夕陽も美しく、

ローカルたちにニッコリされて、

メキシコハッピー(ビバ・メヒコ!)なんです。

今日もNAKISURFに来てくださってありがとうございます。

明日はどこでサーフするのだろう?

すばらしい日にしてくださいね!