昨夜はハロリン(ハロウイーン)パーティに向かう途中、カラヘオ山ですごい虹を見た。
虹が大きすぎて、俺のGRDカメラレンズだと(35mm判カメラ換算値28mm)入りきらず、仕方がないので2枚横につなげても収まらないほど巨大な虹でした。
そしてハロリンパーティ。
俺はアメリカに越してきてから14年間、このハロリンが「意味がわからず」という理由で苦手だった。
誰も「トリックオアトリート!」
と来ないように家中の電気を消して、早寝していた毎年でした。
しかし、昨日クレイグに「ねえ、ハロウイーンの意味って何?」と聞いたら
「オー、それはアメリカのオボン(お盆)ナノデスネー」
というので、「そっか!」といきなり納得した。
で、「お盆ならしっかりと参加しなくてはならない」と心を180°転換したのです。
で、ハロリンパーティは、友人のマイク&タング、そしてカラヘオ小学校長エリック・バークマン主催のホームパーティ。
↑タイのハーレイダビッドソンTを来たエリック。
彼はサーファーで(前にも出てきたのだが)、明日の朝、ソフトサンドリーフでサーフする約束をしました。
校長先生がサーファーって、すごいぞノースハワイ!
仮装1↑
仮装犬↓
仮装2↓
この子はKAIくんという日本人ではない子なんだけど、ノアの小さい頃にそっくりでした。
で、ノアの仮装ということで「仮装3」↓
みんな集まってきましたね。
日も暮れました。
ヒュードロドロ(怖い音楽ね)。
ハロリンはやはりオボンでした。
突然色々なものが怖く見えます。
家も呪われた風に。
仮装犬までも顔つきが変わりました。
あまりの怖さに泣き出す子もいて、でもお菓子は欲しいらしく泣きながら骸骨の横を過ぎ、蜘蛛の巣をかき分けていました。
アニーは魔女の仮装。
カイラ(魔女)と同級生。
アメフトの仮装もすごいなあ。
ノアはジェダイの騎士なんだそうで、ライトセーバーを持っただけ、という手抜き仮装でした。
夜も更け、
戦利品を確認するガール&ボーイズ。
で、また未明から海に向かう俺たち。
今日はノアが休みなので、4時に起こして寝ぼけた彼を連れて行きました。
目的地はひさしぶりのイナリーズ。
なので、タイヤの空気を抜いて(20psi程度)、砂浜を走ります。
もうすぐ夜明けです。
今日は届いたばかりの新型水中ハウジングのテストです。
なぜ今日かといいますと、ゲンかつぎの初入水日を11月1日、そう「1のぞろ目」、それも3桁にこだわりました。
どうして3桁かというますと、それは私の名前に由来しているのです。(三秀)
で、新型ハウジングは何も問題なく、初撮り記念がこの作品となりました。
俺が沖で泳ぎ撮り、ノアはその間ずっと浜で走り回って、釣り師が捨てた糸を回収したり、砂浜にお絵かきしていました。
上がって彼を一枚。
誰もいない、誰も来ない大きな海がここにありました。
「ライトセーバーも撮って」というのでカメラを換えてパシャリ。
それからソフトサンドリーフに行き、昨夜のエリックとの約束を果たしました。
サイズは下がって、セットで頭程度だけど無人で最高に楽しめました。
週末なのに無人とはこれいかに?
ノアもサーフ。
ダダぁ、ここはリーフが浅いよ!
少しして、ブルーワーライダーのソーレン・シーバーさんも親子でやってきて、少しよもやま話。
すると、昨日この付近でシャークアタックがあって、サーファーがお尻をかじられたのだそう。
「だから空いていたのか!」と後から納得した。
それにしてもこの被害に遭ったサーファーは不幸中の幸いで、歯形がついただけ(チェックしただけ?)だったということです。
全治3週間の軽い怪我で、本人が言うには「波待ちしていたら下から鮫がドーンといきなり突き上げてきた」とのこと。
ワイルドなノースハワイだ。
俺も夜明けから泳いでいて、危なかったがとにかく無事でよかった。
気をつけなくては。
(でもどうやって気をつけるのかわかりませんが)
良い週末を!
最近、とは言っても10月の話なんですが、伊勢国府ノ浜でも鮫を発見しまいた・・・
小さいながらも、背ビレを出し小魚の群れを追いかける姿に多少ビビりました。
特に近くにいた外国人サーファーはパニクっていました。。
昼と夜。
ムーチョ、ウケました!!!
空いてる日は要注意なのですね。
お気をつけて。
ぜひ?
おージャパンの鮫ですね。
「ソレハ任侠鮫とイイマス」
とクレイグが言っています。
そっか!
ハロリンアタックだったのかもしれません。
オボンですから何があってもおかしくありませんね。
こんにちはみなさん、ナキーさんにいつもお世話になっているクレイグです。ちょっと付け加えなのですが、、、、
「しかし、昨日クレイグに「ねえ、ハロウイーンの意味って何?」と聞いたら
「オー、それはアメリカのオボン(お盆)ナノデスネー」」
なぜ関係があると言ったかというと、英語で言うと「Spirits Return」。。。お盆でも、ハロウィンでも、魂が戻ってくるというつながりがあるからです!Celtsの時代に始まったようです。興味のある人は、調べてみてください。
おばあちゃんが『お盆は海にはいっちゃいけないよ!』って言っていたのを忘れていました。
そういえば『もったいない』『お天道様が見ている』『後ろ指差されるな』『弱い物いじめをするな』と日本人が古くから大切にしてきた生き方がありましたね。
クレイグさんは本当に日本語が上手ですね。
いつもカタカナで書いてしまってすいません。
「お盆=ハロウイーン」説、とっても説得力があり、理解しやすかったので大好きです。
ハロリンってケルト民族時代から始まったとは!
長い歴史ですね。
補足として少し調べてみました。
ケルト人の1年の終りは10月31日で、この夜は死者の霊が家族を訪ねたり、精霊や魔女が出てくると信じられていた。これらから身を守る為に仮面を被り、魔除けの焚き火を焚いていた。601年に法王1世が宣教師にケルト人へキリスト教改宗の策として、「ケルト人の信仰法である木の伐採は行わずに、木の真上にはキリストの神様がいてそのために木を信仰し続けなさい。と広めなさい」と言ったのがいまのハロウィンになったきっかけでもある。
ケルトのサウィン祭
古代ケルトのドルイドの信仰では、新年の始まりは冬の季節の始まりである11月1日のサウィン祭であった。ちょうど短い日が新しい年の始まりを示していたように、日没は新しい日の始まりを意味していた。したがって、この収穫祭は毎年10月31日の夜に始まった。アイルランドと英国のドルイド祭司たちは、火をつけ、作物と動物の犠牲を捧げた。また、ドルイド祭司たちが火のまわりで踊るとともに、太陽の季節が過ぎ去り、暗闇の季節が始まった。
11月1日の朝が来ると、ドルイド祭司は、各家庭にこの火から燃えさしを与えた。各家族は、この火を家に持ち帰り、かまどの火を新しくつけて家を暖め、「妖精」(「シー(Sith)」と呼ばれる。女の妖精はバンシーと呼ばれた)などの悪霊が入らないようにする。というのも、1年のこの時期には、この世と霊界との間に目に見えない「門」が開き、この両方の世界の間で自由に行き来が可能となると信じられていたからである。
祭典ではかがり火が大きな役割を演じた。村民たちは、屠殺した牛の骨を炎の上に投げ込んだ。(「かがり火」を"bonfire"と呼ぶのは、これらの「骨火」に由来すると思われる)かがり火が燃え上がると、村人たちは他のすべての火を消した。その後、各家族は厳粛にこの共通の炎から炉床に火をつけた。これにより、村の各家族は一つにつながった。アイルランドでは今でも、毎年ハロウィーンの夜には何百もの火が点けられている。
新異教主義者(Neopagans)は、今でもハロウィンの日には、世俗的なハロウィンに参加するとともに、サウェン祭を祝っている。
「日本人が旧くから大切にしてきた生き方」とはある意味で宗教そのものですよね。
今はそれが薄れてきて、凶悪犯罪とか、モラルなき暴走犯罪等々が世間を賑わせていますが、日本人はここで一度立ち止まってみるのもいいのかもしれません。
「これは天下の一大事だス」と風大左衛門になって世間を見渡してみると、やはり悲しいことが多くなってきましたね。(涙涙。。)