ブイは12.8ft 16secと、この冬最大値を計測し、風はほぼ無風。
昨日からソフトサンドに行ったウッドからの電話は「軽く8フィートオーバーでクローズアウトしているゾヨ」とあった。
フレちゃんはプアケニケニを見ていたが、6フィートオーバーで猛烈だったので、退散してきたんだそう。
そこで、俺は三日月湾で子供たちをピア周りのビーチブレイクでサーフさせようと、向かうとクレちゃんことクレイグからの電話があった。
「フナキさん、昨日もいい波デシタ。なので、行こうとオモッテイマス。ドーデショーカネー?」
どうせ三日月湾は異常なる混み方をしているだろうし、波乗りするつもりがないまま駐車場に入ると、感謝祭後の金曜日ということもあり、駐車場は大混雑だった。
こんなに遅く来たら(朝10時)駐めるところはないだろうなあ、とがっかりしていると、クレちゃんが駐車スペースを空けて待ちかまえていた。
「フナキさん、早く沖に行きましょう!いい波デスヨー」
三日月湾は混んでいるからサーフする気がなく、子供たちとそこでサーフするからいいですよ、と断るが体も動かしていないし、感謝祭後のこの時間は空いているかも、という甘い期待を胸にパドルアウトすることにした。
駐車場前の浜から沖のインサイドブレイクまでは500mくらい。
そこからピークというかアウトサイドセクションまでは200m程度かな。
その距離があるので、混んでいるのか、または波の正確なサイズはつかめない。
望遠レンズを持っていたので、その400mm側で見ると、インサイドはこんなパーフェクトブレイクだった。
4フィートくらいだろうか?
とにかくボードケースからボードを出すと、クレちゃんが、「そのボードでヤルノですか?」とBD3を見て目を丸くしている。
「ダイジョーブ」とだけ答えて沖にパドルする。
ピアを越えて、途中まで行くと波が見えてきた。
同時に人も見えてきて、そのあまりの多さに気持ちが萎える。
50人?
でもここで戻るわけにはいかないので、あまり気にしないように沖にパドルアウトする。
ちょうど波が来た。
沖のSUPが漕ぐ、乗れない、
次は11フィート程度のガン、それも乗れない、
その手前のプロ系サーファーも乗れそうもないので、それを見ながら奥へ奥へパドルインする。
俺に向かって波が切り立ってきた。(何という幸運だろう!)
ひとりが俺のショルダー側にいて、ほぼ同時にパドリングを始めた。
漕ぎ始めて、俺のBD3が滑り始めると、彼はそれを見ながらきっぱりとパドリングを止める。
さすがクラシカルなブレイクだ。
民度が高く、マナーがいい。
オフショアで少しあおられながらテイクオフすると、気が狂いそうになるほどのロングショルダーだった。
右へ左へとカーブさせて、水の山を滑る。
この感覚は何だろう?
興奮とも違うし、まあ今夜は酒がうまく飲めそうだ。
上がってきて少しすると、三日月湾ローカルのリック・リーボウがやってきた。
俺がBD3でこの波を乗ったことを信じなかった彼が波チェックをしながら
「6?8フィートは軽くある。これは最低でも7’4″だ。
これ以上ないくらいうねりの向きがいいぞ!」
と興奮している。
今俺はこれを書きながら、乗った、見た、喰らった、潜った波を思いだしているのだが、
ワールドクラスの波に銀河系一の混雑というのが正しいのかなあ。
俺はジャンクでもいいから無人のトムクンズかリリコイでサーフすれば精神的によかったなあ、と感じています。
本日のホームPは胸~肩、たまの頭!
人数は5人、すべて身内。
天気 快晴、風 弱北東。
この中で6時間サーフ!
まるで夢のような時間でした。
久しぶりに気まぐれ女神様が微笑んでくれましたです。
実は昨日も同じシチュエーションでございまして、現在はきんに君が痙攣をしています。
BD2も絶好調!エアリアル風、テールスライド風もばっちり決まりました!(見ていたまさるはケリーでもあんなにみっともない技はかけないと言っていましたが・・・)
まぁ技はさて置き、最高の日と言うのは本当でしたよん。
明日ももしかして風が変わればスイープです。
このまま勢いに乗って、パイプラインマスターズに出ちゃおうかなー??
かなりハイは今日この頃でござーました。
その混雑度は体験したくないですね?。
やはり《逆真流》が正解なのですね。
昨日はホームポイントでサイズは胸肩位で入ってから出るまで自分とたまに飛んでくる鳥くらいでした
花礼ですか?
自分も数年前、四国のKさんにそそのかされ
10フィートオーバーにロングで入水してしまいました~
Kさん曰く「これを滑ればビッグウェーバーの仲間入りだぞ」につられたのですが~
一番奥のピークの高さ、それを滑った時の気が遠くなりそうな程の長さを今でも忘れません。
「朝ライフガードが入ってたけど、今上がって無人だぞ」の訳は、海が動いてるのをハッキリ分かるほどピークの盛り上り方がラフな感じで、テイクオフに失敗したら生きてられないかも?な状況でした。
運良く人がいないおかげでミスせずにすみましたが、ボウルまで繋げたのは1本だけでしたが、それは超ストークでした!
結局5~6本乗れましたが、途中くらったスープで板は折れてしまいましたが。。。
そうですか!
そんなに波が良かったのですね。
波乗りをしていると、完璧な日って存在しますよね。
それが尊く、かけがないのない記憶となるのでしょう。
3戦(日)スイープおめでとうございます!
パイプマスターもワールドカップもぜひ?!
逆真にすればよかった?
と、本日は西のシークレットに行ってきました!
良かった?です。
すばらしい、瞑想と空想の波乗り日でしたね。
花札でした。
いい波に乗られたのですね。
風が悪く、ジャンクでその高さは敬服します。
すごいなあ。
でも、これからはもう三日月湾には行かずに西に逃げます。
特にシーズン最初なので混みすぎるようで、ローカルの友人は3時間で1本だったよぉ、と悲しそうに夕方上がってきましたから。
この日はボードは見ているだけでバキバキ折れていました。
もしかしたらみんな長すぎるのかなあ。