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naki's blog

波動エネルギー頻度表_ゴー・フレディー!_ 俺をキャッチサーフのライダーにシテクダサイ!_なぜかピンボケ地獄の俺_ (いつものおまけ)マッキー・クライリーさん編

波動エネルギー対頻度の表 (Plot of wave energy versus frequency)

ノースショアの

リック・リーボウにちょうど4週間前に教えてもらった

「ブイ情報のところに

【波動エネルギー対頻度のプロット】

というリンクがあって、それで波の威力はだいたいわかるぞ」

ということで、この4週間はずっとこの表を見ていました。

この表によると、今現在は「パワー17を14秒の頻度」ということ。

ちなみに今朝が「パワー19を15秒」。

昨夜が「パワー25を15秒」

ということで、これはかなり正確だと思う。

なぜならブイ情報は、11.5ft. 15sec.@325(NNW)と、

うねりは下がったと思っていた。

なのにイナリーズに行くと、こんなにすごい波。

さらに言うと、この北西51001ブイが動いて6時間後にうねりはノースハワイに届くので、

夜の波動エネルギーはそのまま朝波となって登場するという次第です。

イナリーズに先発したフェイマス社のジェイミーは、

「うーん良くない、乗れる波なんかない」

と電話をかけてきて、道中の俺とカイルを失望させたが、

「とりあえず行ってみようぜ」

と前向きに向かうと、

こんなド・パーフェクトのすごい波がどっかどかと押し寄せていた。

カイルはすぐにジェイミーに電話し、

「アナタに目はツイテイマスカ?めちゃくちゃいいぞー!」

とまだ波を探しているジェイミーを再び呼び寄せたのだが、

戻ってきたジェイミーにとっては「こんなの良くない」の一点張りだった。

カイルは「どーぞお好きなように」と彼を誘うことをあきらめて俺とパドルアウト。

今日も流れが強く、カレントラインがはっきりしているので、沖に出るのはたった2分。

セットが来ていないことを確認したら、そのカレントに乗って、パドルアウトするだけ。

うまく行くとダックダイブがいらないほどで、

「初心者でも沖に出られてしまう」とすると、ある意味では危険系です。

ゴー・フレディー!

セットが来ると、波は急激に浅くなった海底で圧縮するように斜面を縮め、

その次のアクションでは飛び上がるように波頭を切り立たせる。

波を後ろ側から見ている俺たちに波は、

バレルの先端を海面に叩きつけた瞬間に「ドッパーン」と轟音を発し、

その閉じ行くバレル内の空気圧縮から、

こちら側にまで「クジラの潮吹きのように」大量の砂と空気を噴射する。

これはまるで爆弾が炸裂しているような破裂音に少したじろぐが、

次の瞬間にはアドレナリンが体に一瞬で廻ってハイとなる。

いつかブルース・アイアンズがタヒチのチョープーのセッション後に語っていたけど、

「こんなにナチュラルハイになれるスポーツは他にはない!」

そのことを思いだし、セットが来ると、

あまり意味のない「GO FREDDY!!」という言葉をカイルと叫び続けた。

当のフレディは岸で波を見ているんだけど、

こんな波はあまり得意ではないらしく、少ししたらメジャーリーグベイに去っていった。

(そのフレちゃんとウッドが再会したところ)↓

俺をキャッチサーフのライダーにシテクダサイ!

で、カイルがこのCatch Surfの新作クアッドに乗り、

バレルインと高速リッピングを繰り返した。

このキャッチサーフはボディボードと同じソフト系なんだけど、

ストリンガーが入り、

1980年代に『ブギーボード』で一世風靡した

「モーリーブギー」

のトム・モーリー考案のマッハレイルがテイルエリアに付いて、

こんな波でもターンを可能にしたというもの。

しかもMade in San Clemente (USA).

ボディボードのトッププロだったカイルに言わせると、

「サーフボードは硬いから当たることを考えると怖いんだよね。でもこれなら何も怖くないぞ」

ということで、

俺は今までこのボードを小波でふざけて乗っていただけだが、

カイルのすごいバレルやターンを見て驚いた。

現在サーフボード業界は、AVISOに代表されるF1チックな高性能と、

こんな子供でも遊べる安全仕様というスタイルと、

二極化しようとしているように見える。

「完全に精密に」と「安全で楽しく」とふたつのテーマがあり、
両方好きな俺はいいところ取りをしたいのだが、

今のところそんなサーフボードはなく、

スーパーカーが好きなのでAVISOにこころが向いているが、

ボードが怖い人はこんな柔らかいサーフボードもありだな、と思う。

柔らかいサーフボードの欠点としては、ターンは緩やかだったことだが、

このキャッチサーフからそんなことはなくなってきた。

得意の数字対比で見ると、

AVISOを100とすると、キャッチサーフは55くらいだろうか。

弊社扱いのINTは40くらいなので、格段に進化したと言える。

まあ、こんな時代先取りボードも面白いなあ、

子供も使えるし、

と購入したが、

このカイルのようにイナリーズの深刻な波で確実なターンをしているのを見ると、

このソフトボード分野もこれから重要な位置を占めてくるだろうな、と想像した。

「イナリーズの6フィート=カリフォルニアだったら12フィート」と、

『イナリーズ200%説』を支持しているので、

とするとこの波はかなりのサイズです。↓

このボードをめちゃくちゃ気に入ったカイルは

「俺をキャッチサーフのライダーにシテクダサイ!」

とD先輩と同じ言葉を発した。

日本もハワイも上手なサーファーは考えることは同じですね。(笑)

うれしさと、驚きの入り交じったカイルの表情が撮れました。↓

なぜかピンボケ地獄の俺

で、俺もいい波に乗ったのだが、選びすぎたのか、

お日柄が悪かったのか、または日頃の行いが悪かったのか、

バレルインの際にはこうして前に波があったり(涙)、

バレルに入っても、前の波でピンボケだったり、

こういうのは、

ピンボケのままレンズをのぞいているので、バレルを抜けてきてもピンボケですよね。

ふむふむ、勉強になります。

上がってきたときは、

こんなピンボケ地獄とは思っていないから、カメラに向かってにっこにこの俺。

さっきアパチュアにアップロードして、膝を付くように落胆したところです。

決死で行った波もあったんだけどなあ。(泣)

まあ、いい波に乗れて、すごい圧縮波体験、高速滑走をしたから今日もハナマルとします。

サーフィンライフで4月の始め頃に、分厚い電話帳みたいな「メガカタログ号」が発売されます。

その見開きページで、

コールサーフボードを紹介する記事があり、

そのPDFチェックをし、

これからソフトボード師範カイルのところにTシャツやその他印刷物を刷りに行ってきます!

今日もお越しいただき、ありがとうございます。

サーバーが変わって読みやすくなりましたか?

(いつものおまけ)マッキー・クライリーさん編

船木さん、

先日はブログ掲載ありがとうございました。

あまりの嬉しさにあのページをコピーして、回覧板で隣町まで回しました(笑)

昨日のNAKI SURF CM脚本最高でした。

YouTube配信ならなんとかなりそうですね、期待します。

D先輩の衣装として、

2ヘッドイーグル入りのプロレス・カラスマスクの追加を熱望します。

イマジネーションをかき立てられるCM案。

俺も考えて、

コメント欄に書き込もうと思ったのですが、

イメージが伝わりにくいと思ったので、画像入りでメールすることにしました。

まず、ボストンレッドソックスとナイキの協力が必要なのですが、

奇跡的に了承を得たという前提でいきます。

オープニングは松坂大輔の奪三振シーンから始まります。

三振を奪って、ファウルラインをまたいだところで黒画面に青文字でNIKEのロゴが映しだされます。

これは、NAKI SURF CMの前にナイキのCMが流れていたという設定で、

この部分はナイキのCMの後半、最後の3秒からの流れです。

そこから、アニメーションです。

スタジオジブリかタツノコプロに頼みましょう。

スウッシュが変形して、だんだん波の形に変形していきます。

そして、その波はNIKEのロゴを飲み込みます。

ここではN、I、K、Eの各文字が揉まれている様が映し出され、

やがてすべてが飲み込まれ、次の波(スウッシュ)が来ます。

すると、先程飲み込まれた文字が「N」から順に海面から現れるのですが、

Nの次はA、そしてK、I、になって現れます。

スウッシュの先端が巻きはじめてバレルになります。

そして最後にSURF COMの文字がでてきて終了です。

こんなのどうでしょうか?

ぜひぜひ?!

マッキー・クライリー


4 thoughts on “波動エネルギー頻度表_ゴー・フレディー!_ 俺をキャッチサーフのライダーにシテクダサイ!_なぜかピンボケ地獄の俺_ (いつものおまけ)マッキー・クライリーさん編

  1. Fg

    正直なところ新blogになって携帯では
    慣れが必要ですね。
    PCで拝見するには問題無いです。
    カイル氏とキャッチサーフのコラボ、凄いですね?
    乗ってみたいです。

  2. マッキー・クライリー

    スウィッシュ、スウィッシュとDAIGOのように連呼してすいません。

    正しくはスウッシュみたいです。

    マイケルジョーダンからクレームがくる前に訂正させてください。

  3. naki Post author

    Fgさん、
    携帯版、現在調整中です。
    もうしばらくお待ち下さいね。
    キャッチサーフがこの波でこれだけ乗れるとは思いませんでした。
    ぜひぜひ乗ってください?。
    明日夜明け頃に待ってます。

  4. naki Post author

    マッキー・クライリーさん、
    早速直しました。
    俺は今までスオッシュだと思っていましたが、日本語表記だと少し違うみたいですね。
    Swoosh スウーシュ!?
    えーと、?タイガー・ウッズからクレームがくるかな、と思いましたがまだのようです。
    それにしてもNIKEのサーフボードがあったら誰が乗るんだろ?
    と思ったら、候補がふたりいました。
    ひとりはご存じケリーチャンピオンで、もうひとりはD先輩というのはどうでしょうか?