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【特大号!】_終宴近しホワイトハウス_史上最高総額100万ドルのサーフコンテスト_優雅なるロングボーディングの集まりでクリスちゃんが三位_クイックセッション制度の子どもたち_BLUE誌とNALU誌発売です!_ビーターちゃんのテッドさん_シェーン・ガラースが千葉でSURFSURFSURF!_(3460文字)

こんにちは、

夜明け前の風が冷たくなり、

こちらノースハワイは、

季節が夏から秋に移ろうとしている。

サイズが下がってしまい、

ピークからのワンセクションだけとなったホワイトハウス。

この数日間では、皆勤賞のデルが今日も暗い内からパドルアウトしていた。

切り立つセクションの連続は、

まるでサイエンスフィクション映画のような視界となり、

考えて判断するというより、

直感的に、または反射的なるフィジカルドラマだろうか。

無事に浜まで上がってきて、

「今日も無事だ!」

と真摯(しんし)に感謝して、早朝セッションの幕を閉じる。

今日も5本だけと決めて乗ったのですよ。

ハナぺぺカフェのパイが焼けましたね。

波乗りの後は、甘いものが食べたくなるんです。

でもカット(1ピース)が5ドルと聞いて、

高すぎると思ってしまったのは俺だけではないはず。

サーフィン史上最高の、

賞金総額100万ドルというイベントがニューヨークで開催された。

優勝者には30万ドル。

今朝のラインナップで、

はからずもその話題となった。

30万ドルといったら、

アメリカのどの州でも一軒家が買えてしまうほどの金額。

「サーフィンはいよいよテニス選手権のようになってきたね」

とボビー・マルチネスが皮肉を言って、

今年いっぱいの出場停止になっていた。

ただノアにとってみたら、

30万ドルの価値を知っているだけに

ワンアクションだけで勝ち進んでいくジョシュ・カーはヒーローであったし、

出場している選手たち全員が憧れだったのだろう。

コンテストもいよいよ新しい時代に入ってきた。

でも勝つ人あれば負ける人がいる。

各ヒートで「敗者」を作り出すのもコンテスト。

負けてしまうと、全てが全否定されてしまう。

ボビー・マルチネスはこのイベントに出場しなければ、

いつものようにハッピーマンだったはずだ。

「自分のスポンサーがNYにあったから出たけど、

来なければよかった…」

とボビー発言のように感じた選手も多かったのではないだろうか?

サーフィンは自分のためにするもので、

それはライフスタイルの一環であり、

自分を高める

瞑想する

体力を付ける

強い意識を持つ

幸せになる

そんなはずだったのに、

コンテスト重視やテクニックを崇拝するあまりに

多くの人が何か大事なことをおいてきてしまったのでは?

そんなことを考えていた。

テニスやゴルフでは、

選手権の賞金額がものすごいことになっても、

普段プレイする人たちの気持ちは変わらないのだろうから、

それは言いがかりというものだろうか。

オフィスに来て、

メールを開くとクリスチャン・ワックからで、

「マリブで三位とナリマシタ!」

とあった。

なんのことかと記憶を戻していくと、

それはLAマリブで開催されたジョエル・チューダー招待試合のことで、

名付けて『VANSダクトテープ・インビテーショナル』

“Vans Joel Tudor Duct Tape Invitational In Malibu”

これは、ジョエル・チューダーが長年追いかけてきた

「ロングボーディングの極み」

をジョエルが16人集めて(招待)、やってみようということで、

世界中で開催することになった。

オンザボード誌の辣腕Mさんもマリブで取材活動をしているようで、

後でこの日の話を聞くのが楽しみとなった。

.

この招待試合のルールは、

ロングボーディングのルーツに忠実であること。

すなわち

シングルフィンのみ

ボードは9’2″以上で、

12パウンド(約5.4kg)以上あること。

リーシュプラグ不可(もちろんリーシュも)。

ジャッジ基準は、

スタイル

パワー

優雅、風雅力

そして創造性

さらには競争だけでなく、

選手同士が助け合うこと。

とあって、

佳き時代のグッドサーファーの集まりを再現したかったのだとわかる。

そんな伝統的なロングボーディングとなれば、

われらのクリスちゃんは美しく、

風雅に波に乗っていたのだろう。

ちなみにパーチェスモデルで出場したそうで、

それは9’6″だったかな?

招待選手だけなので、

ここで三位はすごいなあ。

しかもマリブだし。

と順位を気にしながらも、

じつはあまり気にしていない、

いや気にしない自分を見つけた。

コンテストの話はこれでおしまい。

学校が終わる時間となると、

子どもたちをビーチハウスに連れていき、

「45分ね」

とか、

「30分だけだよ」

とクイックセッションを実行させている。

これは、俺が忙しいのがひとつと、

宿題をする時間を作ったり、

あまり疲れさせないためであります。

ただ、金曜日と土曜日はたっぷりとサーフしていいのですよ。

「どこまでも安定しています!」

というユーザーインプレッションが相次いでいるCANVASバターゾーン。

カイラも大好きで、

もうこれかミニノーズライダーしか乗っていないようだ。

裏に住むギャビー(Gabby)。

彼女もクイックセッションの常習者で、

いつも20~45分だけサーフして帰っていく。

まだティーンだと思うが、

このターンにノースハワイキッズの底力を感じてしまう。

良い波に乗ったノア。

またおこずかいでボードをオーダーしていた。

こちらは学食くらいしかお金を遣う場所がないので、

お手伝いとかで貯めたお金は全て自分の道具となっていくようだ。

先日はナイフを買っていたので、使い方を指導してあげないと。

(再びお知らせです)

昨日発売された

BLUE誌

NALU誌です。

BLUE誌の巻頭コラムは、

俺が連載を担当しております。

ソウルフルな雑誌ですから、

何を書くべきか?

といつも悩みます。

今回の題は、

『サーフ・リベラリズムのみなもと』

としました。

波乗りによって、いかに自由を獲得するかを文章としました。

BLUE誌の今号のテーマが

『Back to Simple Life』

なので、それとかぶる内容でうれしいです!

ぜひぜひ!

NALU誌は、

連載二回目のHOW TOニコリン講座です。

今回はゲッティングアウトに焦点を当ててみました。

プッシングスルー

ローリングスルー

そして、ダックダイブを水中写真を用いて説明させていただきました。

こちらもぜひお読みください。

NALU誌内のテッドさんの見開き写真には、

なんとビーターちゃんが!

さすがテッドさん、楽しさをおわかりなのですね!

GO!BEATER!

先日千葉ニコリン寨にDセンパイと、

WANちゃん(旧名グータン)と遊びに来てくれたのがシェーン・ガラース。

この日は、

ドラムスティックをAVISOグラスホッパーに持ち替えてのロックな日。

「ロケンロールだぜベイベ!」

Dセンパイが言ったとか言わなかったとか。

SURFSURFSURFキャップが似合っているなあ。

シェーンのドラミングを心底愛するDセンパイ。

その満足そうな顔といったらありませんね。(笑)

ちょうど水温も温かく、

波も良く、

それはすばらしいセッションとなったようです。

カラテカWANちゃんもにっこり。

これはバズーカですね。

シェーンは俺が認めるニコリンサーファーズのひとり。

こんなすばらしいセクションをソウルフルなスタイルでクルーズ。

千葉の波も喜んでいたことでしょう。

シェーン、WANちゃん、

そしてDセンパイたちの夏は続いているのです。

LFAという日本車。

Dセンパイが

「ミニカーでいいから欲しい」

と祈っているモデルです。

ジミントウに行きたいナバナちゃんと、虹色の波乗り旅。

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/24877

ジミントウについては上のリンクをぜひ!

「ナバナちゃんは女の子のホームラン王です!」

そんなキャッチフレーズを浮かべたら、

1970年代の吉野家のCM

「やったねパパ、明日はホームランだ!」

を突然思い出した。

前回食べた牛鍋丼+豆腐のトッピング。

280+50円。

総額330円という値段に世のデフレを知った。

1970年の吉野家値段を調べてみると、

牛丼並盛が280円だった。

40年間も価格据え置きという企業努力。

でも、輸入牛がそんなに安いのも変だよな。

フェイマスワックス社主宰のジェイミーのリッピング。

彼は何年か前の日本滞在の際に、

江ノ電車内でデジタルカメラを忘れてしまった。

後で鎌倉駅に行くと、

「誰かがカメラを拾得したと届け出ていて、きちんと戻ってきた!」

その体験からか、日本人は全員善良で、

正義&正直というイメージを持っている。

カメラを届け出てくださった人に同じ日本人として感謝しています。

満月が終わろうとしていますね。

明日もしっかりと生きていこう!