雨が降る日は虹が多く出る。
これで何度目の虹だろうか。
今日のノースハワイは雨が多く、
よって空気が澄んでいるため、お隣のニイハウ島がよく見える。
この島はハワイ諸島唯一の私有地です。
1864年に当時の国王だったカメハメハ5世から、
グランドピアノ1台と、
10,000ドル(77万円!)でスコットランド人に島民付きで売却され、
現在に至っているんですよ。
以前、シンラ(新潮社のすばらしい雑誌、2000年休刊)で、
フィリピンだったかな?
無人島を購入されて、生活している日本人の生活が連載されていたが、
77万円ならば、俺も私有島に住んでみたいものだ。
ただ、1860年頃の貨幣価値を調べてみますと、
(長くなるので、途中の計算方法は省略しています)
当時の1円は、現在ですと、およそ3600円の価値となるようなので、
そうして考えてみると、77万円は27億7200万円となることがわかり、
さらには、
一ドル360円として(当時はドルレートがなかったが)計算すると、
129億6千万となることを知ってしばし茫然とした。
俺はというと、
旧いミニノーズライダーの下で忘れ去られていたビーターちゃんを発見し、
本日は深いことは何も考えず、
ニコリンサーフしようとパドルアウトするが、
波の良いセクションに突入するやいなや、
こうして真剣にサーフしてしまった。
ビーターちゃんは325ドル(約26000円)なので、
先ほどの27億円や129億円とは数字の開きがあるが、
片や島の値段で、こちらはサーフボードもどきの価格なので、
何も気にすることはない、と思っている。
それにしてもビーターちゃんのおもしろさというのは、
ゴーカートでぶつかっても平気なバンパーカートを走らせているようで、
それは愉快なのでありました。
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ノースハワイに突然現れたのはツナくん。
「あれー!」
と驚く出現でした。
盟友フレちゃんとニコリンショット。
ツナくんは、
「ソフトサンドリーフでサーフしたいです」
とニイハウ島が見える砂浜まで行き、
季節が始まる前の柔らかい斜面を楽しんでいた。
□
クリスちゃん(クリスチャン・ワック)と話していると、
必ず話題となるのはフラッフィーのこと。
アメリカのネコって、気性が荒いのが多いのだけど、
フラッフィーはやさしく、のんびりで、
なすがままなんです。
なんだか不思議なネコです。
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そして、7月に行ったカリフォルニア、
サンクレメンテに来たときに
「生まれて初めてのロングです」
とおそるおそるパドルアウトしたのはWANちゃん。
「こんなにおもしろいとは、なんでもやってみないとわかりませんね」
と言いながら、
ロングボーディングの殿堂サンオノフレで、
ゆるやかな滑走を楽しんでいました。
波待ちまでものんびりで、
波に乗っても立ち上がらなかったり、
それは幸せで、ごゆるりな時間だった。
小波の日は、
一日海の上でのんびりゆらゆらしているのもいいですね。
カリフォルニアでのヒトコマでした。
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