新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

それぞれのレイルとBWG_サーファーという名の庖丁人_ケリー・ハントの地魚タコス屋_今回刷ったTシャツの裏面タグ_奄美北部豪雨_(3015文字)

こんにちは、

サーフウオッシュしていますか?

こちらの波は小さく、

ビーチハウスにも誰も入っていないサーフデイ。

しかしセットで腰くらいはあり、

日本からやってきた俺にとっては十分すぎるコンディションなので、

いつもの30分間セッションをしてきました。

今日はドッキーのBWG。

https://www.nakisurf.com/brand/doc.html#bwg

これは名作BW(ブッシュワッカー)シリーズのミニガン、

こちらでは極限イナリーズ仕様です。

けれど、

ビーチハウスの最小波で使うところに妙があり、

逆説的なサーフボードのおもしろさが味わえる。

BWGはガンというだけあって、

テイルが絞ってあるからテイクオフは安定しまくっていた。

ターンの際には後ろ足を普段よりも下げることに気を付けていた。

そうすることによって、

細身テイルにパンチ力を出させるのです。

ラウンドピンは、カービングだけではないのです。

いつも同様に崩れてくれるこのビーチハウスのバンク(斜面)は、

ボードテストには最適だ。

そのときに気づいたのがレイルの入り方。

要は斜面への切れ込み方だが、

全てのサーフボードにそれぞれの違いがあって、

その感覚というのを言葉で伝えるのはむずかしいが、

どれも味が違うのだ。

操作は直感的で、

立ち上がったときのボードの挙動から判断しているが、

最初は弱くターンして、

切れ込みすぎないかを確かめてから徐々に強くしていくのが船木流。

体勢を低くすると、

予測できなかった挙動があった際にも対応できるのでオススメです。

↑これはノアのショートボードターン。

COLEのルースキャノンかな。

彼のマジックボードなので、

バランスの良さと、

毎日のように乗り込み、慣れ親しんだレイルなので、

何も気にせずに全開で体重を傾けているのがわかる。

ノアが乗るAVISOミニノーズライダー6’12″。

普段ボードと比べると、倍程度の浮力の開きがあるが、

重厚なるターンを楽しんでいた。

ショートボードと比べると、

慣れていないだけにターンはまだまだ弱いですね。

曲げづらいときは、テイルを踏むことで解消するので、

目安となるデッキパッドを貼って、試してみるといいですよ。

(足裏感覚で後足の立ち位置がわかるのです)

↑これはAVISOのBD3。

これにはもう三年も乗り込んだので、

体の一部となってしまったようだ。

どの位置でもこんな全力フルターンが可能なんです。

高速でそのまま倒れ込むようにGを楽しむ快感。

COLEキャノンボール。

ルースキャノンとBDシリーズの中間デザインというのは誠で、

俺にとってはショートみたいなラディカルさと、

ミニボードのカービングが合わさった切れ込みが好きなのです。

ラウンドハウスカットバックとなると、

長い距離の切り返しなのだが、失速しないし、

佳い中庸(ちゅうよう)さをも持ち合わせているモデルだと実感した。

こちらはカルト人気が沸々としているビーターちゃん。

ゆるキャラだけにゆるいターンがお似合いだが、

こうしてテイルを踏んで「グニ」とやってもよろし。

切れ込みにはほど遠いが、新感覚の曲がりを味わえる。

で、本日のBWGに戻ってきた。

腰波のミニガンは戦闘的ですらあり、

十分にターンのスリルを楽しんだ。

これも楽しきボードのおかげであって、

それぞれの歓びに気づいた。

ご存じのように波乗りでのターンとは、

サーフボードを傾けていくことに他ならない。

この傾角度によっては速度となったり、

または傾けすぎると、

「ディグ(dig=掘る)」という現象が起きて、

サーフボードは減速してしまう。

つまりレイルが絶妙に波に入りこむことが良いターンとなるわけだが、

この感覚は『波を切るナイフ」だという気さえしてきた。

ナイフ、つまり包丁には出刃、

柳刃、刺身、牛刀、中華型とあるが、

これと同じようにサーフボードも多様なデザインがあり、

さらに切り込ませたあとの反発のスパイスには素材がある。

デザイン、素材、波斜面、

それら全てが加味されたものが加速要因となるのですね。

現在の素材は主なものだけでAVISO、EPS、ポリエスター、

エポキシハイブリッドがあり、

それぞれの切れ込ませ方の好みに加え、

それを各シェイパー、

つまりブランドがそれぞれのコンビネーション案を提案しているのだ。

すばらしい時代であります。

これが1950年代であれば、

重い重いログボードしかなかったわけで、

「ボードデザインを選択する」

ということはほとんどかなわなかったのだろう。

カイネヘの父、

ケリー・ハントの副業でもある『モンスタータコス』。

移動式トラック型店舗なので神出鬼没だが、

ホワイトハウスの先に出していることが多く、

その際はピンク/レッド/ブラックの看板を目印にしてください。

これはフィッシュタコス。

9ドルとやや高いが、

フレッシュな釣魚を使用しているので仕方がないのかも。

今日はコシビというマグロの幼魚を使っていた。

『2ヘッドイーグル 2011 Tシャツ 第2刷ブラウン』

がNAKISURF千葉に到着して販売開始されました。

http://shop.nakisurf.com/shop/index.php?main_page=product_info&cPath=3_8&products_id=5327

第一刷のホワイトはもう売り切れてしまったけど、

ブラウンは全サイズ取りそろえてございます。

お早めにどうぞ。

背中裏面のタグはこれです。

“2012 Pure Surf Special Edition”

と、来年を先取りしたスクリーンプリントです。

ブラウン地にピンクインクがこんなにマッチすると思わなかったけど、

同色のコントラストで直感的にひらめいたのがこの色。

だけど、裏面にあるプリントなので見えないのが残念です。

このタグプリントは、今回のシリーズだけのものでして、

その同シリーズとは、

SURFSURFSURF第7刷目(完売です。今回もありがとうございました)

NAKISURFホットウイール・ビンテージT

そしてこの2ヘッドイーグル 2011 T第2刷

のみに刷られているのです。

次回のタグのデザインは2ヘッドーイーグルに、

“2012 Early Edition”とプリントしようと予定しております。

今回もタフなUSA製のアメリカンアパレル社のA2001ボディを使い、

プリンテッドイン・ノースハワイなんですよ。

そしてプリントby俺とカイル。

あ、ノースハワイ=カウアイってそろそろばれちゃいましたね。(笑)

現在沸騰大人気中のカスタムサーフボード超特急製作キャンペーンは、

サーフプリスクリプションズの提供なんです。

今日オーダーすれば、28日後には完成してしまうのです。

ドノバンも「Are you sure?(本当か)」と驚いていました。

詳しくはコチラをご覧ください!

https://www.nakisurf.com/blog/staff/archives/16865

奄美大島の豪雨が気になります。

昨夜もすごく降ったようですね。

おなじみグリーンヒルさんがある龍郷町もニュースになっていました。

けど、グリーンヒルさんは名前の通り高台にあるから大丈夫だろうけど、

美香ちゃんと、勇生さん、そしてエイジくんたちが気になります。

これからメールしてみますね。

「どうかこれ以上降らないでください」

とこちらからもお祈りしております。