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naki's blog

ハワイアンモンクシール_うっすらグリーンフラッシュ_試験勉強に学ぶ広い視点_セイジがはじめてミニノーズライダーに乗った日_カイポ先生に知るダイエット術_奄美に祈る_オーイエイ!のDセンパイ_(3339文字)

海から上がると、アザラシが浜で昼寝していた。

一瞬ジョニーかと思ったのは本当である。(涙)

これはハワイアン・モンクシール。

すでに1,300?1,400頭しか生息していないとされ、

絶滅が危惧されているのです。

でもどうして絶滅してしまうのか?

楽園はアザラシも育めないのかが気になった。

そのまま夕陽時間になったので、

水平線の見えるシェラトン側に行く。

今日もまばゆいばかりの夕陽だった。

沈む瞬間の太陽の縁にささやかなグリーンフラッシュが出ていた。

欲を言えば、

もっとダイナミックでビカリとしたグリーンフラッシュを撮りたいが、

これはなかなかむずかしい。

いつかきっと。

最近、使用機材を聞かれることが多いので、

ここに記載しておきますね。

よかったら参考にしてください。

キヤノンEOS 5D Mark II

CANON EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM

ISO400, F7.1@1/1600, WB/AWB

三脚を使わずに岩にカメラを乗せて撮りました。

こうすることによってハワイの息吹も一緒に撮し込めるのです。

ぶれないコツは、息を止めていることです。

なので、夕陽はまだいいのですが、

連続で撮るような被写体、

例えば花ですと、息切れしてしまうのです。

去年、新しくできたククイウラモールに行ってきた。

観光客をターゲットとしたハイエンドなお店だらけで、

最初は俺もフレちゃんも

「開発反対!」

と敬遠していたのだけど、やはり閑古鳥だというので、

雰囲気も良いし、

地元商店へのサポートも兼ねられるので使うようにしています。

じつは今、試験勉強をしていて、

それはこうしてサーフ後の朝食を食べながらやっています。

今日はブレックファーストピザにBTLパニーニ。

パニーニに付いているピクルスがおいしいのです。

あ、ちなみにBLTは、

ベーコン・レタス・トマトの略です。

「Bを抜いて、LTパニーニをください」

と言えば、ベーコン抜きでも作ってくれます。

その試験勉強は、

フレちゃんが俺に質問するやり方で進めているが、

フレちゃんがすばらしい。

さすが長老なのであります。

俺はいい先生を持ちました。

例えば、

「トーマス・ジェファーソンは何をした人かは知っているよな」

「はい」

「彼について、JFKがホワイトハウスでスピーチした話も知っているか?」

「はい、ノーベル受賞者を招いた席だったと思います。

ジェファーソンがいかに聡明だったかという話ですね。1962年」

「そうだ、じゃ他にも知っているだろ?」

「あれって本当なんですか?」

「本当じゃよ、それは有名な話だからな」

「立派な人だとばかり思っていましたが、歴史だけ読んでいてはだめなんですね」

「物事は、全体的に見なくてはならないんだ、全体的にな」

「そうですよね。全くその通りです」

という案配なのであります。

ホワイトハウスに行くと、

およそ30分に一本だけこんな波が来る。

入りたいのだが、

ひとりこの波を待ち続けるというのもソウル過ぎる、

と、約束通りノアとセイジとで、

ホワイトハウスから東に80mの位置にあるビーチハウスに行きました。

「セイジ、ミニノーズに乗ってみる?」

「結構です。なぜならば、

こういったものは年配の方の乗るものだと認識していますから」

「セイジ、そんなことないよ、乗ってごらんよ、おもしろいよ?!」とノア。

「それでは、それをお貸しいただけますか?」

「もちろんだよ、ぜひ!」

セイジは生まれて初めて、

浮力あるボードでサーフすることとなりました。

ビーチハウス岬の先端。

ここから出るのは容易ではないが、

セイジはノアに対してのプライドがあるのか、

難ルートを選択した図。

無事に沖に出て一本目。

ワーウ!

WOW!!

上手に乗りました。

この笑顔が見たくて、

俺は子どもたちとサーフしているのかもしれません。

そのまま乗り継いできて、このハッピースタンス。

一生忘れないハッピータイム。

さて、

波乗道を究めたいノアは熱心にターンの練習をしていた。

この位置でこれだけ切り返せたらもうバッチリです。

自身を加速させながら、

迫ってくる波に向かっていく興奮がここに。

すっかりミニノーズが気に入ったセイジは、

バレルを狙ったりしていて、

はじめて乗ったとは思えないほどの動きだった。

波乗り歴もたったの2年なんですよ。

最後の波は、

もうマンライそのものだった。

人はうれしくなると手を挙げるというが、

まさにそんなポーズでストールアウトしていた。

うれしい、俺もやたらうれしい。

さらにはこんな乗り方も披露してくれました。

セイジは一見すると、

野生児に見えるが、

話言葉からもわかるようにとても聡明で理知に富んでいるのです。

その彼の滑走スタイルのバリエーションも豊かです。

やはりミニノーズライダーは安定しているので、

どんなポーズでも乗れるんですね。

これはノアのトップターンではなく、

上手くいったときに見せる笑顔に注目してほしい。

やはり身体を使うスポーツならではの表情がここにある。

友人ふたりだけのセッションはニコリンと終了しました。

他のサーファーたちは、

北うねりを求めて、北か西側でサーフしているようです。

お!

ドロドロドロー(ドラムロール)

なんとビーチハウスにカイポ・ジャキアス先生が登場しました。

カイポ先生について詳しくは、

ーー5000字越えで少し長いですがーーこのブログをご覧ください。

[新次元突入体現記]感謝感謝カイポ先生!!_(5122文字)

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/12307

「カイポ、こっち側に来るのはめずらしいね」

「どこも混んでいるから、ここなら空いていると思ってさ」

さすがカイポです。

逆真流を知って、ここに実践していた。

さらに恰幅の良くなった体型のカイポがビーチハウスで、

ノアとセイジに無言のサーフ授業を開いてくれた。

それにしてもすばらしいターン。

体重が倍になっても(当社調べ)、

昔と全く変わらないターン。

「波乗りのためにダイエットはしなくても大丈夫」

ということも暗に伝えてくれましたね。

ミニノーズライダーでクラシカルに乗る。

俺は古典的なる滑走が大好きで、

このまま何もしないで滑っていくと、

頭の中が真っ白となって、それは瞑想みたいです。

先週行ったメキシコ出張の際のニック。

AVISO王子だけあって、

最新作でベストセラーのグラスホッパーのテストだと言っていたが、

実際には発売後の商品だし、

それは詭弁であって、ただの休暇だったような気がします。(笑)

https://www.nakisurf.com/brand/aviso-model.html#grasshopper

こんなターンも繰り出していて、

それは291(ニクイ)と感じた。

それはおいしい魚介メキシカン料理も味わったそうで、

波も良さそうだし、

空港からのアクセスも車で二時間以内という。

いつかここに行ってみたい。

ここで奄美ネタを出すと、

スモールビーチの美香ちゃんが反応してメールを送ってくれる。

台風が過ぎ、

波が小さくなってしまった奄美大島。

こんな日も含めて大好きです。

昨夜、

島の北側に集中豪雨が起きたのだそうで、

土砂崩れが気になりますが、みなさん大丈夫ですか?

ご無事をお祈りします。

波の小さい日は軽くサーフしてから、

好きな景色を求めて島巡りしたりするのです。

でも俺の一番好きな景色はこれ。

台風ムイファーのアローバーズ。

フィジーのヴィナカバレルと間違えるほどの掘れ方です。

距離はヴィナカの3倍は乗れるから、

軽く世界でもトップレベルの波だろう。

そしてこれは世界ナンバーワンレベルのDセンパイ。

昨日はWANちゃんと武道館に行ってきたのだそうで、

「B’zすげえ!やっぱり半端じゃないね!

最高最高!いい冥土の土産になったよ。

あ、これは俺の遺影にするからね。オーイエー!ってさ」

センパイ、さすがです。

SURFSURFSURFの日々を続けていきましょう。

海に行かなくてもサーフできますからね。

「空想サーフィング」などぜひ!

それではみなさん、

すてきな週としてくださいね。


今日もお越しくださいましてありがとうございました。