日本は桜満開なんですね。

こちらはイースター（復活祭）の週末でした。

イースターバニーもたくさん見ましたし、

なんといってもイエス・キリストが死んで、

三日目に復活したという日だそうで、

やはりサンクレメンテでも復活してエルカミノ通りを歩いていた。

オーマイガー！

そら高く鳥は飛び、

マイコー改め、ミゲール、

さらにはマルコと改名続きのマイク。

彼のマジックボードとなったサムナゲットを持ってご満悦。

こちらは満を持して発売となったレッキンボール。

https://www.nakisurf.com/blog/showroom/archives/35186

ミニボードで厳しいところを滑るのが楽しい。

いささか逆説めいているが、

事実そうなのです。

バードペイント。

これはフォローティングデバイスだが、

次のペイントを何にしようか思案中。

こちらでは、

こんな美しいビンテージトラックが、

左官屋の実用車として使われている事実。

消費大国のアメリカだけど、

こと車に関しては旧いのが多いです。

南うねりがある日にラグーナビーチに行き、

MTストリートをチェックしてみた。

すばらしいレフトがブレイクしていたが、

折からの西風にフェイスがばたついていた。

スケートボードブームらしく、

ストリートではパワースライドの嵐。

しかもみんな上手なので驚いた。

ノアがいたら大喜びしただろうね。

ジョニー・マンソンが愛車『小ベン（ツ）」で登場。

Dセンパイなら必ず

「これ291（ニクイ）ぜ」

とうらやむオートモービル。

「ラグーナに新しくできたというスケートボード屋がやり手で、

近所の子どもたちがスケートボードに夢中さ」

とジョニーから聞いたので、そこに行くと、

なんとその店主（親父）はEGだった。

「NAKIさん?、スバラシイときに現れました！

開店記念にパーティをするので来てくださいね」

とオープン前の店内。

ここに額装されているジョージ・サラスの作品がすばらしく、

スケートボードのアート世界にしばし茫然としてしまった。

お名前を失念したが、

このあたりではイチバンのスケーターくん。

オープン記念にみんなで記念撮影。

帰ろうとすると、

写真家ジョージ・サラスが登場。

じつは彼、

俺の写真師匠なんです。

昔昔に、

「プロビア100を入れて、

シックスフォーティ、ファイブシックス」

というアドバイスをいただいて、

日中はいつもその1/640、F5.6で撮っていたのは今は昔。

先週登場したJP、

http://blog.nakisurf.com/naki/archives/31899

彼とジョージ・サラスは共にアート・ブルーワーの弟子をしていた関係で、

俺も巨匠アートの仕事を目の当たりにして、

孫弟子としてファミリーになっていたのです。

ジョージ作のラスティ・ロングの暖色クルーズ。

この作品のすばらしさに感化されて、

スケートボードが欲しくなった。

カリフォルニアで大人気のオルカイサンダルもありました。

すぐに手に入らなくなるモデルもあるそうで、

夏になる前に買うのが通なんだというのは前出のジョニー。

パーティに行けたら行くよ、

とラグーナを後にし、南に戻っていく。

□

PCHがエルカミノリアルとなり、

ライダーズクラブを過ぎて左折するとコールのアジト。

いつものように入っていくと、

フェラーリレッドの美しボードを発見した。

黄色のラミネートもいいですね。

これがコールのシェイプボードストック部屋。

最近ピンテイルが増えているのは、

大きなラインが主流になってきているからだろうか？

コール自身のレッキンボール。

俺が乗ったらタチアガリ（SUP）ができるに違いない。

奥まで行くと、

コールがいました。

赤のTシャツを着ていて、

冒頭のボードカラーが伏線になっていたとは、

俺も知らなかった。

□

サンクレメンテに陽が沈み、

そらに黄昏が訪れてきた。

街を見降ろしながら、

さっきまでいたコールのアジトやら、

イエスさまが歩いていた場所、

ラグーナビーチまでの道をたどっていくと、

いかに小さなところで一生懸命に生きていた自分がいたことを知る。

“Don’t Worry, Be Happy”

明日も晴れる。

きっと晴れる。

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