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ユナイテッド50クラブハウス_1930年ボックス VS 2012年ポリエスターボックス_(1650文字)

Buddy Hollywood Bent ride.

ベント師匠の愛犬バディのライディング。

今日のユナイテッド50。

ユナイテッド50は、

クラブハウスが週一回しか開かないので、

このオープンサインは、

近所のファッションマニアが集まる日の合図。

師匠とホットロッド4号だが、

彼に対してRAW現像をすると、

たいていこうしてレトロ系の発色となるのだが、

実際にはビビッドな色の方が派手な師匠ぽい。

ホットロッド2、3号。

それぞれのホットロッドにはテーマがあるので、

そんなことを今度詳しく書きますね。

師匠家のTV。

一体何年式なのだろうか?

ここに「ララミー牧場」が流れるのだろうか?

名犬ラッシー

奥さまは魔女

愉快なブレディー一家

そんな旧い番組を思い出していた。

TVドラマから見える当時のアメリカは、

豊かな生活だったが、今思うと、

あのように豊かだったのだろうと再確認している。

大国の利点でしょうか。

さて、こちらサンオノフレーのフォードア前では、

ブラ師匠が9フィート台のボックス・テストに余念がなかった。

師匠はあの木製で乗れるのですから、

ポリエスター製なら思いのままです。

俺も6’5″のボックスで合流する。

師匠と弟子が同じ波に乗ることはプライスレス。

ボックスのゆったりフィーリング。

時代と逆行するようなライディングで、

レイルを傾けながらタイムスリップしていく俺がいた。

俺もブラ師匠も大マンライ大会。

ボックス乗りにはボックス乗りの会話があり、

それをシェアできる自分がうれしい。

詳しく見たい方に弊社スタジオで撮影した詳細写真があるので、

ここに掲載しておきます。

こんなピンテイルは見たことがない。

1926年にトム・ブレークが中空の木製ボードを製作してから、

1930年代の主流はこのボックス。

別名クークボックスと名付けられているが、

これはジョエル(・チューダー)のブランド名と同じで、

ここでは混同を防ぐために「ボックス」という表記にしている

1920年代、

90年前のサーフボードはDUKEモデルが主流で、

45kg?75kgはあったという。

ハワイアンOloボードにしてみたら100kgもあったというのだから、

移動するだけで一仕事だったと察する。

それをトム・ブレークのアイディアで、

骨組みを持った中空製は20kg?35kgまで引き下げたというのだから、

革命に近い出来事だったと思える。

サンタモニカのスイミングクラブでライフガードをしていたトム・ブレークは、

菜食主義だっというし、

現在の健康ムーブメントの祖父だったのだろう。

ノーズもブライアン・ベント師匠の持つ1930年製のオリジナルを完全再現している。

この2012年のポリエスター製はたった5.4kg。

素材の進化はすごい。

テイルにはリーシュロープが付けられているが、

当時にはそんな概念がないが、

まあ、これは現代との融合と、

混雑内でサーフするかもしれないという設定なのでお許しいただきたい。

ブラ師匠オリジナルのキャプテンフィンを付けてみました。

お値段も何も決まっていませんが、

お問い合わせは、

shop@nakisurf.comまで。

新しい、いや80年前の古い乗り味を堪能できます。

来週にも千葉ショールームに送っておきますね。

こんな平行スタンスで波に乗ってください。

ブラ師匠のラインナップに加えていただいた6’5″

このサイズだと小さくてニーパドルはできないけど、

取り回しはピカイチです。

昨日は復活祭(イースター)だったとは書きました。

イースターの象徴はバニー。

ということでウサギを見つけ、

望遠レンズで撮ってみました。

ジャンプ移動していて、

ウサギのジャンプというのは美しいということを知った。

サンクレメンテの陽が沈んできました。

今日も来てくださってありがとうございました。

春になって、

ダックダイブ(ドルフィンスルー)の質問が増えているので、

明日は「渦浮力ボードでの秘密のやり方」

を書きますね。

思っているより簡単なんですよ。

それではまた明日!


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