コールが俺用のミッドレングスを作ってくれるというので、
週末は彼のシェイプルームに入っていた。
サイズやデザインなど何も決まっていないのだが、
ポイントは、見た目が1970年代ということと、
その中に2012年の最新鋭のコンケイブやレイルを忍ばせること、
という内容にしてみた。
ノーズ側の肉を落としていくコール。
今回は最初からハンドシェイプなので、
コールは直感的に体積を削いでいるだけなのだが、
年季と長い経験がものをいうのか、
それは簡単にサーフボードの形となっていくのが不思議だった。
ボトムを少しいじっていく。
「本当はこういうのもマシンで落とした方がバランスがいいんだけど、
まあ、ハンドシェイプは趣味みたいなもので、
たまにやっていると調子がいいんだよ。
昔を思い出しながらとか、
新しいラインを自分の削った溝から発見できるから気に入っているんだ」
そんなことを話しながら進んでいった。
ガリガリ
ザーザッ
ゴリゴリ
このあたりで終了でしょうか。
なんせ、何も決まってませんから。
これからまた話し合おう、
としたところで、ドアがノックされた。
お!
コール店頭に出ているレトロ風シングルフィンを見たレパードが、
「自分用のをどうしても欲しい!」
と入ってきて、およそ1分のディスカッション後、
5’10″をオーダーしていった。
レパードは、
COLEシェイプルームにこのようにスルリと入ってこられるほどのサーファーで、
それはコールもディノ・アンディーノも認めるところであります。
ロボの幼なじみ。
サンクレメンテのグレイトサーファーの系譜。
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Seea(シーア)のNAKISURFコラボ・ラッシュガードが完成しました。
これは往年のトム・カレンのウエットスーツにインスパイアされて、
特注オーダーしたオリジナルカラーなんです。
俺(168cm, 58kg)は、Mサイズでジャストフィットでした。
Seea(シーア)の上品な、
そしてすばらしいラッシュガードをぜひ。
あえてロゴを入れないですっきりと製作しました。
SeeaxNAKISURF
詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.nakisurfshop.com/SHOP/7105.html
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さて、友人のG羅氏が奄美に向かったというので、
奄美の波予想を見たら、
こんなことになっていて驚いた。
最大で66フィート。
メートルだと、20m越えサイズ。
これじゃ20mの高飛び込みだぁ。
「台風4号恐るべし」
と奄美王子の緑くんに電話をすると、
「まだそこまで上がってませんが、
グリーンヒル前の波も最高よー」
と言っていた。
いまのところG羅氏も楽しんでいるようで、
奄美マニアの俺としてはうれしくなった。
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さて、
先日お伝えした『SURFER GiRLS』が発売となりました!
KATの表紙がまぶしい号です。
彼女が持つバターゾーンも輝いている。
“Japan Island Trip”
と銘打った特集記事には、
NAKISURFオリジナルアパレル
『SURFSURFSURF T』や、
AVISOミニノーズライダー、
KATの魅力と共に登場していました。
CANVASバターゾーンもありますね!
そして、編集ページには『CA Style』という
カリフォルニアファッションを紹介する項があり、
そこにはSeea(シーア)がここでも見開きで特集されていた。
Seeaの人気は、
世界中での反応のようで、
NAKISURFで扱っている幸せを感じている。
実際に女性のお客さまが増えました。
ありがとうございます!
ここにはブライアン・ベントの長女エスターが、
ビーターを持っていたりと、
ページ狭しと大活躍していた。
さらに第二特集があり、
そこにもKATの美しい歌声が聴こえてきそうな写真があった。
付録DVDの表紙にもKAT&バターゾーン!
かわいいです。
ホント。
ということでサンオノフレに行くと、
大混雑で夏の様相になっていた。
一本の波に平均5人はテイクオフしていくのだが、
必ずどこかで接触事故があり、
それでも誰も怪我をしていないのが不思議だった。
ある意味無法地帯なのだが、
誰も怒っていなく破顔破顔の景色だった。
まあ、夏なのでよしとしようと、パラソル群を撮ると、
リユニオンスーツを着た少年が写っていた。
そうです。
ここサンオノフレで一番人気のスーツがReunionなんです。
こちらはサンオノフリー(CANVAS)と、
ODYSEA(キャッチサーフ)の二本立てでした。
それではすばらしい週に!
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