こんにちは、
ひさしぶりの暑さに真夏のけだるさを感じ、
すこしぼやけていた気持ちに芯を入れ、
「丹田」とか、
「コアトレーニング」
という言葉を自分に課して続けてみることにしました。
健康法は数あれど、
一番はやはり食べものでしょうか。
空腹健康法というのを聞き、
なるべく空腹に、
腹7分目で、というのを実行しています。
後は、
炭水化物を夜に摂らない、
飲み過ぎない、粗食にする、
そんなことでしょうか。
「シンプルに生きる」
そんなことを思い出しました。
ノアの友だちのセイジは、
学校がお休みだったからと一日中サーフしていた。
毎週末は、暗くなってから家に帰り、
ご飯を食べて即寝しているのだそうで、
彼の同級生たちが携帯ゲームに夢中になっているのとは、
まったく違う人生でしょうね。
こうしている子は、ピカリとした笑顔で、
肉体も精神も健康的であるということを感じた。
それにしてもセイジは上手になりました。
ちょっと前はきちんとしたターンができなかったのに、
もうスラッシュしていた。
Dセンパイが見たらさぞかし29(ニク)むことであろう。
やはり、打ち込み方が違うと、
返ってくるもの(この場合は波乗り技術)も大きいようです。
そのあいだ、セイジ以外の子どもたちは、
ずっと海の中に潜っていた。
魚が大好きなノアは、
このあたりの海中の地形や、
魚の分布や潮の流れをすべて把握していた。
この岩の下にはタコと、
たまに大きく美しいUHU(パロットフィッシュ)
がいるのだそうで、
探索を兼ねて長い間潜っていた。
潮が下がり、波が入ってくると、
細かい気泡で海中が見えづらくなるのだそうで、
そうすると、波乗りタイムとなるようだ。
彼たちにとって、
このビーチハウス周辺の海は、
ドラえもんで言うところの土管が置いてある空き地みたいなもので、
潜って魚を見たり、突いたり、釣ったり、
波に乗ったりできる多目的遊技場のようだ。
日本だったら海で遊ぶのは、
「危険だからいけません」
となりそうなものだが、
子どもたちは危険な流れがある場所、
もし流されたらどうすればいいのか、
「波の下でも慌てないで、落ち着いてやりすごす」
ということを全身で知っているようだ。
話を聞いていると、
どの大人よりも詳しく、
それは、
「あの岩を越えたら沖に流される」
ということだったり、
「風に向けてボードを蹴ったらだめ」
といった細かなことを友だちに伝えて、
自分たちで危険を回避しているようだ。
そこで、
「あの岩を越えて流されたらどうするの?」
と質問してみると、
「そうしたら沖まで行って、
あのホテルの向こう側の湾から帰ってくれば平気」
ということまで知っていた。
海って危険だけど、
逆に知ることで危険は減るということを彼たちから教えられた。
海の流れに歯向かえないことも知っているからこそ、
ある程度の波のサイズが出たら入ってこないゆとりもある。
ホワイトハウスに誘っても誰も来ないのは、
逆に言うと、彼らが海を知っているからに他ならない。
あそこは子どもには危険なほど強烈な流れがあるので、
それがわかるのですね。
雨が降ってきたが、
陸にいてもすることがないからとサーフするノア。
誰が教えたわけでもなく、
ビデオすら見ていないのにターンが本格派なことに感銘を受ける。
普通にサーフしていると、
こうしたソリッドなターンになるのですね。
トム・カレンみたいでうれしき哉。
俺もずっと泳いで疲れたから終了。
そういえばハワイアン・モンクシール。
昨日も違うバージョンのをここに載せたけど、
この子は俺が砂浜に到着すると、
なんと一緒に上陸してきたのです。
だから記念撮影をパシャリ。
着替えてから戻ると、
まだいて、すっかり寝ていた。
その証拠に乾いちゃっている。
フラッフィーみたいなモンクシールですね。
みー。
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