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サーフボードの詳しい話_TVとユナイテッドフィフティ_アイフォンハイブじゃけん_(2578文字)

さてさて、金曜日がやってきました。

週末の予定は立てられましたか?

台風からの東うねりが届いているようですね。

こちらはあいかわらずの夏日で、

今日は少し風が強いかな、という日です。

仕事柄サーフボードの質問をされることが多いのですが、

「大事なのはトータルバランス」ということ。

長さと比例してボード体積があり、

そこからレイルのフォルム、

そしてセンター(ストリンガー)の厚み、

全体的な肉厚、

ロッカー、テイルキック、エントリーエリアの幅、

コンケイブ、フィンの位置、

テイルブロックの幅があるので、

いくらカスタムオーダーといえどもこれらを全て指定するのは不可能だろう。

そこで「モデル」というあらかじめシェイパーが出してきたレシピがあって、

その中で自分に合うように調理していくのがカスタムオーダー。

またはそのモデルをシェイパーの好みのサイズと、

フォルムで仕上げられたのがストックボード。

これらにフィンが装着されてサーフボードの完成です。

大事なのは、

「自分の適正モデルを知ること」でしょうか。

よく前足荷重型のサーファーにとっては、

ワイド系ボードが良く、

後ろ足加重する人は細いボード、

とカテゴライズしてお伝えしてきましたが、

最近はワイド系ボード、

つまり少し前のミニボードが主流になりつつあるので、

これも当てはまらなくなってきてしまったようだ。

今から25年前も前にさかのぼるが、

湘南に伝説的なサーファーがいて、その方の名を勝又さんという。

ミニボードの話になるたびに、

彼が短いボードを好んで乗っていたこと思い出す。

当時の俺は、185cm(6’1″)から178cm(5’10″)

というマジックサイズを見つけたばかりで、

当時の潮流としてはとても短い部類に入っていた。

だが、勝又さんは、

5’6″程度という当時では信じられないサイズのボードで、

それはラディカルにサーフしていた。

今思うと、先見の明があったのだろう。

先日の静波でひさしぶりに彼にお会いしたときも、

最新鋭のミニボードをご自身でシェイプされていて、

そんなクリエイティブなことにも驚かされました。

「短いボードは乗ったことがないので怖いです」

とは良く聞くフレーズだが、

怖い=スリルで、

俺たちはそれに魅せられてサーフィングをしていることを忘れてはならない。

サーフィングは地面と違って、

ワイプアウトしても相手は水なので怪我をしづらい。

転んでこそ得る感覚というものもあるので、

どんどん挑戦してほしいと思っている。

それと、ちょっとした確認テストがあるので、

ご自身のサーフボードをもっと軽く、

速い乗り味にされたい方は、

次回のサーフセッション時に試してみてください。

まずはみなさんの立っている状態を確認していただきたい。

ステップバックというのですが、

強いターンをする際に後ろ足をサイドフィンより後方に踏めない人は、

リアフィンを小さく、

または取っ払ってしまうとターンが速く、クイックになります。

これは例えばトライフィンだったらサイドのみの2枚、

クアッドでも2枚ということです。

一度これでサーフしてみて調子が良ければ、

バックフィンを小さくすればいいわけだし、

フィンが抜けすぎるのでしたら、大きくすればいいとわかります。

まあ、サーフボードの話は尽きないので、

また詳しく書いていきます。

上の写真は大きなラウンドハウスカットバックを求めて、

速度をつけたまま、

フックから遠くの緩斜面まで行き、

そこからレイルを入れているところ。

これは大波の日のボトムターンと通じるものがあって、

ポイントは少しずつレイルをかたむけていくこと。

でないと、緩斜面でレイルを立ててしまうと、

必ず失速してしまいます。

柔らかく入って、

波のパワーゾーン(フック)に近づいたら

膝をねじりこむように加重してみてください。

大きなラインでサーフできるようになると、

重力の移動を長く楽しめます。

波からのパワーをより感じるサーフィングというのもあります。

ボードの性能が試されるのもこの緩斜面ですね。

https://www.nakisurf.com/blog/showroom/archives/45692

さて、先日のTV放送ですが、

「加山雄三さん番組で、

AVISO BD3ゴールドレーベルが取り上げられた」

とあったのですが、これはその撮影風景。

真夏日のことでした。

弊社スタジオでBD3の詳細映像を撮られていたTVクルー。

こうして番組ができていくのですね。

日本で最初にサーフィンに魅せられた加山さんが、

最新鋭AVISOボードをご覧になったときのお顔が今でも忘れられません。

永遠の若大将ですからね。

ブライアン・ベント師匠のユナイテッドフィフティ。

最近はカスタムシャツの製作に力を入れていて、

日産一枚程度作っている。

これからのアメリカンブランドだが、

いままでどこも出せなかったテイストがここにはある。

ブライアンはちょうど俺たちがNYに行っていたときに

『ミルク&カップケーキ』

というクラシックなパーティをしていたとクリスちゃんから聞いた。

Photo by Christian Wach

これがそのままムーブメントとなっていくのだろう。

いくつかのTシャツをウエブで販売しはじめました。

http://store.u50.com/

日本へも発送できるはずなので、どうぞチェックしてみてください。

街角にはフルーツの屋台があった。

フルーツだけでいただいたり、

ジューサーでスムージーにして販売していた。

屋台もより健康的になってきましたね。

そういえば日本でもパイナップルを凍らせた

『アイスパイン』というのがありました。

こちらはマーケットの石鹸コーナー。

こうして様々な石鹸を切り分けて量り売りしていた。

これだけの種類があるのですね。

知らなかった。

iPhone5のニュースがメディアを賑わせていますね。

iPhone 5 は、

発売日から3日間で計500万台以上を販売したということですが、

そんなに待ち望まれていた端末なんですね。

調べてみると、

思わず笑ってしまう動画を発見したのでここにおいておきます。

「”永六輔チップ”が入っていて、

いっちゃん薄くて、いっちゃん軽いiPhoneじゃ」

http://youtu.be/MTchMn7MhS0

すばらしい週末になりますように!


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