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一瞬を生きるサーフィング_(1073文字)

こんにちは、

今日はミーティングが多い日で、

最後のものが今終わった。

サーフィングというものを表現しようとすると、

ありとあらゆる手段を使わなくてはならない。

一番いいのは、

背後霊のように背中に乗っていてもらうことだが、

それは不可能なので、

文章だったり、写真、

または映像で説明していくこととなる。

下の写真は岸側から撮ったものだが、

これを波側、つまり横から見ると全く違う表現となる。

上から?

または水底から?

そんなことも考えながらサーフィングの魅力について考え、

意見を述べなくてはならない日だった。

波乗りの楽しさとは、

1)沖に出ること

つまり世間から離れる自己を感じられる。

2)自由である

人に迷惑をかけなければスピード違反も転回禁止もなにもない

3)健康にいい

海から湧き出た酸素を胸一杯にしながらする全身運動

4)瞬間の判断

一瞬、一瞬を感じられるのは、日常生活ではあまりない

とまあ、

この調子で200も300も書いていってしまいそうだが、

ここでコピーが生まれた。

『一瞬を生きる』

これこそがサーフィングの魅力に迫ったコピーだと感じ、

にんまりとしながら湯を沸かしてお茶を飲んだ。

5)勝敗がない

こんなこともサーフィングのすてきなところだろう。

実際にはコンテストはあるが、

あれは歌のチャンピオンを決めているようなもので、

ピンクフロイドVSクイーン対KISS

とやっても誰が一位かは、

各々のこころにあるようなものだ。

さて、ブログに入ろう。

上の写真は、

Dセンパイの無名岬外れのライトだが、

この画像をメールしたらセンパイが

「手がグーだが、ヨロCので、ブログで使ってくれぃ」

とキョーハクされたので、ここに使います。

こちらはツナくん。

長く、すばらしいターンです。

左の背中側に体を傾けて、

遠心力を下半身に強く感じながら加速していく愉楽。

みんなこうして一瞬を増やして、

そんなことを楽しんでいるのですね。

ミニボードの良さは膝波のときもそうだが、

サイズが上がったときに発揮する。

ミニボードをフルスロットルにして

コーナー(ボトム)に飛び込んでいく俺がいて、

そこでスライドしようが、スピンアウト、

はたまたハイサイド(逆エッジ)してもかまわないのがサーフィングの醍醐味。

ワイプアウトする瞬間に見えるものもあります。

逆に言うと、

ワイプアウトを覚悟すると、

なかなかそうならないのも不思議なこと。

さあ、ワイプアウトしに海に行きましょうか。

そういえば、

「ワイプアウトが上達の近道」

って、トム・カレンも言ってたな。

すばらしい週末になりますように!