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naki's blog

自由な街、自由な波乗り_明日はきっと!?_(1210文字)

こんにちは、

あいかわらず接続不良が続いています。

つながったり切れたり、

そんなインターネット初期時代風のコネクションです。

格闘家のワンちゃんが熱望していた

ルチャ・リブレ(自由なタタカイ)のマスク。

グリーンと黄色のがカッコイイ。

さて、サーフ。

波情報にはフラットとあるのだが、

波はなぜかある。

とすると、波情報がいいかげんなのですね。

シークレットレフトに行き、

こんな急流ビーチブレイクでサーフしてきた。

じつはここ、

メインブレイクの横にあるチャンネルに沿って崩れる波。

誰もやっていなかったが、

誰もいないのでパドルアウトすると、

その強い流れに驚いた。

ほぼ何もしないでもピークというかアウトサイドに出られる。

でも乗らないでいると、

あっという間にはるか沖に流される。

海水浴の人が溺れてしまう危険な引き波である。

だが、この急流にうねりが当たると、

掘れ上がる壁となる。

そんなテイクオフを楽しみ、

インサイドではメインブレイクのショアブレイクと重なるので、

その斜面を共有できた。

この狭いバンドのパワーゾーン波と、

最小回転半径を持つカーブボールのマッチングがよく、

ここでバリバリとターンをかけまくる。

重力があちらに行き、

こちらに向き、

波乗りのおもしろさを再確認。

メインブレイクを見ると、

子どもたちがリッピングを繰り返していた。

ここでサーフする半数が子どもたちだった。

サーフィングの未来は、

ここメキシコでは明るいといえよう。

イスラエルによると、

メキシコ代表選手の8割は、

ここサユリータから輩出されているほどのハイレベル。

流れブレイクで一緒にサーフしたジョニー。

カーブボールが気になるようで、

俺が上がってくると

「見せてクレポルファボル」とやってきて、

長い間ボード詳細をチェックしていた。

ただ自分のサーフについて言及したいそうで、

「ワタシの波乗りイツモもっと上手ダゾ」

「はいはい」(俺)

「今日のボードは少し細すぎたな」

「はいはい」

「イツモ、エアリアル2メーター飛び上がる。

今日は調子悪い日だ。でも

このボードがあれば5メーター飛べるデショウ」

「はいはい」

「波が大きくなると、ワタシは誰にも引けをとりマセン。

根性なら間違いなくメキシコ一番デス」

「はいはい」

という一方的な会話がこの後にあったことをここに。

波乗りをたくさんしたので、

前時代的な考えだが、

お肉を食べようと、豚肉セットを注文した。

やけに豪華で、

肉の上に乗ったネギ焼き、

ポテト焼き、キャベツ焼きと、

まるで炉ばた焼きスペシャルのような風情の800円。

安いが、この値段は超高級料理。

パン屋の今日。

キャッチサーフのディーラーを発見。

ただ、店内には商品が1本もなかった。

ジョエルに報告してあげよう。

「マニャナ・ムーチョ」

「明日はもっと接続がいい」

と宿のマネジャーが言うので、

それに期待を持ってそろそろ休みます。

アスタ・マニャナ(また明日!)