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こんにちは、
夏香るサユリータです。
4本ボードを持ってきた3本目は、
CANVASポンパドール・ラウンド。
クアッドフィンの名作にツインスタビを付けて乗ってみた。
急流レフトもこの通り。
でもクアッドの方が速そうなので、
後でフライングタートルからフィンを付け替えてみよう。
泡へのバウンスもハナマル。
水温が26度となって、
トランクスでサーフできるようになった。
26度は南房総の真夏と同様の水温であるという。
お湯みたいに暖かです。
こちらは観光地ということもあって、
ありとあらゆるビジネスがある。
これは自分で焼いたパンを売る人。
バランスよく頭に載せていました。
太鼓とラッパの二人親子楽団。
楽曲終了後は、
青い帽子の弟が周りを回って、
チップを集めていた。
学校帰りの子。
何かを売り終わった後なのでしょうか。
サンダルのユルイ歩き方と、
平均気温の高さは比例しているように思える。
お母さん手作りの工芸品。
子どもたちが自作したフェルトぬいぐるみの数々。
300円から1000円。
ちょうどライオンを作っていました。
みんな真剣。
移動パン屋さん。
ココナッツ売り。
そんなビジネスを見ながら帰ってくると、
エビを売るトラックがやってきた。
「♪♪♪♪♪?一億人の?メキシコの
カマロン(エビ)ファンのみなさまこんにちは?♪
今日もサユリタ沖で我がチャカルタ船は、
エビ軍核弾頭、そしてその一派を網で捕らえてきました。
全匹が?、この足下の?、
クーラーボックスで?、
地獄のタップダンスを刻んでいる?
こいつらを焼きたいのは誰だ??
茹でてタコスに挟みたい奴はいるか??
こいつらは延髄切りを待っている??!
どうか引導を渡してやってくれ?
今、その手の上にエビを跳ばせたい奴は、
ボンバイエ!と手を挙げてくれ?!」
そんなことを言っているような大音量の口上が街を駆け抜けていった。
メキシコ恐るべし。
(前回来たときにプロレス調理品を書いたのがこちら↓)
http://blog.nakisurf.com/naki/archives/20159
こうして運転手と、
売り子2名のチームは、
笑顔で一日中街を回ってエビを売っていた。
ガソリン代と人件費を考えると、
そんなに儲からないのだろうが、
こうして一日荷台に立ち乗りして、
デコボコ道を走っていたのがすごい。
今日は何匹売れたのだろうか?
なにもかもがたくましい近所の新興国メキシコ。
俺にとっては昭和40年代のお祭りを思い出させてくれて、
きっと大正生まれの亡き父がこれを見たら
敗戦後の日本を連想するのだろうか?
けれど、ここは愛があふれる街です。
キャッチコピーを得た。
「エビと波、あります」
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